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posted:2015.9.8 from:新潟県三条市 genre:ものづくり
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
世界に名だたる金属加工の産地、新潟県の三条市と燕市からなる「燕三条」エリア。
ここで今年も10月1日から4日までの4日間にわたり、
「燕三条 工場の祭典」が開催されます。
普段は閉じられている工場がひらき、職人たちの手業を
直接見て、対話出来るという年に一回のお祭りです。
見るだけでなく、実際にものづくりを体験できる
ワークショップも開催します。
大人から子供まで気軽に参加できるのもポイント。
昨年は12,000名超が参加したこのイベント。
今年は、68拠点の工場を解放!
自由に回って見学していただけるほか、
ワークショップでは、
「山崎研磨工」で日本酒杯を鏡面研磨する体験をしたり、
「タダフサ」でオリジナル庖丁を作る体験をしたり、
「マルナオ」で木を削って八角箸を作る体験をしたり。
そして今年の「燕三条工場の祭典」は、夜も続きます。
開催初日10月1日の夜は、三条市の繁華街に隣接するお寺
「真宗大谷派三条別院」に参加工場の職人たちが集結。
モノを作ることや道具を使うことが楽しめる、一夜限り
の体験型の屋台、地元で活躍する飲食店などが出店。
10月2日~4日にかけては、6つの工場(タダフサ、玉川堂、マルナオ、スノーピーク、
武田金型製作所、諏訪田製作所)を職人たちとの交流の場として開放し、
各工場でその個性を活かしたイベントが開かれます。
他にも「畑の朝カフェ」など、趣向を凝らしたイベントがたくさん。
旅行会社とタイアップしてバスで数工場を巡るツアーも開催されるので、
お一人様でも、遠方からでも楽しめますよ。
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そしてこの祭典に先立ち、2015年9月15日(火)~23日(水・祝)の期間、
東京・六本木のAXIS GALLERYにて、展覧会「燕三条 工場の祭典」が開始されます。
これは、ものづくりの現場を通し、産地が生れるまでの成り立ちを紹介する展覧会。
燕三条地域のものづくりの起源と云われる、
江戸時代にスタートした「和釘づくり」にはじまり、
三条市と燕市、それぞれの発展を「燕三条 工場の祭典」の参加工場と共に紹介します。
期間中は、「無形文化財 鎚起銅器 玉川堂」の職人によるものづくり体験も実施します。ぜひご参加ください。
■「燕三条 工場の祭典」
期間:2015年10月1日(木)〜10月4日(日)
時間:9:00-16:00 (*12:00-13:00を除く)
参加費:無料(※体験は有料の場合あり)
主催・運営 「燕三条 工場の祭典」 実行委員会
■「燕三条 工場の祭展 ー産地のプロセスー」
会期:2015年9月15日(火)- 23日(水・祝)
時間:11:00 -- 19:00 ※最終日は17:00まで
会場:AXIS GALLERY 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F
入場料:無料
主催:「燕三条 工場の祭典」実行委員会
協力:AXIS GALLERY、株式会社ニトムズ
写真:Jingu Ooki
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