連載
posted:2016.3.11 from:兵庫県神戸市 genre:暮らしと移住 / 旅行
sponsored by 神戸市
〈 この連載・企画は… 〉
旅するように暮らす、暮らすように旅する。それができるのが神戸の魅力。
ブックレット『CLASS KOBE』で紹介した場所、そして、オリジナル記事も加えた、
神戸の暮らしを訪ねたくなるコロカルの神戸案内です。
credit
文:左近智子(glass)
撮影:貝原弘次
Supported by 神戸市
「神戸の朝は紅茶から始まる」
そう評されるほど、神戸の暮らしに紅茶は欠かせません。
よく知られている話ですが、神戸は紅茶の消費量が日本一。
総務省統計局による「家計調査結果」によると、
2012年~14年の平均で、神戸市はひとり当たりの紅茶の消費量が459グラム。
全国平均は233グラムですから、倍近い量を神戸の人は消費していることになります。
スイーツ(洋生菓子)の消費量も神戸市が日本一ですから、
そこにもどうやら、深~い関係がありそうですね。
港町である神戸は、明治の開国からイギリスとの貿易が日本で最も盛んだったため、
1日に何杯も紅茶を嗜むイギリスの文化が浸透したのだとか。
喫茶店のまちとも言われた神戸では、そんな時代背景からか、
おいしい紅茶をいただけるお店も少なくありません。
そして、そんなまちで暮らしているからこそ、おいしい紅茶を買って帰る習慣も、
暮らしのなかにしっかり息づいています。
そんな神戸の人に愛されているのは、英国王室御用達の
コーヒー・紅茶ブランド〈H.R.ヒギンス〉の紅茶。
元町のトアロードにある〈BASK神戸〉は、
2000年から日本で初めてH.R.ヒギンスの紅茶を扱っているお店。
イギリスで認められた高級な味わいがすぐそばにある、これも神戸の暮らし。
ちなみにBASK神戸では、40種以上の紅茶と
ショーケースに飾られた美しいティーセットが出迎えてくれ、
気になるフレーバーをテイスティングすることもできるんですよ。
「マロウとマリーゴールドの花にグレープフルーツを香りづけた
人気のフレーバー〈ブルーレディ〉は香り高くすっきりとした味わいなんです」
とスタッフの藤原志保子さんが茶葉にお湯を注いでくれると、
色鮮やかな花々が開き、甘く透き通った柑橘系の香りが店内いっぱいに広がりました。
白く輝くH.R.ヒギンス限定のティーカップに注いでもらえば、
店頭での試飲が優雅なティータイムに早変わり。
イギリスで愛されるクリアで上品な味わいは、神戸にもお似合いです。
information
BASK神戸 H.R.ヒギンス神戸店
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通2-6-2 トアロード華蘭ビル602
TEL:078-335-5633
営業時間:10:00~15:30、土日祝 11:00~16:00
定休日:木曜
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