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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
焼き物のまち、愛知県の常滑市。
とこなめ焼の産地であるこのまちで、
2015年12月11日(金)より、「常滑の器で、おいしい料理を。」
をコンセプトにするイベント〈旅するパーラー陶の森〉が開催されます。
開催日は、2015年12月11日(金)、12日(土)、13日(日)、18日(金)、19日(土)、20日(日)の6日間。
ここでしか味わえないスペシャルメニューを、
参加作家の器の中からお好きな器を選んで食べられるイベント。
目的は、常滑でつくる人と、それらを食する人・使う人が
交流し集う社交場をつくること。
食事を楽しみながら器を体感し、
つくり手と話すことで、こだわりや、
作品の背景にあるストーリーを知る
きっかけの場となることを目指し開催されます。
当日は9名の作家さんが参加。
展示販売もあるので、気に入った器はその場で購入も可能です。
毎日の暮らしに寄り添う器を探してみてはいかがでしょう。
参加するレストランは、
三重県松阪市の〈カルティベイト〉と、
岐阜県池田山麓の〈ネシアン〉。
〈カルティベイト〉は三重の食材を活用した、山本祐也さんのレストラン。
〈ネシアン〉は揖斐周辺で育った無農薬野菜を中心に、
素材を生かした料理を提供。
また会場では、BEANS BITOUによるオリジナルブレンドコーヒー〈常滑ブレンド〉の他、
アルコールや焼菓子なども。
どんなお料理が味わえるのか、楽しみです。
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会場では、音楽ライブも開催。
12月12日(土)には〈mama!milk〉、
19日(土)には〈Alfred Beach Sandal〉
が出演します。料金はなんと無料!
会場となるのは、〈常滑やきもの散歩道〉内にある
下村さんのお家〈下村邸〉。
常滑で生まれ育ち、かつて競艇選手として活躍した
80代の下村さんが育った築140年の日本家屋です。
こちらのおうちを、レンガやパレットなど、
常滑ならでは素材を使った空間に変えておもてなしします。
イベントを訪れたら、ぜひ近隣の〈やきもの散歩道〉を散策してみてはいかがでしょう。
古い工場や窯跡を利用したギャラリーや飲食店、建物を力強く支える土管や焼酎瓶、
役目を終えた今もそびえ立つたくさんの煙突。
やきものの街常滑ならではの風景が、目を楽しませてくれます。
イベント「旅するパーラー陶の森」は今後、
常滑発のオリジナルイベントとして、
名古屋や東京、さらには海外など、常滑の魅力を
発信すべく旅をつづけていくのだそう。
どんなプロジェクトになっていくのか、これからが楽しみです。
■旅するパーラー陶の森
日程:2015年12月11日(金)、12(土)、13(日)、18日(金)、19(土)、20(日)
時間:11:00〜16:00
場所:下村邸
住所:常滑市栄町6-62(常滑やきもの散歩道内)
常滑市「とこなめファン獲得事業」
企画運営:株式会社クーグート
会場構成:水野太史建築設計事務所
協力:水野製陶園ラボ
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