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高知県田野町が成功させた
『まちなかおばけストリート』。
四国一小さなまちに
1000人が来場!

コロカルニュース

posted:2017.10.2   from:高知県田野町  genre:エンタメ・お楽しみ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

四国一小さな町こと、高知県田野町(たのちょう)。
東西2.2km、南北4km、総面積6.56平方kmというコンパクトなまちです。
ここで2017年9月23日(土)、まちの中心にある芝商店街を舞台に、
お化けをテーマにした手作りの観光イベント『まちなかおばけストリート』が
開催されました。

舞台は、かつて大名行列が通ったとされる、県指定文化財の町道「岡御殿」。
町民自らがおばけに扮して来場者を驚かせる、手づくりの肝だめしイベントです。

手の込んだ衣装や装飾は、すべて町民たちの手作り。
照明、BGM、スモークなど、演出のための道具も、
すべて町民たちの協力によって持ち寄られました。

ゾンビメイクや、おどろおどろしいBGMなどで、
日が暮れる頃には静かなまちがお化け屋敷に変貌!
新しい試みに観光客は大盛り上がりです。

おばけメイクをする町民たち

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1,000人が来場

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そうした工夫の結果、イベントの来場者数は
町民も含めなんと1,000人を記録。
受付開始後30分で夜店の出し物がすべて完売してしまうほどの賑わいでした。

会場は田野町の『岡御殿』がスタート地点となり、芝商店街、
ゴールの福田寺にお線香を備えるという500メートルのコース。
町民手作りの郷土料理や、ヨーヨー釣り、射的などの『夜店エリア』が立ち並び、
そこを抜けると、おばけストリートと化した商店街が出現。

本物さながらの町民おばけの迫力に、大泣きする子供たちが続出! 
来場者にも好評だったそう。
もうすぐハロウィン、手づくりのイベントも工夫次第で
楽しんでもらえるイベントになりそうです。

information

高知県田野町 まちづくり推進課

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