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「いわてのテとテ」。東日本大震災から4年、あの日を忘れないよう、宮古の姿を伝えるプロジェクト

コロカルニュース

posted:2015.3.11   from:岩手県宮古市  genre:活性化と創生

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

本日は、東日本大震災の発生から4年目。
あの日のこと、犠牲になった方のこと、被災された方のこと、
そしていまもそのまちで暮らす人たちのこと
を忘れないように、各地でさまざまなプロジェクトが行われています。
本日、Yahoo!ではチャリティープロジェクト「Search for 3.11」を実施。
Yahoo! JAPANで「3.11」というキーワードを検索すると、
検索した人1人につき10円が、Yahoo! JAPANから
東日本大震災の復興支援団体などに寄付されます(本日23時59分まで)。
そのほか、「未来への現在地」として、被災地で暮らす人々の姿を伝えています。

そしてこちらは、岩手の新聞「岩手日報」による「いわてのテとテ」。
これは東日本大震災直後から続くプロジェクトで、
昨年は神戸と岩手でそれぞれに大震災を経験し、
新成人を迎えた二人の出逢いを創出し、
ハタチのリアルな対話を神戸新聞・岩手日報の双方の紙面に掲載しました。

今年は宮古市出身のレゲエ・シンガー リクルマイさんと
イラストレーターの小池アミイゴさんによるプロジェクト
「きたぐにのはる」がつなぐ4年目のいわてのテとテ
~二人の宮古漫(そぞ)ろ歩き
」が行われています。
リクルマイさんが、小池さんを宮古案内し、
思い出を語る記事や動画をWebサイトで公開するもの。

リクルマイさんと小池アミイゴさん

二人が歩く宮古の港。

Page 2

小池アミイゴさんが描く宮古はとてもポエティック。

宮古の「アパート巨人荘」。1階部分は津波で襲われて、二階の部屋は何とか流されずに済んだけれど、骨組み以外は跡形もなく流された。リクルマイさんの父が生まれ育った場所。

出崎埠頭から、宮古湾、月山を臨む。

海があってそのすぐ後ろに山があるのが宮古。海も山も近い。

口先の色がちょこっと黒くなってるのがウミネコ。

Webサイトでは、現地でのワークショップ、ミニライブも交えながら、
街を歩き、思い出を語り交換することで見えて来る景色や光の中から、
その想いを紡ぎ出す二人の姿が描かれています。
二人が宮古の街を漫ろ歩くメイキングムービーなど、
動画等の視聴は下記リンクより。

いわてのテとテWEBサイト 
岩手日報WEBサイト特設ページ 漫ろ歩きレポート 
Youtube岩手日報チャンネル

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