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posted:2021.4.29 from:福井県鯖江市 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
福井県鯖江市。
コロカルで何度も紹介しているこの地は、ご存知の通り、眼鏡・繊維・漆器産業が盛んな
日本が誇るものづくりのまち。
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そんな鯖江市にて、こんな素敵なサステナブルでモダンなプロダクトが
展開されているとの情報が届きました。
手がけているのは、鯖江市河和田地区で、
1983年に創業して以来、木製品の吹付塗装を行う〈丸廣意匠〉。
代々受け継がれてきた技法で、丁寧な塗装を手がけるかたわら、
その技術を用いた新たな表現を探求しています。
今回ご紹介するプロダクトは、そんな〈丸廣意匠〉が、
河和田の各工場のデッドストックや木地に塗装し、
新たな価値を探る実験的なプロジェクト〈MARUHIRO SPRAY〉のもの。
越前漆器の産地・鯖江の各工房で眠っていた商品や塗装前の木地や試作品。
これらを〈丸廣意匠〉は、酒井義夫氏(ろくろ舎)、イトウケンジ氏(MUTE)とともに、
塗装を通して新たな見せ方をすることで、よりモダンなプロダクトへと昇華させました。
下地から上塗りの過程で、ひとつひとつ丁寧に、
塗装と研磨を繰り返され、曇りひとつない艶やかな見た目です。
色鮮やかなカラーコンビネーションも目を引きます。
これらはすべて一点もので、同じかたち、色は一切存在しません。
かたちはお膳からお重まで幅広く展開。価格は8500〜69900円ほどです。
モダンな感性で越前漆器をアップデートさせた〈MARUHIRO SPRAY〉。
洗練されたインテリアとして、大活躍してくれること間違いなし。
気になる方はぜひ、オンラインショップをチェック。
*価格はすべて税込です。
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