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有田焼とオランダデザインの
幸福な出会い。佐賀県発
「1616 / Arita Japan」

コロカルニュース

posted:2013.9.6   from:佐賀県西松浦郡有田町  genre:ものづくり

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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

「有田焼」で知られる佐賀県有田町は、日本磁器発祥の地。
なんと1616年から400年もの歴史があるんです。

この有田において、従来とは異なるデザインアプローチを
試みている「百田陶園」が、伝統を踏襲しながら、有田焼に
新しい価値観をあたえるブランド「1616 / Arita Japan」を
2012年に立ち上げました。

このブランドにおいてクリエイティブディレクターをつとめるのは、
京都を拠点に活動し、KARIMOKU NEW STANDARDやSERGIO ROSSI (イタリア)
等のプロジェクトを手がけるデザイナーの柳原照弘さん。

「1616 / Arita Japan」のうつわはどれもモダンで
美しいものですが、なかでも惹きつけられるのは、
オランダのデザイナー「ショルテン&バーイングス」による
日本の伝統色を再解釈したシリーズの「カラーポーセリン」。
なんともいえない淡い色合いが、生活にやわらかい彩りを与えてくれそうです。

1616 / Arita Japan

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