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posted:2013.7.23 from:新潟県新潟市 genre:食・グルメ
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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
新潟市のお祭りには必ずあるというお菓子「ぽッぽ焼き」をご存知ですか?
別名蒸気パンとも呼ばれる、新潟市民のソウルフードです。
黒砂糖と小麦粉を混ぜて細長く焼き上げたお菓子で、黒砂糖のこくのある甘みと、
モチモチとした食感がやみつきになります。
「ぽッぽ焼き」のルーツをたどると、
そもそも明治の終わりから大正の初めごろにかけて造り始められたお菓子。
新潟県新発田市周辺の発祥と言われています。
名前の由来は、焼き釜から蒸気が上がる様子が
蒸気機関車に似ていることから「蒸気パン」と呼ばれ、
その後、焼き器の蒸気口に笛をつけてポーポーと鳴る音で客寄せをしたのだとか。
それでぽッぽ焼きという名前になった、とも(諸説あり)。
新潟市民が他県のお祭りに行くと「なんでぽッぽ焼きがないの?!」と言うくらい
地元ではメジャーなお菓子なんだそうです。かなり気になる存在です!
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