“世界でも前例のない” 3Dプリンタ製の滑り台が 山梨県〈清春芸術村〉に登場

大人も見る価値のある滑り台

山梨県北杜市にある芸術文化施設〈清春(きよはる)芸術村〉。

廃校になった清春小学校の跡地を再活用し、1980年に誕生して以来、
建築家・谷口吉生の設計による〈清春白樺美術館〉(1983年開館)や
〈ルオー礼拝堂〉(1986年開堂)をはじめ、藤森照信の茶室〈徹〉
(2006年完成)、安藤忠雄の〈光の美術館〉(2011年開館)、
新素材研究所/杉本博司+榊田倫之のゲストハウス〈和心〉(2018年竣工)など
数々の名建築が集まる場所です。

〈清春(きよはる)芸術村〉

山梨県の天然記念物に指定されている約30本の桜の老木が敷地を囲みます。

その施設に9月3日、建築家・メタアーキテクトで
設計集団〈VUILD〉を主宰する秋吉浩気さんが設計した
3Dプリンタ製の滑り台『ホワイト・ループ(White Loop)』が
登場しました。

3Dプリンタ製の滑り台『ホワイト・ループ(White Loop)』

滑り台には柱などがなく、それ自体が構造体として自立しているつくり。対象年齢は3~5歳。photo:Hayato Kurobe

同施設が取り組む〈こどものための建築プロジェクト〉の一環として
つくられたもので、第1弾には建築家の内田奈緒さんが設計した
『遊びの塔(tower of play)』が6月に完成したばかり。

『遊びの塔(tower of play)』

エッフェル塔の階段から着想を得て、ネットの床を空に向かって積層させるイメージでつくられた『遊びの塔(tower of play)』。photo:筒井義昭

世界遺産のあるまちで、 “アートの秋”を楽しむ。 「宗像みあれ芸術祭」10月から開催

篠田ゆき「雲プロジェクト ‒ 宗像大社に雲を浮かせる」

世界遺産のあるまちとして有名な宗像市で、芸術祭が開催されます。
メイン会場は、まさにその世界遺産の一部である宗像大社辺津宮。
宗像で生まれ育った新進気鋭のアーティストから、
脳科学者として活躍している中野信子さん(招待作家)まで、
個性豊かなアーティストによる作品が展示されます。

「神宿る島」として世界遺産に登録

世界遺産のあるまちとして有名な宗像市

古代の国際交流の拠点であり、大陸から伝わる
最先端の技術・文化が交差する地域であった宗像。
宗像大社は日本最古の神社のひとつとして知られており、
国の安寧を祈願する宗像三女神の信仰については
「古事記」や「日本書紀」にも記されています。

そんな宗像の歴史を背景にはじまったのが「宗像みあれ芸術祭」です。
「宗像の魅力、再発見」「子どもたちに開かれた美術体験」をテーマに、
地域の未来につながる祭典を目指し、作品の展示をはじめ、
さまざまなワークショップやイベントを開催。
アートを通して、宗像の新しい文化を紡いでいきます。

「みあれ祭」とは?

「みあれ祭」

宗像みあれ芸術祭は、宗像大社の「みあれ祭」と同時期に開催されます。
みあれ祭は、秋季大祭の最初に行われる大切な祭事。
沖ノ島にある「沖津宮」と大島にある「中津宮」の御神璽(みしるし)を、
本土にある「辺津宮(へつぐう)」にお迎えする神事で、
10月1日には約100隻の漁船が集まり、海上神幸を行います。
船に掲げられた大漁旗が海上にはためく様子は、華やかで壮観!

10月1日に行われる海上神幸

栗や柿、ブルーベリーの残渣が原料。 サステナブルな服づくりを目指す 岐阜県大垣市の〈のこり染〉

ファッション衣料の生地を染色し、風合いを整える
「染色整理加工」を行っている岐阜県大垣市の株式会社艶金。
染色過程ではたくさんの水を使用したり、大量のCO2を
排出することから、この会社では、環境に配慮した取り組みを行っています。
工場内では、早くから木材チップを燃料とするバイオマスボイラーを導入し、
カーボンニュートラルを実現。また、染色機メーカーとの共同で、
開発した省エネルギー染色機の導入や、2021年より太陽光、風力、水力などの
再生可能エネルギー率を高めてきました。

染色工場内での墨勇志社長。

染色工場内での墨勇志社長。

岐阜県との共同で食物残渣(ざんさ)から染色技術を研究開発

そういった企業理念の一貫から、岐阜県産業技術総合センターと
共同開発でスタートしたのが、食物残渣を生かした染色です。
当時のことを墨勇志(すみゆうじ)社長はこう話します。
「岐阜県産業技術総合センターは、県内の繊維、食品、和紙などの
研究をしているのですが、食品部に地元のピーナッツ加工のメーカーから、
廃棄する殻や渋皮を有効利用できないかという相談がありました。

