個々人のおすすめ本が並ぶユニークな書店
書店の数が減り続け、1軒も書店がない市町村もある現代。
そんななか、2024年7月に新たな書店がオープンしました。
場所は古書店やカフェなどが立ち並び、文化の香り漂う京都・一乗寺エリア。
書店名は、〈一乗寺BOOK APARTMENT〉です。

「一乗寺駅」で下車し、歩くこと5分ほど。
原稿用紙を思わせる格子柄が目を引く、「本」の看板が目印です。

大きな本棚は、東京にある〈西日暮里BOOK APARTMENT〉のスタッフに協力してもらいながらDIYでつくったもの。
店の扉を開けると目に入ってくるのは、大人の背丈よりも大きな本棚。
実はこの本棚は、“棚貸し”がされています。
棚貸しとは、四角く区切られた本棚の一画一画を
希望者(棚主)に貸し出し、
好きな本を並べて販売してもらうシステム。
そして、こういったシステムを取り入れている書店を
「シェア型書店」と言います。
並べる本の種類や棚の中のレイアウト、
入れ替えのタイミングなどは基本的に棚主の自由。
「棚主のお気に入りの本を並べる」という人もいれば、
「歌人が自身の関連書を置く」「メンタルヘルスに関する本がメイン」
という人もおり、どの棚も個性豊かです。

多くの人に読んでほしい本を自費で購入し、オリジナルの帯をつけて並べる棚主も。
現在は付近の大学に通う学生や元書店員、海外在住の日本人に、
脳科学者・茂木健一郎さんなど、さまざまな人が棚主となっています。

主にジャーナリズムや社会問題、生き方・働き方に関する本が並ぶ。
店内にはこのほかふたつの本棚があり、いずれも新刊図書コーナーとなっています。
新刊図書コーナーには、店主が「今の時代に読みたい」と思っている
書籍をはじめ、約250冊を用意。
ラインナップは不定期で変わるため、訪れる度に新しい発見がありそうです。

アイスコーヒー500円。豆は、同じく左京区・北白川の〈ワールドコーヒー〉のもの。
店内には喫茶スペースも併設。
店から徒歩10分ほどの場所にある
〈焙煎処 桃栗〉の豆を使ったホットコーヒー(500円)や、
ジュース、ビールなどのドリンクを取りそろえています。
本を買うついでにお茶をするのはもちろん、
ブックカフェ感覚での利用も可能です。



















































































































