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posted:2017.9.30 from:新潟県三条市 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
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写真提供:「燕三条 工場の祭典」実行委員会
2017年10月5日(木)〜8日(日)までの4日間、
今年も「開け、KOUBA!」を合い言葉に
〈燕三条 工場の祭典〉が開催されます。
これは、世界有数の金属加工の産地、新潟県三条市・燕市全域とその周辺地域の
KOUBA(工場/耕場/購場)でものづくりを体感できるお祭り。
燕三条には、包丁の〈タダフサ〉や〈藤次郎〉、
金型の〈武田金型製作所〉、カトラリーの〈山崎金属工業〉、
爪切りの〈諏訪田製作所〉、お箸の〈マルナオ〉などの工場(KOUBA)や、
農産物づくりに取り組む耕場(KOUBA)、
そしてそこでつくられたものを販売する購場(KOUBA)がたくさん!
このお祭りでは、そんな“KOUBA”が開かれ、
職人の手仕事を間近で見ることができます。
KOUBAを訪れたら、ぜひものづくり体験を。
桐家具・桐小物の〈イシモク〉でのスツールづくりワークショップや
東京押上〈スパイスカフェ〉の伊藤一城シェフが監修する〈三条スパイス研究所〉での
ウコンリーフティづくり、〈三条果樹専門家集団〉での
収穫・選別・フルーツカービングのデモンストレーションを含むツアー、
家庭用農具の工場〈永塚製作所〉でのミラーボールづくりなど、
いろんな体験が用意されています。
混雑が予想される週末は、バスツアーがおすすめ。
個性豊かなガイドたちが工場をはじめ、
燕三条のさまざまな魅力を紹介してくれます。
ツアーのお申し込みは、公式サイトから。
申込順につき、定員に達し次第、受付終了となります。
くわしくはこちら!
期間中、さまざまなスポットで開催されるレセプションも要チェック。
初日の夜、10月5日(木)はメイン会場の三条ものづくり学校にて、
オフィシャルレセプションが開催されます。
国内外のローカルに根ざしたおいしいものを肴に、トークイベントや交流会が行われるそう。
詳細はこちらから。
各スポットのレセプションスケジュールはこちらから。
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工場の祭典に集うのは、燕三条の職人たちだけではありません。
三条ものづくり学校で行われる〈産地の祭典〉には、
国内外から産地の「いま」に携わる人・もの・ことが大集合。
限定ショップやワークショップ、トークを展開します。
出展者は、石巻工房(宮城県石巻市)、G.F.G.S.(新潟県加茂市)、
高岡伝統産業青年会(富山県高岡市)、RENEW(福井県鯖江市等)、
うなぎの寝床(福岡県筑後地方)、きんしゃい有田豆皿紀行(佐賀県有田町)、
マルヒロ(長崎県波佐見町)、育陶園(沖縄県壺屋)、
VISION GLASS(インド・ムンバイ、日本)、元泰竹藝社(台湾)、
INDUSTRIAL JP(東京都港区)。こちらも楽しみです!
参加工場の全ラインナップは、公式サイトからご覧ください。
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