news
posted:2015.1.21 from:京都府京都市 genre:ものづくり / アート・デザイン・建築
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
京都室町で、創業280年を迎える帯問屋の老舗、
誉田屋源兵衛(こんだやげんべえ)。
現在は十代目である山口源兵衛さんが、
代々受け継がれてきた技術とともに、
「革新」の精神をもって、業界に新風を巻き起こす
作品を発表しています。
コシノヒロコと隈研吾との「襲一墨象色象展」や、
ユナイテッドアローズ、画家・松井冬子さんら、
アーティストとのコラボレーションも多数。
2月21日から、そんな誉田屋源兵衛の店舗を会場にした
現代アート展「温故知新 -- On Kawara & Donald Judd」が開催されます。
コンセプトは「コンセプチュアル及びミニマル・アートと和の空間の融合」。
主催の「現代芸術振興財団」オーナーの前澤友作氏が保有するコレクションから、
コンセプチュアル・アーティストの第一人者として世界的に知られる河原温と、
ミニマル・アートの巨匠、ドナルド・ジャッドの作品の一部を公開します。
昨年7月に亡くなった河原温による、「いま」を残すために
日付を描いた絵画「デイト・ペインティング」と、
ドナルド・ジャッドによる、極限まで要素を切り詰めたミニマル・アート。
和の空間において、コンセプチュアル・アートとミニマル・アートの調和が
どのように体現されるのか、みどころです。
■現代芸術振興財団 現代アート展「温故知新 -- On Kawara & Donald Judd」
日程:2015年2月21日(土)〜2月24日(火)
時間:11:00〜18:00
会場:誉田屋源兵衛
住所:京都市中京区室町通三条下る
TEL:075-254-8989
入場料:無料
Feature 特集記事&おすすめ記事