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posted:2024.7.19 from:大分県由布市 genre:旅行
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writer profile
Mae Kakizaki
柿崎真英
かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。
大分県の〈阿蘇くじゅう国立公園〉内に6月21日、
保護猫との宿泊体験ができるユニークな複合施設
〈YUFUIN HOGONEKO FOREST〉がオープンしました。
運営するのは、自身も3匹の保護猫と暮らし、ジュエリーブランド〈Catton〉や
イタリアンレストラン〈ZORO〉などの運営の傍ら、5年に渡り保護猫活動を
行ってきた崔昌奎さん・梅崎尚子さん夫妻。
ふたりの「保護猫という存在をもっと多くの人に知ってほしい」という想いから、
4年の構想期間を経て、この複合施設が開業しました。
およそ8100平米もの広大な敷地には、レストランなどが入る本館とコテージが点在。
「森と猫のヒュッゲ」をテーマにつくられたコテージでは、
さまざまな理由で飼い主を失った保護猫たちとの宿泊が体験できます。
木の香りや温もりが感じられるウッディーなリビングには、
保護猫たちを愛でたり、まったりしたりする時間を
大切にしてほしいという想いから、あえてテレビは設置されていません。
そして、3重扉の向こうには、猫のための部屋が用意されています。
室内には、ソファや机、椅子も用意されているため、
猫に癒されながら仕事をすることもできます。
また、リビングにいるときでも猫の様子を愛でられるよう、
部屋の全面がガラスで仕切られているのも、猫好きには
たまらないポイントです。
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本館には、保護猫たちと触れ合える保護猫カフェ〈Catete〉を
併設したレストランと、さまざまな猫グッズをはじめとした
雑貨などが並ぶショップが入っています。
レストランでは、オーナーが営むイタリアンレストラン〈ZORO〉でも
人気のパスタやステーキ、ハンバーグ、韓国料理が味わえます。
また、7月末~8月初旬頃には、敷地内にキャンプやバーベキューが
楽しめるエリアが新たににオープン予定とのこと。
この施設は、保護猫との宿泊体験や触れ合いができるだけでなく、
気に入った猫は譲渡を受けることもできるマッチングの場としての側面も持ちます。
保護猫とゆっくり過ごしたい人はもちろん、ペット不可の住宅に
住んでいるなどの理由で、猫と一緒に暮らすことができない人や
猫を飼う前に猫のいる暮らしを体験してみたい人なども大歓迎という
ことなので、この夏の旅の候補に加えてみてはいかがでしょうか?
information
YUFUIN HOGONEKO FOREST
住所:大分県由布市湯布院町川西字栗谷1755-37
Tel:0977-33-9089
営業日:金・土・日曜・祝日
営業時間:11:00〜17:00
アクセス:湯布院中心部から車で約20分
宿泊料:1棟(定員2名)1泊3万8500円
*価格はすべて税込です。
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