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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
メンズ着物ブランド〈Y. & SONS〉が、
文具店〈カキモリ〉とコラボレーションし、
オリジナルのきもの生地を表紙に用いたノートを
2023年11月2日に発売しました。
現在Y. & SONS各店でその発売を記念したポップアップも開催中。
同ブランドはかねてより、
きものの生地を日常に取り入れてほしいという思いから、
オリジナル生地を用いたノートの製作を構想していました。
今回は、「たのしく、書く人。」をコンセプトに、
書くきっかけをつくる文具店・カキモリに依頼をして、
A5のノートブック(上製本)を製作。
これまでにさまざまなノートを見てきたカキモリとY. & SONSが、
使い手と共にながい年月を積み重ねることを想定し、
細部にさまざまなこだわりが込められた一冊です。
まず、表紙に貼られたシックな生地は、
十日町紬や米沢織のシルク生地。
新潟県十日町で、養蚕や麻の栽培が
盛んだったことから誕生した十日町紬。
伝統にとらわれないモダンなデザインが、
着物好きの間で定評があります。
また、米沢藩主だった上杉鷹山が国おこしの一環として
青苧(あおそ)の縮織(ちぢみおり)から発展した山形県の米沢織。
一産地一紬が主流の着物産地ですが、こちらでは個性あふれる、
多様で高品質な絹織物が生産されていることで有名です。
そんな、使うほどに購入者の手に馴染む、
味わいある素材を使い、6種の表紙を展開。
専用のケースも付属しています。
表紙は、大切なページをしっかり守るように、
用紙よりも一回り大きく、厚手で丈夫に設計。
また、「糸かがり綴じ」という製本のおかげで、
ページが180°開くので、書きやすさは抜群。
強度も高く、ページが取れてしまうなんてこともありません。
用紙は吸収性が良く、インクの筆記に適した
高級筆記用紙のフールス紙。
薄く印刷された手書き方眼は、コピー時に写りにくく、
書き手の目にやさしいのが特徴です。
そのため、書いているときは気にならず、
後から見返すと、文字が主役に見えるといいます。
Y. & SONSの長年の夢と
カキモリのこだわりが詰まったノートは、
筆を進めるのが楽しく、使えば使うほどに愛着が湧き、
日常の相棒となってくれることでしょう。
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このノートの発売を記念して開催中のポップアップでは、
カキモリの定番商品もラインナップ。
秋の「着る」「書く」「食べる」が揃った充実の内容です。
Y. & SONS神田店は現在開催中〜2023年11月19日(日)まで、
Y. & SONS京都店は、2023年11月23日(木)〜12月3日(日)。
カキモリの定番商品は、Pigment ink(2750円)、
Aluminium pen(4180円〜)、Nib holder(2970円〜)、
Metal nib / Pen nib(2200円〜)、Pen rest(5500円〜)の
5つのアイテムが登場。
また、Y. & SONS のきものの色をモチーフとした
限定色のインク「藍×松煙」、「松煙」 (いずれも2750円) をオーダーできたり、
神田店限定で、カキモリと関わりが深い〈胡麻団子 蓉(よう)〉の
定番商品〈ごまさん(胡麻団子3種セット)〉より、
イベント限定3種の餡を包んだ限定ごまさんが販売されました。
*限定色は、オーダーから約3週間後のお渡し(神田11月下旬、京都12月上旬)。
ノートはもちろん、
ポップアップもこだわりが詰まっており、見逃せません。
お近くの方は、ぜひ足を運んでみては?
information
Y. & SONS
Web:Y. & SONS 公式サイト
Instagram:@yandsons
カキモリ POP-UP
神田店:開催中〜2023年11月19日(日)
住所:東京都千代田区外神田2-17-2
営業時間:11:00〜19:00/水曜定休日
※蓉の限定ごまさん販売は 11/11(土)〜12(日)の2日間です。
京都店:2023年11月23日(木)〜12月3日(日)
住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館1F
営業時間:11:00〜20:00
*価格はすべて税込です。
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