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今日のおやつ:岩手・大船渡銘菓「かもめの玉子 ミニ」。夏は冷やして召し上がれ。

コロカルニュース

posted:2014.7.28   from:岩手県大船渡市  genre:食・グルメ / 買い物・お取り寄せ

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

今日のおやつは、岩手県大船渡市の「さいとう製菓」さんの
岩手銘菓「かもめの玉子」のミニ版。
かもめの玉子は、しっとり、ほくほくの黄身餡を上品に
ホワイトチョコレートで包んだお菓子。
ミニ版は、通常版の半分くらいの大きさです。
この時期には冷蔵庫で冷やして頂くのがオススメ。

地元に深く根付く「かもめの玉子」が誕生したのは昭和27年のこと。
岩手の二町五村が合併し、大船渡市が誕生したのを
記念して生まれました。
2011年の東日本大震災の際には、大津波によって工場や店舗が倒壊。
さらに歴史ある看板を流されながらも、さいとう製菓さんは
食料のない被災者の方たちにこのお菓子を配り続けました。
その後多大な努力によって工場や店舗を再開し、今に至ります。
奇跡的に看板も発見されたのだそう。
ちなみに東京銘菓で人気の「ごまたまご」は、この「かもめの玉子」の兄弟商品です。

南三陸の自然をゆうゆうと飛ぶかもめをあしらったパッケージ。

中の箱も涼し気なペールブルーです。

むきたてのゆでたまごのような、つるっとした表面がかわいらしい。

カステラ生地で包まれた黄身餡。

かもめの玉子にはこのほかにも、
平泉文化世界遺産登録を記念した栗入りの豪華版「黄金かもめの玉子」、
おめでたい席にぴったりの「紅白かもめの玉子」、
チョコクリームを使った「かもめのショコらん」など、さまざまなバリエーションが。
定番のほかにも、いろいろ試してみたくなっちゃいます。

かもめの玉子ミニ/オンラインショップ

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