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posted:2013.12.2 from:山形県東根市 genre:食・グルメ
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
今日のおやつは、山形県東根市の
戸田商店さんが作っている「厳選炒り豆 秘伝大豆」。
一見ふつうの乾燥豆のようですが、
こちら、ただの炒った大豆ではありません!
素材の「秘伝豆」は、デリケートな植物のために日本でも
生産量が少ない「青大豆」という品種の大豆。
普通の大豆は、若い時が「枝豆」の状態で
熟成すると「大豆」になるのですが、この青大豆は
熟成しても青いままなので「青大豆」と呼ばれています。
寒暖の差がある豊かな土地の山形だからこそ
育つ品種で、青いまま成熟させるのも
大変な苦労があるそうです。
「厳選炒り豆 秘伝大豆」は、
この貴重な青大豆を丁寧に炒りあげたもの。
お口に入れると、豆の香ばしさとふくよかな
甘みが口いっぱいに広がります。
ポリポリという心地良い音ともに、箱からなくなるまで
つまむ手が止められなくなる、ある意味危険なおやつです!
この文章を書いている間も手が止まりません。
この大豆、そのまま食べてもおいしいですが、
水で戻してから煮立てるとふっくら、つやつやの青豆になります。
山形や宮城では、この戻した大豆と数の子を一緒に
あえたものがお正月の定番メニューだったりします。
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