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尾道市民270人が
備後のデニムをエイジング
「尾道デニムプロジェクト〜
デニムでつなぐ物語」

コロカルニュース

posted:2013.7.29   from:広島県尾道市  genre:ものづくり / アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

数々の名画の舞台として知られる、広島県の尾道。
ここ中国地方の備後地区は、日本有数のデニムの生産地でもあります。
そんな尾道で、メイド・イン・ジャパンにこだわった
ブランド「RESOLUTE」のジーンズを尾道市民が1年間穿き続け、
人工の加工ではない本物のユーズドデニムを作る「尾道デニムプロジェクト」が
行われています。

RESOLUTEは、生産のすべてを備後地区の熟練の
デニム職人が担うブランド。
尾道市民が履くデニムは、染色をカイハラ株式会社が、
洗い専門工場は株式会社仁多産業が、裾上げは檀上被服が行います。

プロジェクトにおいては、尾道市民約270人に、デニムを2本ずつ配布。
このデニムは1週間ごとに穿き替えられ、設置されたデニムBOXに入れて提出。
専門の職人が洗いをかけて戻し、これを1年間続けることによって
“本物”のユーズドデニムを作っているのです。
このデニムが発売されるのは来年の2月。
公式facebookでプロジェクトの進行がレポートされています。

尾道デニムプロジェクトFacebook

尾道デニムプロジェクト公式Webサイト

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