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梶井基次郎「檸檬」でおなじみ、
「丸善 京都本店」がカフェ併設
の大型書店として復活!

コロカルニュース

posted:2015.8.19  from:京都府京都市  genre:暮らしと移住 / 活性化と創生

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。Twitter

明治5年にその歴史が始まった、書店「丸善」の京都支店(丸屋善吉店)。
明治40年、三条通麩屋町にオープンした「丸善」は、
梶井基次郎の小説『檸檬』の舞台として知られるところ。
主人公が、近くの八百屋で買ったレモンを丸善で並ぶ画集の上に
そっと置き、爆弾に見立てるというクライマックスに
登場しました。

丸善はその後、河原町通蛸薬師に移転し、
2005年、時代の波とともに惜しまれながら閉店しました。
閉店に際しては、積み上げられた本の上に、
レモンを乗せた絵柄の記念スタンプを設置。
小説「檸檬」の文庫本を購入される方も多く、
異例の1000冊の追加発注を行ったのだそう。
また、小説さながらに、店内にレモンをそっと置いて行く方も
いたのだそうです。

復活の「丸善 京都本店」

そんな歴史ある「丸善 京都本店」が2015年8月21日(金)、
10年の時を経て復活!
豊富な和書の品揃えに加え、カフェ・洋書・文具にも力を入れた店舗になります。
復活に際しては、店内にレモンを置くカゴを設置し、
新たなデザインの記念スタンプもご用意。
また、四条河原町の京都髙島屋地階の「八百一」および
「フルーツショップホソカワ」では、レモンのそばに、
丸善とレモンについてのPOPを設置。
「丸善にレモンを置きに行こう!」と呼びかけています。
小説『檸檬』の中で主人公がレモンを購入した
「八百卯」は2009年に閉店してしまったのだそう。

丸善 京都本店オリジナル「檸檬ノヲト」など、限定のオリジナルグッズも

また復活に際しては、グランドオープン記念キャンペーンとして、
「開店記念おすすめ文具セット」の販売や、
購入者様に数量限定でオリジナル文具のプレゼントもあります。

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カフェではレモンのスイーツも

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カフェでは、丸善の創業者早矢仕有的が考案したと言われるハヤシライスや、
梶井基次郎の小説『檸檬』にちなんだ丸善 京都本店限定のレモンのスイーツも。
ほか、ハイブリッド書店サービス「honto」と提携したり、
検索した本の店舗在庫の状況や書棚の位置などが
スマートフォンで確認できるアプリ「honto with」に対応するなど、
テクノロジーも取り入れた「丸善 京都本店」、
どんなお店になるか楽しみです。

丸善 京都本店

住所:京都府京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251

京都BAL 地下1階・2階

営業時間: 11:00 ~ 21:00

売り場面積:約1,000坪

蔵書数:約100万冊

従業員数:約70名

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