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posted:2014.8.29 from:山形県山形市 genre:食・グルメ
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
9月14日(日)、山形県の馬見ヶ崎河川敷にて
日本一の芋煮会フェスティバルが開催されます。
河原でわいわい鍋を囲む芋煮は、東北の秋の風物詩です。
芋煮はさといもと牛肉、こんにゃく、ねぎを
醤油と砂糖で煮る、とてもシンプルな郷土料理。
さといものねばりと牛肉のハーモニーがたまりません。
とくに、秋の空の下で味わう芋煮の味は格別。
このフェスティバルの特徴は、
とにかくスケールが大きいこと。
大鍋でつくる芋煮に使う材料は、
さといも3トン、
牛肉1.2トン、
こんにゃく3,500枚、
ねぎ3,500本!
さらに醤油、日本酒、砂糖などを入れ、
6トンの薪で煮炊きします。
普通の調理器具ではとても間に合わないため、
パワーショベルでかき混ぜるというのもすごい!
運転手さんのパワーショベル使いも見ものです。
当日は、まず芋煮の整理券を手に入れましょう。
整理券と芋煮を引き換えたら、会場内で芋煮をいただきます。
そのほかにも、日本一の豚肉「米の娘ぶた」でつくった塩芋煮や、
つや姫おにぎりなど、おいしいものがたくさん。
ぜひチェックしたいのは、県内外の腕自慢が集まり
ご当地の味をきそい合う、ご当地味くらべゾーン。
今年は山形県山形市の「味マルジュウ」、
「芋煮カレーうどん」、「優勝軒まぜそば」、
山形県新庄市の「とりもつバーガー」、
山形県鶴岡市の 「まるたま」、
山形県米沢市の「石釜焼ピザ」、
茨城県坂東市の「ネギぬた、ネギすき」などが登場します。
イメージキャラクターの芋煮マンと里美ちゃんや、
大鍋戦隊イモニレンジャーなどが登場するステージイベント、
プロレスリングなども開催予定。
このフェスティバルは、1989年に地元の商工会議所青年部の
呼びかけによってはじまったものだそう。
900年の歴史を持つ山形鋳物の技術を生かした鍋や
地場産の食材など、山形県の魅力を満喫できるイベントです。
その土地で食べる郷土料理って、なぜかおいしいですよね。
くわしい情報は公式サイトをご覧ください。
・日本一の芋煮会フェスティバル
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