news
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Kanae Nakayama
中山カナエ
なかやま・かなえ●晴れの国・岡山県出身。日本全国の「いっておいでよ!」といいたくなる場所を取り上げ続けていたところ、東京での会社員生活に突如終止符をうち、関西へ引っ越すことに。大好物のアジフライはソース派なフリーライター。
今日のおやつは、数々の品物が並ぶマルシェの中でも、
パッと目をひくおしゃれなイラストカードが素敵な〈Take a nap Crakers〉。
“Take a nap“ は「お昼寝をする」という意味。
昼寝をしてしまうくらい気持ちがゆるむお菓子作り、
がコンセプトなのだそうです。
一見、なんのお菓子かしら? と思って覗き込んでみれば、意外や意外。
なんと、あられ・おかきのブランドでした。
作っているのは、京都で米菓一筋営んできた
あられ屋〈武中製菓〉の三代目でもある武中さん。
祖父の代から今まで丁寧に歴史を積み上げてきた米菓の技術をベースにし、
もっとカジュアルに手に取ってもらえ、喜んでもらえるお菓子を作りたいと
始めたのが〈Take a nap Crackers〉の始まりなのだそうです。
味の種類は、Dani(山椒)、Lara(ゆず塩)、Amy(えび塩)などで、
素材のお米の味をしっかりと残しつつも、アクセントになっているフレイバーはあっさり。
食感も60年続く七日製法で作られているそうで、「カリッ、サクサクッ」とした軽さです。
今回のおやつに選んだのは山椒味のDani。
Page 2
口に入れた瞬間、ピリリとした辛みの刺激と同時に、
ふわっと青い山椒の香りが広がり、思わず「ビールが欲しい〜!」となってしまう味。
まるで山椒を食べているかのようなフレッシュさの秘密は、
生の山椒を和歌山の農家さんから直接入手して、すり潰しているのだそう。
すり潰し方もひと工夫がありました。
「初めはすりこぎで潰していたんですが、風味が弱くなってしまったので、
何かいい方法はないかと考えに考え、たどり着いたのが、
“コーヒーの豆を挽くミル” だったんです」と武中さん。
そして、素材のこだわりはもち米にも。
すべて、京都府亀岡市の八木さんというお米農家さんの新羽二重餅米を使用し、
新羽二重のキメの細やかさが、カリッとサクサク食感につながっているんだそうです。
食べた人誰もが、トリコになってしまう。一度食べると忘れられない、個性の引き立った味。
現在は販売店舗を持たず、マルシェやPOP UP STOREでの
販売がメインだそう。オンラインショップでも販売をしているみたいです。
お試しsetはただいま(2018年1月現在)540円。
あられに伸びる手が止められない、お酒がすすんでしまう!
晩酌に嬉しいおやつ〈Take a nap Crackers〉のDani(山椒味)、ぜひご賞味あれ。
information
〈Take a nap Crackers〉Dani(山椒)
Web:販売サイト
Feature 特集記事&おすすめ記事
Tags この記事のタグ