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posted:2017.1.5 from:東京都世田谷区 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
珈琲やチョコレートでは聞かれるようになった
“シングルオリジン”という言葉。
これまでの大量消費を目的した流通方法とは違い、
単一農園・単一品種、「どこで作られたのか」がわかるというもの。
そんなシングルオリジンの
日本茶ブランド〈green brewing〉が、専門店をオープン!
東京・三軒茶屋に、ハンドドリップスタイルで
こだわりの日本茶を提供するブランドストア〈東京茶寮〉が
本日営業を開始しました。
いまでは、ペットボトルで飲むのが主流になった日本茶。
しかし本当の日本茶は、珈琲や日本酒、ワインのように
産地や品種、蒸し・焙煎などの製法によって、個性豊かな風味を持つもの。
〈東京茶寮〉では、日本各地から選りすぐった煎茶を取り揃え、
バリスタがハンドドリップスタイルで高品質な日本茶を提供します。
徹底した湯温の管理と蒸らし時間の調整により、
その違いが明確に感じられる飲み比べメニューになるんだそう。
それでは、主な茶葉ラインナップをご紹介。
通常ほとんど流通しない単一農園・単一品種の希少な茶葉です。
〈001 HARUMOEGI はるもえぎ〉は、鹿児島県産。
やぶきたの孫にあたる煎茶界のニュースタンダードで、
バランスのとれた豊かなフレーバー。和栗のような甘みが感じられ、
まろやかな甘いお茶が好きな人におすすめです。
〈002 KOUSHUN 香駿〉は静岡県産。
すっきりと上品な煎茶で、爽やかな薫風を感じさせる水出しも格別。
クセの全くないクリアなテイストで、爽やかな味わいが魅力です。
〈004 YABUKITA YAME やぶきた やめ〉は福岡県産。
まるで玉露のような凝縮された旨味。
強い旨味を持ち、輪郭の引き締まった味わいが魅力です。
低めの温度で甘味ととろみを出して特別な一杯に。
茶葉の違いだけでなく、ドリップするお湯の温度を1煎目は70度、2煎目は80度、
3煎目は80度と変化させることで、アミノ酸・カフェイン・カテキンの
抽出具合をコントロールし、同じ茶葉でも3煎美味しく味わえます。
お茶を淹れる道具は、独自に開発・デザインした
日本茶専用ドリッパー(※特許出願中)です。
日本茶とのペアリングを考えた
「ほうじ茶ブラマンジェ」「ドライフルーツ寄せ」「香るおはぎ」など、
和洋折衷のこだわりのお茶菓子も一緒に頂くことができます。
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店内にはお茶のブレンドである、“合組(ごうぐみ)” を行うことが
できる専用カウンターも。オリジナルの配合や焙煎などを通じて、
お茶を深く楽しむワークショップやイベントなども今後開催予定。
要素を削ぎ落としたミニマルな内装は、茶室を再解釈したもの。
漆喰仕上げの壁と国産の無垢材を使用したカウンターなど、内装にもご注目を。
詳細はWebサイトにて。
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