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posted:2018.3.27 from:京都府東山区 genre:アート・デザイン・建築
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2018年4月30日(月)まで、京都・八坂神社近くの
〈フォーエバー現代美術館 祇園・京都〉にて
『都をどり特別展 祇園・花の宴 草間彌生・花の間』展が開催されています。
同館の建物は「都をどり」の会場として知られる
祇園甲部歌舞練場内〈八坂倶楽部〉。
大正2年に建てられた築104年の有形文化財です。
フォーエバー現代美術館は、草間彌生さんのコレクションで知られる美術館。
これまで秋田にあったそうですが、昨年より期間限定で八坂倶楽部を借り、
現代美術館としてオープンすることになったのだとか。
というわけで門をくぐると、そこにはあの巨大なかぼちゃが……!
早くも地元の方や草間ファンの間で話題になっているようです。
本展は「祇園町の花」と親しまれている芸妓さん・舞妓さんと
コラボレーションというかたちをとり、
草間彌生さんの花をモチーフにした作品(47点)や、
貴重な初期作品、代表作品を含む全80点を展示します。
館内の展示室は全室畳敷きとなっており、
畳に座って作品と対峙できるよう、少し低めに展示されているそう。
伝統的な空間のなかでゆっくり作品と向き合えます。
また、館内のカフェでは水玉模様の「草間彌生ロールケーキ」や、
舞妓はん弁当など、新鮮なフルーツや野菜をたっぷり使用したメニューも楽します。
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また、フォーエバー現代美術館 祇園・京都は
散策が楽しめる日本庭園も素敵なんです。
4月30日までは、お庭を眺めながら京名物〈百味会〉の特製弁当も食べられるそう。
お弁当を手がけるのは、京都の老舗料亭、辻留、中村楼、萬亀楼、
竹茂楼、平八茶屋、瓢亭、菱岩。(日替わり)
お弁当は予約制となっています。予約方法はこのページ最後のinfomationにてご確認を。
また期間中は、「昭和の祇園街」や「祇園の四季」をテーマにした
写真展〈都をどり特別展〉や、京舞の披露も行われます。
京舞の披露は11時30分/13時/14時30分/16時/17時の1日5回。
滅多にないチャンスです。ぜひ一度拝見したいですね。
information
都をどり特別展 祇園・花の宴 草間彌生・花の間展
期間:2018年3月10日(土)~4月30日(月)
時間:10:00~18:00(最終入館17:30まで)
会場:フォーエバー現代美術館 祇園・京都(祇園甲部歌舞練場敷地内八坂倶楽部・ホール)
住所:京都市東山区祇園町南側570-2
入場料:一般1,500円/中高生1,000円
お弁当のご予約:FAX 075-241-4544/メール info@yasakaclub.jp 来場日、氏名、電話番号、FAX番号、注文数を記載の上、メール・またはFAXにてお申し込みください。※予約は5日前まで。
TEL:075-532-0270
主催:祇園甲部歌舞会、フォーエバー現代美術館
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