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posted:2017.7.31 from:東京都足立区 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
〈中川政七商店〉と〈中村銅器製作所〉、
安野モヨコさんの漫画『オチビサン』がコラボして、
とってもかわいい卵焼き器をつくってしまいました。
なんとフライパンの側面に、オチビサンのシルエットが刻印されています。
さらに柄の部分にはオチビサンの“家紋”も。
これはかわいいですね!
かわいいだけではありません。
こちらの卵焼き器、上手に使いこなせば
ふわふわの卵焼きが焼ける優れものなんです。
じつは、築地の寿司職人さんたちもこの卵焼き器を使っているのだとか。
卵焼き器を手がけたのは、こちらのお三方。
東京都足立区に4代続く老舗〈中村銅器製作所〉の職人さんたちです。
なぜ銅製なのかというと、純度の高い銅板に
手作業で錫(すず)を焼きつけた卵焼き器は
鉄やステンレスのものと比べ、熱伝導と保温性に優れているのだとか。
まんべんなく火が通り、ふんわりとまろやかな味の卵焼きが焼けるのだそうです。
3代目の恵一さんが焼きつける錫は、メッキと違ってそうそう剥がれません。
職人さんが自信をもっておすすめする、一生ものの卵焼き器です。
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柄は、中村銅器の2代目が築地の寿司職人さんと共同開発したものだそう。
少々急に見える角度は、卵を巻きやすい究極の角度。
ていねいに仕上げられた細部から、職人さんの心意気が伝わってきます。
こんな道具があったら、愛情を込めて焼きたくなりそうですね。
この卵焼き器は、完全受注生産。
受注後に職人さんがていねいにつくってお届けするため、
お届けは9月以降になるとのこと。
受注受付は2017年7月31日(月)まで。詳細はこちらから。
『オチビサン』は「日本の工芸を元気にする!」を
ブランドコンセプトとする〈中川政七商店〉とコラボし、
「鎌倉彫で作ったオチビサンの花の豆皿」や
「こぎん刺しのカバーをかけた、あけび蔓で編んだかご」などを手がけてきました。
このたびご紹介した卵焼き器は、同企画の第4弾です。
ぜひチェックしてみてくださいね!
information
オチビサンの卵焼き器
価格:8,200円(税込・送料無料)
Web:オチビサンの卵焼き器
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