news
posted:2016.5.9 from:長野県長野市 genre:活性化と創生
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
日頃の感謝をお母さんに伝える“母の日”だった昨日5月8日。
長野市の新聞社〈信濃毎日新聞社〉が
母の日のためのスペシャル版『信濃“母日”新聞』を
発行しました。
母の日の定番の贈り物といえばカーネーション。
実は長野県は、カーネーションの作付面積・出荷量ともに
日本一の名産地なんです。
それにちなみ、『信濃“母日”新聞』では、12ページにわたって、
カーネーションを使った様々な取り組みを行いました。
それでは長野発のユニークな母の日企画をご紹介!
こちらは〈立体カーネーション〉。
紙面をある角度から折ると、
カーネーションが立って見えます。
平面的なものを立体的に見せる錯視効果“アナモルフィックアート”で、
長野県南信地方、伊那市産のカーネーションを
朝刊とともに、いちはやくお母さんに届けるしかけです。
そしてこちらは、『パーソナル母の日新聞』。
県内外からお母さんに伝えたい思いを募集し、
そのメッセージを掲載した、世界で1部だけの
『パーソナル母の日新聞』を発行。
新聞販売店からお母さんのもとに届けるというサプライズ演出。
1部ずつ内容を変えることができる“可変印刷”の技術を駆使した新しい試みです。
新聞に感謝のメッセージが掲載されていたら
すごくうれしいですよね。
Page 2
そして広告も、カーネーションを使って制作。
約8,000本のカーネーションを一輪一輪、手作業で
敷き詰めていく手法にこだわり、
華やかであたたかいビジュアルが完成しました。
この企画は、信濃毎日新聞で2013年にスタートした
〈家族のはなし〉プロジェクトのひとつ。
これまでに地元・長野県大町市出身の
鉄拳さんとパラパラ漫画『家族のはなし』を公開するなど、
話題のプロジェクトを行っているんです。
今後の展開も楽しみですね。
information
信濃毎日新聞
Web:公式サイト
Feature 特集記事&おすすめ記事