そこで、繊維部が試し染めをしてみると黄色く染まったのですが、
天然染めは、洗濯したら色が落ちてしまったり、
干すと色が変色してしまったりといった難点があるため、弊社が技術協力し、
1年以上かけて実験、試作を繰り返し、ようやく染料をつくることができました」

初めてピーナッツの皮でつくったあたたかい色合いは、社員たちにも好評だったとか。
それ以後、近隣の農家さんから出る地元産の栗や柿、ブルーベリーをはじめ、
植物廃棄や、企業から持ち込まれるワインの搾りかすやカカオの皮、
老舗の和菓子屋から出るアズキの皮などから、染料をつくり、
現在は12色の天然染料を製造しています。

やさしい色合いの天然染料。

やさしい色合いの天然染料。

〈のこり染〉をスタートしたときには、まだ天然染料に関心を持ってもらうことは難しく、
染色から縫製まで自社工場で一貫して製造し、製品化したのだとか。
展示会に出展しながら、アピールしていくうちに、徐々に環境への意識が高まり、
「廃棄されたカカオの皮で染めた会社のユニフォームをつくりたい」と
飲料メーカーから依頼がきたり、「ノベルティや記念品をつくってほしい」
との依頼で、大手メーカーとコラボするまでに成長しました。

カカオの皮を粉砕して染料の粉に。

カカオの皮を粉砕して染料の粉に。

標高1770メートルの雲の上で 音楽を奏でよう! 長野県〈ソラテラス〉に 「雲海ピアノ」が登場

雲海の絶景とともに芸術の秋を堪能

長野県・北志賀高原にある観光スポット
〈竜王マウンテンリゾート SORA terrace(ソラテラス)〉(以下、SORA terrace)に9月8日、
誰でも自由に弾けるグランドピアノ「雲海ピアノ」が登場しました。

標高1770メートルの山頂エリアにあるSORA terrace。

周囲を山で囲まれた地形から雲が滞留しやすく、
ダイナミックな雲海が見られる絶景スポットとして人気を集めています。

早朝に発生するイメージが強い雲海ですが、ここは夕方に発生する確率が
最も高く、条件が合えば、北アルプスに沈む夕陽に照らされた雲海を
見ることができるといいます。

SORA terrace 雲海

2023年の営業期間は62.5%の確率で雲海が発生したとか(竜王マウンテンリゾート調べ)。

SORA terrace 夜景

夜には、長野盆地の夜景や満点の星空を見ることもできます。

雲海ピアノが設置されたのは、この施設に併設された
カフェ&レストラン〈SORA terrace cafe〉。

ストリートピアノとして、訪れる人に自由に演奏を
楽しんでもらいたいという想いから企画された、
音楽の秋にふさわしい取り組みです。

“鹿の視点”で考えてみたら、 「新しいセカンドホーム」は こうなった。 〈SANU CABIN MOSS〉

施工期間はなんと2週間。建設業の人手不足が加速する将来を見据えて

以前コロカルニュースでも開業時にお伝えした、
メンバーシップ制セカンドホームサービス〈SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)〉に
進展が。

新型キャビンの〈SANU CABIN MOSS(モス)〉が
2024年8月10日、北軽井沢に開業。
2022年につくられた〈北軽井沢1st〉の近隣拠点として
〈北軽井沢2nd〉と名付けられました。

新型キャビン〈SANU CABIN MOSS(モス)〉

SANU CABIN MOSSは、
北軽井沢1stなどに展開している〈SANU CABIN BEE〉同様、
環境配慮型建築を手がける建築チーム〈ADX〉とともに開発。
この新型キャビンは、
デジタルファブリケーションや独自開発した金物を用いる工法を採用し、
建築の加工工程の80%を工場で生産したプレハブ工法によって
現場での作業を削減したことで、現地での施工期間をなんと2週間に短縮。
積雪4メートルの負荷にも耐久性を持ち、
豪雪地帯など厳しい自然環境下でも建設可能なプロダクトに。
昨今建築業界でも深刻化する人材不足や、
雨天・積雪などの気象条件に影響されやすい建設現場で働く人の
安全確保などの課題解決に寄与した、自然立地建築のフラッグシップモデルとなりました。

「SANU CABIN」シリーズでは、国産材を100%使用、
さらには伐採期を迎えた50〜60年の樹木を中心に活用するなど、
木材の調達までこだわっています。
さらに、提携林業組合の協力のもと植林活動を行うことで、
日本の森の循環を促進しているのがSANUブランドの強みでもあります。

北軽井沢風景

特に今回は、快適さや安全性という人間視点の建築だけでなく、
森に住む動植物への影響にも配慮する建築を目指したといいます。
周囲の自然環境に溶け込むために、
北軽井沢にいる鹿の視点で考えられた建築
(だから、建築デザインも木の実に着想を得ているのだとか!)というのも
ユニークな点です。

