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posted:2019.5.20 from:岡山県岡山市 genre:旅行
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Saki Ikuta
生田早紀
いくた・さき●インディペンデントな広告会社『ココホレジャパン』の新米アシスタント。生まれも育ちもド田舎の27歳。やばい芋ねえちゃんとして青春時代を過ごす。その野暮さは現在も健在! さりげなく韻を踏むことが生業です。
瀬戸内国際芸術祭2019を楽しむ予定のみなさま、
今回は骨の髄までアートな旅にしてみませんか。
アウトドア好きのアクティブなみなさま、
自慢の相棒とともに最高のサイクリング旅に出かけませんか。
そんなときには、関東・関西から中四国に
アクセスする際の玄関口・岡山発の観光列車
〈La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)〉
がおすすめです(以下、ラ・マル・ド・ボァ)。
2016年のデビュー以来、アート好きに限らず、
外国人や観光客などに人気を博し続けてきた〈ラ・マル・ド・ボァ〉。
真っ白な車体に大胆に描かれた、旅情を誘うデザインや言葉の数々。
黒い太線をうまく使うことで車窓をカバンに見立てているという
洒落の効いたデザインがたまりません。
その名はフランス語で「木製の旅行カバン」を意味し、
現代アートやサイクリングが楽しめる瀬戸内の各所まで
わたしたちを運んでくれます。
車内には旅先への期待値を高めてくれるアート作品や、
行き先にまつわる歴史やその土地の楽しみ方がわかる書籍がずらり。
リクライニングの座席のほかに、窓側向きのカウンター席もあるのがうれしい……
車窓から見えるのどかな景色に癒されながら、ゆっくりと旅支度するのに最適です。
そしてなんと、自転車を積みこめるスペースもあり(8台まで。要予約)。
愛機とともに、サイクリストの聖地〈しまなみ海道〉への思いを存分に募らせましょう。
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車内販売では地元特産品とコラボしたオリジナルグッズに
ぜひお目通しいただきたいです。
備前焼作家の渡邊琢磨さんが手がけたフリーカップや、倉敷の11号帆布と
コルク製造の老舗〈内山工業〉のコルクレザーを組み合わせたペンケースなどなど。
シンプルながらも〈ラ・マル・ド・ボァ〉らしさのある
スタイリッシュなアイテムが並びます。
現在〈ラ・マル・ド・ボァ〉が運行しているのは3路線。
芸術祭の会場でもある直島などへのアクセスが良好な「宇野」行きの〈ラ・マル せとうち〉、
しまなみ海道の本州側玄関口である「尾道」行きの〈ラ・マル しまなみ〉、
金刀比羅宮のある古き良き文化のまち「琴平」行きの〈ラ・マル ことひら〉です。
旅はもう、移動の時点からはじまっています。
うまく気持ちを高められれば、行き先で出会う景色はもっと格別なものになるはず。
ぜひ〈ラ・マル・ド・ボァ〉に、そのお手伝いをさせてください。
information
La Malle de Bois
ラ・マル・ド・ボァ
区間:ラ・マル せとうち(岡山〜宇野)、ラ・マル しまなみ(岡山〜尾道)、ラ・マル ことひら(岡山〜琴平)
乗車料金:1,350円(岡山〜宇野)、2,300円(岡山〜尾道)、2,310円(岡山〜琴平)※片道、おとな1人、乗車券+グリーン券の合計金額
購入場所:JR主要駅のみどりの窓口、主な旅行会社(乗車日1ヶ月前のAM10時から購入可能)
運行日:(ラ・マル せとうち) 7/6、9/7を除く毎週土曜運行。および8/14・15・16に運行)。(ラ・マル しまなみ)毎週日曜。(ラ・マル ことひら)7/15・19、8/12、9/16・23。
Web:ラ・マル・ド・ボァ
注意事項:価格・運賃などは2019年4月17日現在の情報です。ご予約の際に、最新の情報をお確かめください。
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