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今日のおやつ:
思い出のカフェの味が今も。
日本三景・松島の松華堂菓子店
「いちじくのパフェ」

コロカルニュース

posted:2014.5.12   from:宮城県宮城郡松島町  genre:旅行 / 食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

今日のおやつは、宮城県は松島町にある
「松華堂菓子店」さんの「いちじくのパフェ」。
松華堂菓子店さんは「おでかけコロカル」でもご紹介した地元の人気スポット。
日本三景・松島の点在する島々の風光明媚な景観を臨む、
レトロモダンな建物が目印の
お土産屋さん/お菓子店/カフェなんです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ!

そんな松華堂菓子店さんの、
二階のカフェで提供されているのが、この「いちじくのパフェ」。
自然な甘味の手作りコンポートと、「濃厚だけど飽きがこない」
ことにこだわって選びぬかれたソフトクリームのみ、
のシンプルなデザートです。
赤ワインで煮こまれた、ねっとりしたいちじくと
濃厚なミルク味のソフトクリームの組み合わせは
素晴らしい相性で、一度食べると忘れられない美味しさ。

松島を代表する歴史的建造物・五大堂を眺めながら頂くデザートは格別。

オーナーの千葉伸一さん

「いちじくのパフェ」はもともと、
松華堂菓子店オーナーの千葉伸一さんと千葉綾子さんが
かつて松島の別の土地で営んでいた「カフェロワン」で
提供されていた看板メニュー。
「カフェロワン」は松島の高台にあって、松島湾を一望する
気持ちのよいカフェだったのですが、東日本大震災で建物が壊れてしまい、
惜しまれながら休業することに。みんなに愛されたロワンの
思い出のかけらとして、いまも松華堂さんでこのメニューが
味わえるんです。

パフェに使われている
いちじくの赤ワイン煮は、綾子さんが
フランスにいた時に地元の方から
教わったレシピで作られているのだとか。
いろいろな思い出がつまったいちじくのパフェ、ぜひ
松島を訪れた際には味わってみてください。

松華堂菓子店のもうひとつの人気メニュー、地元産の卵をたっぷりと使った、優しい甘さのカステラ。お土産にも。

松華堂菓子店

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