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〈菊池アートフェスティバルvol.2〉
菊池市をアートの里に!
市民とアーティストが始めた
熊本最大級のアートイベント

コロカルニュース

posted:2017.11.15   from:熊本県菊池市  genre:活性化と創生 / アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

2017年11月23日(木・祝)~26日(日)、熊本県菊池市にて
熊本県内最大級のアートイベント
〈菊池アートフェスティバル vol.2〉が開催されます。

展示されるのは、国内外のアーティストや市内の中学・高校生など、
約100人による彫刻、日本画、インスタレーション、
ブラックシアター、空中映像などなど。
また、14組のアーティストによるパフォーマンスや
マルシェ、ワークショップなども楽しめます。
2016年は全国から約1万人が来場したのだとか。

本フェスは、市民の皆さんが「菊池市をアートの里として全国に売り出したい」
という思いから始めたフェスティバルなのだそう。
その背景には、過疎の問題を抱える龍門地区を活性化し、
熊本地震の被災者の皆さんをアートの力で元気づけたいという思いがあります。
運営には若手アーティストを支援する団体
〈熊本アートオーガニゼーション(KAO)〉も関わっています。

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メイン会場は地域活性化の情報発信基地、龍門小学校

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地域活性化の情報発信基地、龍門小学校

メイン会場の旧龍門小学校

本フェスのメイン会場となるのは、龍門小学校。
同校は、熊本県菊池市の山間部に位置する龍門地区にあります。

いま、龍門地区は高齢化や空き家、耕作放棄地などといったさまざまな問題に直面しているそう。
菊池市は、その龍門を地域再興のモデル地区とし、
2013年に閉校となった龍門小学校を活用しています。

現在菊池市では全国から集まった10名の地域おこし協力隊の方が
活躍しており、龍門小学校は地域おこし協力隊の拠点としても活用されています。

菊池市では、市民の方々やアーティストを支援する
〈熊本アートオーガニゼーション(KAO)〉、
県内外のアーティストなど、さまざまな人たちが一緒にフェスをつくっています。
ここからどんなアートが生まれるのか、楽しみですね。
気になられた方はぜひお出かけになってみてください。

information

map

菊池アートフェスティバル vol.2

開催期間:2017年11月23日(木・祝)~26日(日)※11月19日(日)から先行展示を行います。

時間:10:00〜17:00

会場:旧龍門小学校(熊本県菊池市龍門356) 竜門ダム芝生広場・ロンロン館(熊本県菊池市龍門916)

Web:菊池アートフェスティバル Facebook

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