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日本の「良いもの」を瓶詰めにする
TOKYO BINZUME CLUBが始動。
第一弾は愛媛みかん3種をギュッ!

コロカルニュース

posted:2015.8.12   from:愛媛県宇和島市  genre:ものづくり / 活性化と創生

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writer profile

Maruko Kozakai

小堺丸子

こざかい・まるこ●東京都出身。
読みものサイト「デイリーポータルZ」ライター。江戸っ子ぽいとよく言われますが新潟と茨城のハーフです。好きなものは犬と酸っぱいもの全般。それと、地元の人に頼って穴場を聞きながら周る旅が好きで上記サイトでレポートしたりしています。

日本全国の「良いもの」を瓶詰めにしていこうというプロジェクト
「TOKYO BINZUME CLUB」がスタートしました。

青果物の小売・卸や、野菜をつかった鮮やかなケータリングの提供、
さらに、全国の農家さんから直送された野菜が評判の
ビストロ「EDIBLE GARDEN」を運営している
東京の八百屋集団「Sunshine Grown」がプロデュース。
メンバーが全国で見つけてきた農家の野菜や果物など、
「良い素材」だけを瓶詰めにしていきます。

その第一弾めとなる瓶詰めが、愛媛県のみかん3種をブレンドした
「Mikan Juice(みかんジュース)」。

100%ストレートのMikan Juice(1500円/税抜き)。飾らないネーミングに自信を感じさせますね。

Mikan Juiceは、
愛媛県宇和島市で江戸時代から続く柑橘農家「大久保農園」と
共同開発したもの。
大久保農園がもつジュースの製造知識をいかし、
こだわりのブレンドが仕上がりました。
日本人にはお馴染みの甘い「うんしゅうみかん」に、
オレンジのようにサッパリとした「はれひめ」、
香りのよい「えひめかしだい28号」がギュっとつまっています。
こだわりは、甘さだけでなく、酸味もしっかり表現しているところ。
さらに、収穫時期を遅らせて完熟栽培させたというみかんは
一般のみかんよりも濃厚な味わいとなっているそうです。

収穫時期を樹上で遅らせることで、みかん自体の「コク」に違いが出ます。わかりやすくいうと「味が濃いみかん」になるそうです。

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第二弾は山梨産のアレを使った瓶詰めを予定

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Mikan Juiceは今のところ、
毎週末に青山で開催されている「ファーマーズ・マーケット@UNU」と、
駒沢にあるブルックリンスタイルのカフェ「ブルックリンリボンフライ」にて販売中。
今後は海外を含め販売店を増やしていくそうです。

また、気になる第二弾めの瓶詰めの中身を尋ねたところ、
山梨のブドウ農家「天野農園」とブドウを使用した商品や、
同じく山梨の「53ファーム」の桃を使用した商品を検討中とのこと。

今後どんな「良いもの」をターゲットにしていくのか、
楽しみですね!

TOKYO BINZUME CLUB(Sunshine Grownサイト)

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