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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
SDGsが広まり、社会全体で地球の未来を考えた取り組みが、
以前より輪をかけて行われるようになった近年。
そうした流れを受けて、環境に配慮したプロダクトを
日常に取り入れたい方は多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する〈HOZUBAG(ホズバッグ)〉は、
そんな方におすすめなアップサイクルバッグ。
カラフルでおしゃれな見た目ですが、なんと
廃棄されたパラグライダーの生地でできているんです。
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〈HOZUBAG〉が作られたのは京都・亀岡市。
亀岡市は、2018年に「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を発表し、
2030年までに使い捨てプラスチックごみゼロのまちを目指すといいます。
その宣言を発端に誕生したのが〈HOZUBAG〉。
「水が海から雲になり、やがて雨として山に降り、
川を流れて海に着くように、とても当たり前で自然な循環を
〈HOZUBAG〉がささやかに生み出します」
というコンセプトのもと、国内のパラグライダー教室と連動し、
役目を終えた全国各地のパラグライダーを
亀岡市にある工房〈HOZUBAG.Mfg.〉で解体、裁断を行い、
バッグとして、日本はもとより世界へ展開しています。
この事業はSDGs認定事業でもあり、
亀岡市の地域活性化や雇用創出、福祉貢献などにも貢献。
総合プロデュースは、
「洋服があれば世界は劇場になる」をコンセプトに
洋服から空間まで手がけるファッションブランド
〈THEATRE PRODUCTS〉の武内昭氏が担当しています。
パラグライダーの生地なので、軽くて丈夫。
色鮮やかで思いがけないカラーパターンが本当に美しいです。
さまざまなサイズがあり、どれにしようか迷ってしまいますよね。
持ち手には〈THEATRE PRODUCTS〉のロゴが入っているのも特徴。
今をときめくアップサイクルバッグをお探しの方、
ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
information
HOZUBAG
Web:公式サイト
*価格はすべて税込です。
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