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posted:2017.8.24 from:新潟県新潟市 genre:アート・デザイン・建築 / エンタメ・お楽しみ
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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
米どころ・新潟県新潟市の西蒲区。
広大な田園で育った黄金色の稲わらを使った“わらアート”の祭典、
〈わらアートまつり〉が、2017年9月2日(土)、3日(日)に
新潟市西蒲区の上堰潟(うわせきがた)公園で開催されます。
会場には、迫力満点の5体の野獣たちを展示。
ほかステージイベントや特産品販売、体験コーナーなどの催しも。
動画共有サイトniconicoの公式イベント〈ニコニコ町会議〉も同時開催されます。
そもそも“わらアート”とは何なのか……!?
それは10年前、旧岩室村と交流のあった武蔵野美術大学に、稲わらを活用した
催しが出来ないかと相談し、稲わらを用いてアート作品を作ったのがきっかけです。
稲わらは、お米の収穫が終わった西蒲区内の農家の方々から提供してもらいます。
武蔵野美術大学の学生がデザインしたキャラクターを、農家の方の協力のもと、
稲わらをひとつひとつ、とば編み(わら編み)していきます。
そして作られるのは、長さ5メートル、幅50センチ程度の“とば”。
田んぼ約5反の稲わらから、160個のとばが出来るのだそう。
このとばを骨組みに合わせて巻き付けることで、わらアートが完成するんです。
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今年は、過去最大のスケールを誇る“ライオン”が登場!
また、潟東小学校の児童が水稲新品種“新之助”の稲わらを使って
作ったわらアート作品も展示されます。3頭のかわいい犬だそう。
今年も、わらアートまつりには西蒲区の農産物の販売や、フードコート〈西蒲市場〉、
歌や踊りを披露する〈わらわらステージ〉、
過去のわらアート作品や制作風景を紹介する〈木陰のギャラリー〉、
スタンプラリー、わら細工作り体験など、大人も子どもも楽しめる催しが盛り沢山。
わらアート作品はイベント終了後も展示されます。
詳細はわらアートまつりホームページにて。
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