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posted:2018.7.28 from:静岡県浜松市 genre:食・グルメ
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writer profile
Yuka Nakamura
中村由香
なかむら・ゆか●東京都出身の江戸っ子。スイーツ研究家。おやつ番長と言われること十何年。世界中のお菓子を探し訪ねています。温泉とサッカー好きでもあり、サッカーを通じて日本中世界中を訪ねています。
暑さもピークを迎え、かき氷が食べたくなるのはだれでも一緒。
そんななか、浜松で「うなぎパイ」をはじめ、
さまざまなお菓子を製造、販売してきた〈春華堂〉が
かき氷イベント〈nicoeかき氷甲子園〉を企画しました。
〈春華堂〉さんのうなぎパイは、
浜松の地に根付くお菓子を作りたいという思いから、
1961年浜名湖名産であるうなぎを使って誕生。
生地には「秘伝のうなぎの粉」、秘伝のタレには夜の調味料ガーリックが入っています。
誕生のきっかけは、2代目社長が旅行先で出身を答えたところ、
「浜松」を知らなかったのだそうです。そこで
「浜名湖の…」と伝えると、「うなぎが有名な浜名湖ね」と言葉が帰ってきました。
地元の素材といえば鰻だと、お菓子の開発を始めました。
使用している砂糖・小麦粉・バターはうなぎパイ専用に特注したもの。
「夜のお菓子」というネーミングが、広まるきっかけになりました。
素材への思いがひときわ強い〈春華堂〉。
今回、47都道府県の名産である素材の味を最大限に生かして、夏にふさわしいかき氷に挑戦。
監修者には豪華なメンバーを迎えました!
栃木や宮崎のプロモーション大使に選ばれている『MAISON GIVRE』の
江森宏之氏や、ミシェランガイド1つ星をとった『LaPAIX』の松本一平氏。
その他、料理教室「ハレとケ」主宰の料理研究家五味幹子氏、
オニギリストで「Knock’sKitchen」主宰のフードコーディネーター横山久美子氏。
どんなものでも美味しくなってしまう魔法の手の持ち主たちです。
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それでは、〈nicoeかき氷甲子園〉に登場する47都道府県のかき氷をご紹介!
香川県の“おいり”は、結婚式の引き出物に使われる、
もち米をあられにして色付けしたお菓子。
このおいりをを乗せたかき氷は、見た目も味わいも優しくて心ひかれます。
高知のかき氷は“狼桃”というトマトを使ったもの。
トマトの原産地アンデスの厳しい環境を再現し、独自の育成方法で
実がしまった高糖度の狼桃ジュースをかけて、
実もたっぷりの“狼桃ジュース(トマト)”かき氷にしました。
そして栃木は“夏イチゴ”。
冬から春にしか出来ないイチゴを夏でも食べられるようにしたイチゴです。
こちらを贅沢に削ってピューレと合わせかき氷にかけました。
ありそうでなかなか食べられない生イチゴのかき氷はたまりません!
そのほか、新潟県代表は日本酒八海山から、
砂糖を一切使わず麹のでんぷんを糖化させることで甘さを引き出した
“麹だけでつくったあまさけ”を。
静岡県からは待ってましたの“クラウンメロン”。
これはひとつのツルに1個だけしかならせないという言わずもがなメロンの王様です。
どれをとっても食べたくなる逸品。
それをこの暑い夏、かき氷の上にトッピングしたのだから何個でも食べられそうです。
47都道府県49種類のかき氷がラインナップしています。
かき氷によって、チップの枚数が違います。
購入したチップの枚数をうまく組み合わせて、食べたいかき氷を選んでください。
開催場所は春華堂が2014年にオープンさせた
〈浜北スイーツ・コミュニティ「nicoe(ニコエ)」〉にて。
期間は7月27日(金)から8月26日(日)の金土日限定と、
8月13(月)~16日(木)のお盆期間。
組み合わせを悩むのも楽しみのひとつです!
information
nicoe(ニコエ)かき氷甲子園
期間:2018年7月27日(金)~8月26日(日)の金土日曜日限定、8月13日(月)~16日(木)のお盆期間
営業時間:11:00~21:00
会場:nicoe(ニコエ) | 浜北スイーツ・コミュニティ ガーデン特設会場(静岡県浜松市浜北区染地台6丁目7-11)
チケット販売方法:
当日販売 チケット6枚 1800円(税込)
前売販売 チケット7枚 1800円(税込)
※チケットの販売に関する詳細はnicoeのWEBサイトにて随時公開予定
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