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傘をよみがえらせるプロジェクト「CASA PROJECT」。いらなくなった傘がカラフルなテントに!

コロカルニュース

posted:2015.5.14   from:宮城県気仙沼市  genre:活性化と創生 / エンタメ・お楽しみ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

どこかに置き忘れてきてしまったり、すぐに壊れてしまったりする傘。
「CASA PROJECT」は、そんな傘をテントやバックなどに
生まれ変わらせてしまうプロジェクトです。

たとえば、傘の生地をパッチワークして、
こんなにかわいい自転車カバーができます。

「自転車カバー」モノトーン10,800円 / カラフル12,960円

傘の防水性を生かしたナイスアイデア!
色味を抑えたモノトーンカラーもあります。

こちらはサドルカバー。

「サドルカバー」2.160円

これがあれば、もうサドルにスーパーのビニールを
かぶせるなんてこと、やめられそう。
いずれも「トーキョーバイクギャラリー」でお取り扱いしています。

こちらは、つぎはぎ感がかわいいコースター。

「コースター」998円

コースターやバックなどは、六本木の国立新美術館内
「スーベニアフロムトーキョー」でお取り扱いしています。
一つひとつ色や柄が異なるので、選ぶのもたのしい。

CASA PROJECTは、主催者のHOUKOさんが学生だった頃、
空間設計の課題がきっかけで生まれたプロジェクトです。
日本国内で年間約1億2000万本消費さている傘に着目し、
「身近にあるものを活用して“自分でつくる”ことを楽しみたい」とはじめました。

そこには、一人ひとりが必要以上にものを買うことをやめ、
必要なものを自分でつくるようになれば、
新しい未来が見えてくるはず、という思いがあったそう。

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広がるCASA PROJECT

「CASA PROJECT」は、展示やワークショップなども行っています。

ワークショップでは、レジャーシートをつくったり、ポーチをつくったり。
傘を使ったものづくりは、子どもにもできるほどかんたん。
これはぜひ挑戦してみたい!

埼玉県越谷市で開催された環境イベント「WATER GREEN」のために制作された「CASA-tarp」

公開制作「ぐるぐるめぐる、傘の家」府中市立美術館(2013)市民の皆さんと一緒に、カラフルで大きな家をつくりました。

2007年にはじまり、今年で9年目を迎えたCASA PROJECT。
今年の春、HOUKOさんは結婚をきっかけに
東京から宮城県気仙沼市へ拠点を移されたそう。

「気仙沼は、東日本大震災で甚大な被害を受けた地域の一つです。
私に大きな働きができるとは思いませんが、
消費に頼らないで“つくりながら暮らす”ことを実践し、発信していけたら。
“つくること”があたりまえのこととして
身近にあったらいいなと思います」と語ります。

身近なゴミをかわいいものに変えてしまうこのプロジェクト。
まだまだ広がっていきそうですね!

CASA PROJECT
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