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posted:2016.5.20 from:神奈川県三浦市 genre:アート・デザイン・建築 / 買い物・お取り寄せ
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
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写真:中村晃
今月、神奈川県三浦市に地元の野菜と小麦を使用した
ベーグルのお店〈みやがわベーグル〉がオープンしました。
場所は、宮川町の漁港の近く。
すぐそばに港と緑が見え、ゆったりと時間が流れる場所です。
こちらのお店、もともとあった民家をリノベーションし
ベーグル屋さんに生まれ変わったのですが、
その建物がちょっと変わっているんです。
日本家屋風の引き戸を開けると……
店内は明るく、広々!壁が透明になっていて、
なかから外の景色が見渡せるようになっています。
天井は、木の梁があらわになった勾配天井。
木の骨組みと壁が新鮮なコントラストを生み出しています。
辺りが暗くなると、まるで光る家!
突如登場した透明な家に、近所の方もびっくりされたのではないでしょうか。
建物の設計・施工を手がけたのは、コロカルの連載『リノベのススメ』でも
人気の株式会社ルーヴィス代表・福井信行さん。
「懐かしさを残しながら、現代のライフスタイルに寄せていくように
新しいものを組み込んでいく」と綴っていた福井さん、さすがです。
福井さんがリノベーションのこと、ルーヴィスのことについて
綴ったリノベのススメはこちらから!
〈みやがわベーグル〉は、つくること、考えること、食べることが
大好きな皆さんが、自分たちの「大好き」を形にしたお店なのだとか。
こだわったのは、三浦産の素材を使うこと。
ベーグルのサンドイッチには、三浦半島の小麦を使用したパンに
三浦半島野菜を練り込んだクリームチーズのフィリングをサンドしています。
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メニューを考案したのは、シェフの寺脇加恵さん率いる
ケータリングサービス〈Globe Caravan〉さん。
今回は優しくて懐かしい味に仕上げることにこだわり、
添加物は使用せず、3種のベーグルサンドイッチと自家製ジンジャエール、
自家製レモネード、グリーンスムージーを手がけました。
とっても色鮮やかなベーグルは、その名も「ピンク」。
鮮やかな色彩は、ビーツの色なのだそう。
三浦産のビーツを練りこんだクリームチーズをたっぷり挟んでいます。
「ベージュ」という名のベーグルは、ラムレーズンを加えた
クリームチーズを使ったベーグル。少し大人な味です。
「グリーン」は、クリームチーズにほうれん草を混ぜたベーグル。
アクセントに切干大根が入った、お惣菜感覚でたべられる一品です。
オープンの日は、普段はとっても静かなこの場所に
300人以上の人が集まり、大盛況だったようです。
こんなにこだわりの詰まったお店なら、一度は行ってみたいですよね。
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