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今日のおやつ:
創業650年の老舗、塩瀬総本家の
カワイイ本格派
「ハローキティ紅白饅頭」

コロカルニュース

posted:2014.1.31   from:東京都中央区  genre:食・グルメ

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

今日のおやつは、東京・築地の老舗和菓子店「塩瀬総本家」さんの
「ハローキティ」をモチーフにしたかわいらしい紅白まんじゅう。
山芋をつかったふわっとした食感の
薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)に、ねりきりのリボン。
創業650年という老舗の和菓子店、塩瀬総本家さんが作る
紅白まんじゅうですので、味は本格的です。
期間限定で販売されています。

ケースに入っている姿もかわいらしい。

本格的なお饅頭です。

箱にあしらわれているのは、8代室町将軍の足利義政に授かった「日本第一番本饅頭所林氏塩瀬」の看板の図。

塩瀬総本家さんの始祖、林浄因さんは、
お饅頭を日本で初めて作った人だと言われています。
林浄因さんは貞和5(1349)年に来日して奈良に住み、
中国では肉を詰めて食べる「饅頭(マントゥ)」にヒントを得て、
甘く似た小豆を皮に包んで売り出します。
饅頭は世間で大評判になり、後村上天皇に献上されることに。
お饅頭を喜んだ天皇から、林浄因は宮女を賜ります。
結婚の際、林浄因さんは紅白の饅頭を作って周囲の人に配ったのが、
現在も残る風習「紅白まんじゅう」の始まりなのだそうです。

歴史ある紅白まんじゅうの新しい姿、
とってもすてきですね。

塩瀬総本家

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