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posted:2018.2.6 from:兵庫県神戸市 genre:ものづくり
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
この冬、神戸市灘区に日傘作家のひがしちかさんが主宰する傘ブランド
〈Coci la elle(コシラエル)〉の神戸店がオープンしました。
コシラエルは、2010年にひがしさんがひとつひとつ手描きした
日傘からスタートしたブランド。
いまでは一点ものの日傘に加え、オリジナルプリントの生地の雨傘や
スカーフ、レインコートなども展開しています。
みずみずしい色彩が日差しの強い日や雨の日も楽しくしてくれそうですね。
コシラエル 神戸店へは、
神戸の繁華街がある三宮駅からほど近い「王子公園」駅から歩いて5分ほど。
昭和11年開園の王子動物園や横尾忠則現代美術館などがある穏やかなエリアにあります。
高架下の物件をリノベーションしたお店のなかに入ると、
開放的な空間にコシラエルの鮮やかな傘が並んでいます。
同じ高架下の近隣にはギャラリーや工房、ダンススタジオ、
少し足を伸ばせば神戸随一のユニークな商店街〈水道筋商店街〉なども。
お店の周りを散策するのも楽しそう!
ひがしさんがこのエリアを訪れたのは、2年ほど前のこと。
期間限定ショップを開くために高架下にあるギャラリーを訪れ、
まちのひとや居心地のよさに惹かれたのだとか。
そのときから、ここに「コシラエルがある風景」を想像し続けてきたといいます。
お店の設計を手がけたのは、デザイナーの星佳奈さん。
この地に眠る記憶や魅力、ひがしさんがお店に込める思いなどをくみとり、
コシラエルの傘と同じように、日常の感情や出来事をひろいあげ、
繰り広げられる空間をつくりあげました。
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お店を訪れたら、ぜひチェックしたいのが雨傘の新作シリーズ〈Mela〉。
傘を開くとクッキーや水玉模様、ビーズ、水彩絵の具による色面のコラージュなど、
カレイドスコープのような世界が広がります。
タイトルの「Mela」は、ビジュアルの撮影を行った布良(めら)海岸に由来しているそう。
Melaシリーズの特設ページでは、女優の青柳いづみさんを被写体に、
写真家の江森康之さんが撮り下ろしたビジュアルが見られます。
コシラエルの傘は神戸店のほか、東京・清澄白河にある本店やウェブストアでも購入できます。
ぜひチェックしてみてくださいね。
information
Coci la elle 神戸店
時間:11:00〜19:00
住所:兵庫県神戸市灘区城内通5丁目3-2-61・62号
アクセス:阪急神戸線「王子公園」駅より徒歩5分、東海道本線「灘」駅より徒歩4分
定休日:無休(年末年始以外)
電話:078-806-7311
開店日:2017年12月23日(土)
Web:Coci la elle
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