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posted:2017.2.21 from:石川県 genre:活性化と創生
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
石川県輪島市白米町にある棚田、〈白米千枚田〉。
世界農業遺産である〈能登の里山里海〉の代表的な棚田として、
注目を浴びる名所です。
ここで2008年に始まった〈輪島・白米千枚田あぜの万燈(あかり)〉は、
稲刈りを済ませた棚田のあぜに、約3万個のキャンドルを灯すイベント。
1000枚あまりの棚田を舞台に、ゆらめく炎が幾何学的な模様を描く
幻想的な光景が広がるさまはため息が出るほど美しいもの。
2007年に発生した能登半島地震からの復興を祈念した催しでしたが、
2014年からは、LED灯による〈あぜのきらめき〉のみの開催となっていました。
この度、地震発生からちょうど10年にあたる2017年3月25日(土)、
3年半ぶりに〈あぜのあかり〉が復活します!
18時に開会し、石川県輪島市、名舟町に伝わる無形文化財の
和太鼓〈御陣乗太鼓〉(ごじんじょだいこ)の実演や、
ファイヤーパフォーマンスなど、幻想的な明かりに合わせた
パフォーマンスが行われるのも楽しみなところ。
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3年ぶりとなる〈あぜのあかり〉の開催にあたり、
キャンドルをあぜ道に設置・点火するボランティア〈あかりびと〉を募集中。
参加すると、記念エコバッグ、バンダナをプレゼント。
また、おにぎり・味噌汁のふるまいもあるそう。
点火後は解散し、自由行動することができます。
募集は2017年3月3日(金)まで。
お申込み詳細についてはこちらをご参照ください。
復興支援に対する感謝と、相次ぐ地震で今なお大変な思いを
されている全国の被災者へのエールとして開催される、
とくべつな〈あぜのあかり〉。
点火の見学だけではなく参加できる、特別な体験ができそうです。
information
あぜの万燈(あかり)
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