富山発〈cusuri〉 「薬」売りの伝統が生んだ、 「クスリ」と笑顔が生まれる 「紙ふうせん」プロジェクト

kamifu-sen nipponシリーズ〈sumou〉

思わず笑顔になる、ころんとした四角い紙ふうせん。

富山県で約140年続く、
医薬品パッケージをメインとした印刷メーカー・富山スガキ株式会社が開発した、
紙製品ブランド〈cusuri〉のkamifu-senです。

「sumou」の販売パッケージ

〈sumou〉の販売パッケージ

〈sumou〉を膨らませると、大きな力士と小さな行司になり、
飾るだけで土俵入りの様子が完成。
「のこった!のこった!」と掛け声が聞こえてきそうで、くすりと、顔がほころびます。

縁起物を飾る文化を残したい

nipponシリーズ「engimono」

nipponシリーズ〈engimono〉

一番人気のkamifu-senは、招き猫・だるま・小判のセット〈engimono〉。

気軽に置ける紙ふうせんで、
日本の縁起物を飾る文化を残したいという思いから生まれた商品だそう。
洋間にも溶け込む、モダンなデザインも魅力です。

薬売りが生んだ「紙ふうせん」文化

医薬品パッケージの印刷メーカーが
なぜ紙ふうせん? と思うかもしれませんが、
富山では、薬と紙ふうせんが密接に関係しています。

紙ふうせんつくりの様子

紙ふうせんつくりの様子

「富山の薬売り」という言葉があるほど、薬で有名な富山県。
江戸時代、江戸城に参勤した富山藩主が、
腹痛になった大名に服用させた薬が効いたことで、
その名が知れ渡ったとされ、300年以上の歴史があります。

その富山で、配置薬のおまけとして、
明治時代から、薬の商品名や
製薬会社の企業ロゴを入れて配られていたのが、紙ふうせん。
遊び道具が少なかった当時、子どもたちに人気となり、
以来、富山スガキ株式会社も、紙ふうせんをつくり続けてきたのです。

海沿いの地区に伝わる手仕事

紙ふうせんのつくり手の多くは、80歳以上。
海沿いのあるまちの女性たちが、
その技を受け継いでいます。

一枚、一枚、すべて手作業で完成させる

一枚一枚、すべて手作業で完成させます。

富山の紙ふうせんは、絵柄が描かれた上面と側面、底面の
3つのパーツを糊づけしてできています。

模様を合わせて紙を折り、シワを出さず、
角がきれいになるよう貼り合わせるには熟練の技が必要。
すべて手作業でありながら、面と面の模様がぴたりと揃うのです。

紙ふうせんの技術を未来へ残すために

つくり手が高齢化し、後継者不足だった四角い紙ふうせん。

未来へ残すため、おまけではなく、
現代の生活に馴染み、販売できる商品を生み出そうと始まったのが、
「薬とクスリ(笑顔)」のふたつの意味を持つ、〈cusuri〉プロジェクトでした。

gyoujiシリーズの「koinobori」。手軽に飾ったりプレゼントできる

gyoujiシリーズの〈koinobori〉。手軽に飾ったりプレゼントできます。

2017年の始動以来、つくり手も増え、
笑顔になれるデザインがたくさん生み出されています。

人気デザイナーとのコラボレーション

TANSAN TEXTILEシリーズ「TANSAN HIKING」

TANSAN TEXTILEシリーズ〈TANSAN HIKING〉

「炭酸デザイン室」や、鈴木マサル氏が、富山の自然や食を模様にするプロジェクト
「富山もよう」とのコラボ商品も登場。空間を明るくしてくれるカラフルなオブジェです。

季節の彩りや贈り物に

seasonsシリーズ 「summertime」

seasonsシリーズ〈summertime〉

季節のイベントを飾るgyoujiや、四季の柄が描かれたseasonsなど、
日本の風物詩を手軽に取り入れられるシリーズもおすすめ。
縁起物と同じように、季節を愛でる習慣を残すことができそうです。

どの商品も、風船が膨らんでいない状態で販売されているので、
軽量でコンパクト。贈り物や海外へのおみやげにも喜ばれますね!

暮らしに合わせて楽しめる

夏にぴったりな「fu-rin fu-」

夏にぴったりな〈fu-rin fu-〉

吊るすことのできるモビールキットや、
風鈴の姿になる商品もあるので、
場所に合わせて取り入れてみると暮らしが鮮やかになりそうです。

お部屋の中に紙ふうせん、はじめてみませんか?

information

map

cusuri 
クスリ

住所:〒939-8585 富山県富山市塚原23-1 富山スガキ株式会社 商印営業課内

TEL:076-429-8923

Web:cusuri

※オンラインでの販売は行っていないので、購入は、全国のセレクトショップや雑貨店、書店などへお問い合わせください。詳しくはこちら

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