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posted:2014.6.11 from:福島県大沼郡会津美里町 genre:ものづくり
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
福島県会津美里町の作陶家、五十嵐元次さんと、
宮城県仙台市出身で、現在東京を拠点に活躍する
デザイナーの角田陽太さん。
二人がコラボレーションし創りあげる、
白磁の日用器のシリーズ「IGARASHI/KAKUDA」。
この展覧会「MINGEI meets DESIGN」が、
6月21日(土)より 29日(日)まで、
東京・中目黒の「SML」と「RED CLOVER nakameguro」にて
開催されます。
五十嵐さんは1948年会津若松市うまれ。
無名の職人が実用性、複数性、廉価性、伝統性などを
追求してものづくりをしていた「民藝」の流れを汲む作家。
角田陽太さんは1979年仙台市生まれ。
無印良品のプロダクトデザイナーなどを経て
自らのデザインスタジオ、YOTA KAKUDA DESIGNを設立。
国内外のクライアントを持ち、
さまざまな分野のデザインを手がけるデザイナーです。
30歳ほども年の差のある二人ですが、コラボレーションの
息はぴったり。
そのジャンルはうつわだけでなく、シャツのデザインを
角田さんがおこない、白磁のボタンを五十嵐さんが手がけると
いうものにも及びます。
今回の展覧会、一つ目の会場「SML」では、
「IGARASHI/KAKUDA」のうつわを中心に、
五十嵐さんの個人作品や、角田さんがデザインを
手掛けるテーブルウェアブランドや壁掛け時計、
備中和紙「KAMI」やシャツなどを展示・販売。
もう一つの会場「RED CLOVER nakameguro」では
「IGARASHI/KAKUDA」のほかにも
今回のためにセレクトされたモダンな民藝の
うつわが揃います。
初日の6月21日(土)には、フードスタイリスト中山暢子
によるお料理とお酒を、五十嵐さんのうつわで楽しむ
オープニングパーティーも開催。
民藝とデザインの融合、ぜひチェックしてみてください。
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