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posted:2021.7.14 from:石川県能美市 genre:ものづくり
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
1943年の創業以来、日本を代表する繊維産地である北陸を拠点に、
染色技術を基盤とした繊維加工事業を行ってきた〈小松マテーレ〉。
2021年6月、同社は工場直販型ファクトリーショップ〈mono-bo(モノーボ)〉を
本社敷地内にオープンさせました。
本社内にある建築家・隈研吾氏が設計したファブリックラボ
〈fa-bo(ファーボ)〉の関連施設として、
今回オープンさせた新しいラボをmono-boと命名。
アップサイクルの視点で捉え直したモノづくりを行う新ブランド
〈mate-mono(マテモノ)〉の商品などを販売するスペースを中心に、
小松マテーレの新しいモノづくりの現場を伝える工房などが入った
“サスティナブルなモノづくり”を実践する複合型施設となっています。
ここから時代の変化に応じて、繊維の魅力を多角的に発信していくそうです。
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オリジナルショップ〈mate-pla(マテプラ)〉では、
mate-monoをはじめとした100点以上の商品から、
テキスタイルの魅力や可能性を体感することができるでしょう。
2階では、同社の素材を使用したワークウェアやユニフォームも展開。
店内のディスプレイには、運搬用のパレットや使用済みのドラム缶を再利用し、
プライスタグの紐はマスク製造で出る端材を使用。
買い物をすると、端材を用いたショッピングバッグに入れてもらえます。
体感型工房〈mate-labo(マテラボ)〉は、同社の工場で行っている
染色やプリントといった、ファブリックがつくられる工程を体感できる工房。
小型の染色機でバッグをカラーに染めたり、Tシャツにプリント・刺繍を加えるなど、
自分好みのセミオーダーアイテムを生み出すことができます。
ガラス張りの窓からは、モノづくり工程の見学が可能。
〈mate-café(マテカフェ)〉は買い物の合間や、
オーダーを待つ際などにくつろげるカフェスペース。
mate-laboに隣接しているため、モノづくり工程も眺められます。
同店で販売されている製品は、こちらから通販も可能です。
information
mono-bo(モノーボ)
*価格はすべて税込です。
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