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posted:2017.12.2 from:京都府京都市 genre:食・グルメ
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
京都の白味噌といえば、京料理やお雑煮に欠かせない食材。
この白味噌を使ったジェラート〈白味噌ジェラート〉が、
京都のナチュラル・ジェラート店「プレマルシェ・ジェラテリア」より登場!
しかも、乳製品を使っていない、ヴィーガン(菜食)ジェラートです。
お値段は、1フレーバー500円(税込)。
大豆と麹から作られる味噌。白味噌と赤味噌の2つに分類されますが、
これは製法と原材料で性質が決まるもの。
赤味噌は、大豆の配合率が高く、長時間高温で熟成させるもの。
いっぽうの白味噌は、茹でることで糖分やたんぱく質を流出させた大豆に、
精白した米や着色していない麹を多く合わせて短期間熟成させたものです。
赤味噌と比べ、塩分が少なく、甘みは強くなり、滑らかさがあるのが特徴。
この〈白味噌ジェラート〉は、白味噌の特徴を生かしたジェラート。
白味噌を丁寧に裏ごしし、スムースさを引き出しました。
牛乳ではなく豆乳ベースとブレンドし、さらに、沖縄県与那国島だけに
存在する表層化石サンゴを加えて、不足しがちなミネラルや
カルシウムを強化しています。
「京都人なら、どうしても伝えたい味。それは私が幼い頃から冬になると
食卓に並んだ白味噌です。なんといっても味噌ですから、
決してミルクとは相性がよくありません。ならば、
とオーガニック豆乳をベースに、白味噌のコクとなめらかさに、
ゆずの爽やかな酸味を加えて試行錯誤を繰り返しました」
(「プレマルシェ・ジェラテリア」中川信男さんのコメント)
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プレマルシェ・ジェラテリアは、代表の中川信男さんが
イタリアでジェラート製造を学び、2017年4月にオープンしたジェラート店。
輸入精製糖や合成乳化剤は一切使用せず、
ナチュラルフードの特性を活かした新しいジェラートの開発を続け、
2017年12月時点で常時46フレーバーを提供しています。
ベジタリアンが多い外国人の方にも人気なんだそう。
もうすぐお正月。是非京都の新しい伝統の味を
試してみてはいかがでしょうか?
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プレマルシェ・ジェラテリア
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