アート×伝統産業×最先端技術! 国際北陸工芸サミット/ 工芸ハッカソンで目撃しよう

アート×伝統産業×最先端技術

富山県高岡市の伝統産業を、テクノロジーで盛り上げる! 
伝統産業の職人や工芸作家と、エンジニアや研究者、アーティストが
新しいなにかを生み出す試み、〈工芸ハッカソン〉が、
2017年11月19日(日)に開催されます。

ハッカソンとは、“ハック” と “マラソン” を
組み合わせた造語で、プログラムなどのテクノロジーを使って、
短期間で全く新しいプロジェクトなどを生み出すイベントのこと。

今回は、この最先端のハッカソンと、
これまでにあまり出会う機会がなかった、工芸がマッチングする稀な試み! 
全国からアーティストやエンジニア、プログラマー、
サイエンティスト、アパレルのデザイナーや国家公務員など、
総勢37名のクリエイターが集いました。

伝統を守る工芸師と、柔軟な発想のクリエイターたちが出会うことで、
これまでにない自由なプロジェクトが生まれることでしょう。

クリエイターたちが試行錯誤を凝らした
公開プレゼンと審査会は、一般の方の参加も可能。
アート×伝統産業×最先端技術の作品たちは、まったく予測不能! 
ぜひ会場で、熱気を感じてみてはいかがでしょうか?

このイベントにあたり、まったく新しいプロダクトやアート作品、アプリやサービスを
着想するために、2017年9月23日・24日の二日間にわたり、
クリエイターに向けて高岡のツアーが開催されました。
ここでは、その模様をお伝えします!

まずは高岡の作り手をめぐるツアー。
参加者にとっては、コラボレーターを探す旅でもあります。
まず訪れたのは、二宮金次郎や仏像など、銅像や神仏具を手がける
鋳物メーカーの〈平和合金〉。超高温の金属を鋳造する過程や製作途中の
大仏様など、日頃見る機会のない迫力満点のものづくりに圧倒されます。

すごい迫力!

続いて訪れたのは高岡市デザイン工芸センター/富山県総合デザインセンター。
3Dプリンタや三次元測定機など、ものづくりの道具が揃い、
モックアップの制作を支援するセンターです。
高岡の伝統工芸を継承しながら、新しいクラフト製品の開発や
新技術・新素材の研究を目的としています。

高岡市デザイン工芸センター/富山県総合デザインセンター

地元の素材の金額感がわかる見本

地元で工芸を学ぶ高校生も参加

そして銅器着色を手がける〈momentum factory Orii 折井着色所〉へ。
参加者でもある職人さんが自ら説明してくださいます。
銅器に着色するのは“お歯黒”と同じ理屈。
大根おろしなど、江戸時代にあったもので色を付けています。

〈momentum factory Orii 折井着色所〉

着色のデモンストレーション

こちらはアワビなどの、貝の内側の真珠層をニカワで貼り付ける
螺鈿(らでん)細工を行う〈武蔵川工房〉にて、
信じられないほど薄く削いだ貝を、
手作業で丁寧に加工していく手元に見とれました。

〈武蔵川工房〉

最後に訪れたのは、お仏壇などにある“おりん”の職人さん。
なんと「塊を叩いて茶碗を作るみたいな感じ」だそうで、
板から打ち出して作るものとのこと。
気を使うのは聴音作業。叩いていきながら、自らの耳を頼りに
“ありがたい音”に変えていきます

おりん作家

これらの職人さんを訪ねたあとは、クリエイターたちが
アイデアを出し合うブレインストーミングへ。

果たしてこの初めての試みで、どんなアイデアが飛び出すのでしょうか?
2017年11月19日(日)に株式会社能作にて行われる
プレゼンテーション/公開審査会は、誰でも見学可能なのでぜひチェックを! 
詳細は公式サイトにて。

information

国際北陸工芸サミット〈工芸ハッカソン〉

日程:2017年11月16日(木)~11月23日(木・祝) ※11月18日(土)ハッカソン、11月19日(日)プレゼンテーション/公開審査会

Web:公式サイト

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