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常滑焼を更新!「TOKONAME」を体験するプロジェクト、原宿ROCKETにて展示会開催

コロカルニュース
vol.0625

posted:2014.5.31  from:愛知県常滑市  genre:ものづくり

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

900年を超える歴史を持ち、「やきものの街」と呼ばれる、
愛知県の常滑。
長い伝統と培われた職人の技術をもちいて、
常滑焼の伝統を更新する、クリエイターたちによる
プロジェクト「TOKONAME」が行われています。

これは常滑焼の窯元「有限会社山源陶苑」の
鯉江優次さんが呼びかけで始まったもの。
土そのものの質感と、ミニマルなデザインが魅力的な
ティーポット、カップ、プレートなどを手がけていて、
ただいま東京・原宿の「ROCKET」にてお披露目会となる
展示販売イベント「TOKONAME」展が開催中なんです。
イベントのテーマは「体験」。会期中はTOKONAMEの器に
あわせた特別なスープや焼き菓子を日替わりで提供し、
気に入った器は購入するすることも可能です。
イベントの詳細はこちらをご参照ください。
開催は6月3日(火)まで。

■常滑焼の、なにを守って、なにを刷新するか。

そもそも「TOKONAME」はどうやって始まったのでしょうか?
発起人の鯉江さんは、東京の陶器問屋に務めたあと、
地元常滑の実家の窯に戻ってきました。
それが10年前のこと。
以来ずっと「常滑焼の伝統を更新するチャレンジ」に
向けて準備を進めてきました。

鯉江さんが考えていたテーマは
「常滑焼の、なにを守って、なにを刷新するか。」ということ。

「急須ではなく、ポットを作る」
「茶器を作るために蓄積された産地の技術と素材を活かす」
「作る事と、伝える事を等価に」

これらのコンセプトを念頭に、「あたらしい常滑焼き」の
器を作るプロジェクトが発足。
参加メンバーは高橋孝治さん、
岡篤郎さん、岡崎智弘さん、加藤晋平さん、
鈴木崇之さん、両見英世さん。
メンバー全員で、常滑の様々な人や場所を訪ね、
常滑焼についての話を聞き、ものに触れることで
かたちを探っていきました。

TOKONAMEの器は、釉薬を施さず焼成するため、色や質感は土そのもの。

そうして出会ったのが、地元の陶業組合が、
10年ほど前に実験的に作って使われていなかった土。
しっとりと肌理の細かく、淡い発色で、
思わず触れたくなるような土でした。
すっかり魅了された「TOKONAME」チームは、
日本茶だけではなく、紅茶やコーヒーなど、
色んな使い方ができる事を条件に、土、成型、焼成、形状を
検討。最終的に、6色の土と、7つの器ができました。

「素材の魅力に導かれ、自ずと器のかたちや、
ディテールが決まっていった」のだといいます。

今後、「TOKONAME」は地元常滑を含む全国各地で
展示販売会を予定。全国各地のクリエイターや場と
協同し、TOKONAMEの魅力を引き出すこころみを行います。
全国でも、「体験」をテーマに、TOKONAMEを使って食事を
提供する予定だそう。その名もTOKONAMEの”TOUR(ツアー)”!
各地での開催が楽しみです。

95.TOKONAME 「TOKYO / TOKONAME / ROCKET」
・「TOKONAME

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