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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2017年3月26日(日)、鳥取駅前の商店街にて
「こもどうふ」という郷土料理をつくる会が開かれます!
「こもどうふ」は、豆腐と具材をわらで包みこんだものをそのまま茹でる、
とってもシンプルな料理。包みを紐とくと、わらのいい匂いが香ります。
鳥取では冠婚葬祭のときなどに振る舞われる、特別な料理なのだそう。
見た目もかわいらしい〜!
今から100年ほど前、魚があまりとれなかった鳥取では、
よく豆腐が食べられていました。豆腐は庶民の貴重なタンパク源だったのです。
でも、いつも豆腐ばかりでは飽きてしまう……というわけで
生まれたアイデア料理が「こもどうふ」でした。
身近にあるものでできて、香り豊かで、わくわくするひと皿。
すてきなアイデアですね。
主催は、大学生によるプロジェクト〈コトバのたび〉と
鳥取県庁が手がけるフリーマガジン『まなざし』。
コトバのたびは、日本全国の高校生が森や海、川の名手を訪ね、
その知恵や技術、人生そのものを聞き書きするプロジェクト
〈聞き書き甲子園〉の大学生版です。
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『まなざし』のコンセプトは「幸せな日常」。
鳥取には、多彩な民藝品や料理、都心からのアクセスが良くないゆえの
おっとりとした雰囲気など、幸せな日常を織りなす要素がたくさんあります。
『まなざし』は大学生の視線を通して
鳥取の日常を表現していきたいという思いから始まりました。
そんな『まなざし』編集部のみなさんが
聞き書き取材で出会ったのが「こもどうふ」!
わらに包まれた素朴な魅力は、まなざしのコンセプトにもぴったりです。
会場では、『まなざし』第1号の発刊を記念し、
展示〈まなざしへようこそ〉も同時開催。
鳥取内外の大学生が地元の方々に聞き書きして制作された
フリーマガジン『まなざし』の取材記事が展示されます。
会場では、『まなざし』の配布も。ぜひ1冊ほしいですね!
information
こもどうふ作り体験&実食
開催日:2017年3月26日(日)
時間:(1)10:00〜12:00 /(2)14:00〜16:00
定員:各回8名
参加費:500円(小学生以下無料)
会場:鳥取市本通商店街空き店舗
住所:鳥取県鳥取市弥生町113
申し込み方法:希望時間番号、お名前、参加者数を下記メール宛てにご連絡ください。定員に達し次第締めきらせて頂きます。
メールアドレス:manazashi.tottori@gmail.com
展示:展示〈まなざしへようこそ〉10:00〜16:00 ※入退場自由
主催:まなざし編集部
Web:こもどうふ作り体験&実食 まなざし
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