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posted:2020.11.27 from:全国(高知県・福井県) genre:買い物・お取り寄せ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
特別な日には、マスクだってそれ相応の華やかなものを身につけたい。
そんな方にぴったりなマスクが、この秋、
紙と印刷の無限の可能性を探求するデザインチーム〈Paper Parade〉より発売されました。
名前は〈折り紙マスク〉。
「人々が気持ちよくハレの日を迎えられるように」という願いを込め、
一枚の紙がさまざまな形へ変化する日本古来の文化「折り紙」をモチーフに。
特別な「場」「装い」にぴったりのアイコニックなデザインとなっています。
折り畳んだ状態は、⼩さな封筒に⼊るほど薄くて軽く、コンパクト。
ゴムの端をつまんで外側に引っ張ると、⽴体的なドーム状に変身します。
折り⽬として広がる幾何学状のラインには、⾦の箔が。
まさにお祝いの席や儀礼・儀式といったシーンにぴったり。
マスクと肌の間に空間ができるため、メイクが崩れにくいのもポイントです。
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使われている素材は、通気性に優れ、肌ざわりが良く
その透明度から、カゲロウの⽻とも称される高知県の〈⼟佐典具帖紙(⼟佐和紙)〉と、
越前和紙1500年の技術で開発された福井県の〈カミだのみ ⼭伝製紙(越前和紙)〉。
この〈折り紙マスク〉は、国内各地の和紙⽣産者と連携した製品開発を⾏い、
国産和紙のシーンを広げるための取り組みも行っています。
今後はさらに、さまざまな⽣産地との共創が計画されているそう。
また、発売されて間もないですが、イタリアのデザインコンペティション
「A’Desugn」のCOVID-19にまつわるデザイン「War on Virus」部門のファイナリストに。
さっそく世界的にも評価されつつあります。
ハレの日にふさわしい〈折り紙マスク〉。
思いがけないところに、誠意あるローカルな取り組みがあるところもすてき。
特別な日には、マスクだっておしゃれをしましょう。
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株式会社ペーパーパレード
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