今回の北軽井沢での完成を皮切りに、より多様な自然環境へ適応する建築として、
白馬・ニセコ・南アルプスなど豪雪地帯を含む6拠点に展開される予定です。

泊まれる庭〈YAWN YARD〉が 沖縄・古宇利島に開業。 車で行ける離島で心やすらぐ リトリートステイ

〈カシワバラグループ〉の宿泊施設ブランドが、2024年9月1日、
第1号施設となる〈YAWN YARD Kouri Island〉を沖縄県・古宇利島に開業。

自然と人が仲良くなる“もうひとつのくつろぎ方”を
「泊まれる庭」として具体化したリゾートでは、
地域の気候風土や生活美学を生かしたユニークな宿泊体験が楽しめます。

車で行ける自然豊かな離島、古宇利島(こうりじま)

〈YAWN YARD〉は、人口わずか400人、
車で古宇利大橋を渡った先にある「古宇利島」に誕生。

古宇利島は、南側に3つ、北側に3つのビーチがあり、
車があれば 15分で1周できてしまう小さな島です。

島の近くには世界自然遺産に登録された「やんばる」の森があるほか、
エメラルドグリーンの美しい海では、ときおりクジラが潮をシューッと吹いたり、
海亀がのんびり泳いだりしている姿がみられます。

沖縄の風を感じながらくつろぎのひとときを

ヴィラは全8室。「sea」と「hill」のふたつのエリアにわかれ、「sea」エリアに5室、「hill」エリアに3室あります。

ヴィラは全8室。「sea」と「hill」のふたつのエリアにわかれ、「sea」エリアに5室、「hill」エリアに3室あります。

海と丘、それぞれのランドスケープを起点に生まれた8つの庭は、
どの客室も庭はすべてが西向き。

地形との対話、地元の人との対話をもとに、土地に眠るあたらしいくつろぎ方を「庭」にしました。

地形との対話、地元の人との対話をもとに、土地に眠るあたらしいくつろぎ方を「庭」にしました。

大きな屋根の下にふたつの居室、半屋外の広々したプライベート空間で、子どもも一緒にくつろげます。

大きな屋根の下にふたつの居室、半屋外の広々したプライベート空間で、子どもも一緒にくつろげます。

「いつか身体になる(クスイムン)」の精神を込めた沖縄の家庭料理

食事は客室に届けられ、夕食と朝食はそれぞれ3種類から選べます。
各客室の屋外ダイニングテラスでは、プライベートな空間のなかで海を眺め、
心地よい風を感じながら滋味あふれる食事が楽しめます。

たとえば、春には土のついたままの島野菜を、夏にははじけんばかりのフルーツを、
秋冬にはきれいな海を泳いだマグロやエビを使用したメニューなど、
「いつか身体になる(クスイムン)」の精神を込めた料理を提供。

少量しかつくられない在来野菜や島野菜も顔なじみの生産者の力を借りて
積極的に取り入れ、かつてどこにでもあった沖縄の家庭料理が味わえます。

ユサンディムン(夕食)の一例。写真は島野菜の菜食。

シティミティムン(朝食)の一例。朝食は好きなメニューを一人ずつ選べる。写真は野菜とさんぴん茶のお出汁で煮込んだ雑炊”ぼろぼろジューシー”。

シティミティムン(朝食)の一例。写真は自家製サンド。

シティミティムン(朝食)の一例。写真は自家製サンド。

心づくしの“クスイムン”とエメラルドグリーンの美しい海。
心も身体も癒される「泊まれる庭」で、リトリートステイを楽しんでみては。

information

map

YAWN YARD Kouri Island  
ヨーン・ヤード古宇利島

住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利1837(sea)

沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利1792-1(hill)

TEL:0980-56-1128

料金:1棟2名1泊朝食つき45,000円〜、2食つき65,000円〜(税別)

Web:YAWN YARD

北海道富良野の高校生が 企画した地場産品 〈富良野トマトパテ〉が誕生

シビックプライドを育む「産官学連携によるふるさと納税共創プロジェクト」が始動

1999年に、富良野農業高校、富良野工業高校、富良野高校商業科の2校1学科を併せて
開校した、農業科・工業科・商業科の3学科を有する全道で唯一の富良野緑峰高校。
2025年4月には富良野高校と統合した新設校が誕生のため、
本年度は富良野緑峰高校として最後の1年となっています。

富良野緑峰高校の商業クラブ「ビーグルCoCo」

同校で25年の歴史を持つ商業クラブの〈ビーグルCoCo〉は、
地場産品を活用した商品開発などに取り組んでいます。

そんな富良野緑峰高校のビーグルCoCoのメンバー6人が
富良野市と市内事業者である共済農場、地域創生を基幹事業とする
レッドホースコーポレーションと行ったのが
「産官学連携によるふるさと納税共創プロジェクト」です。

「産官学連携によるふるさと納税共創プロジェクト」キックオフミーティング

同プロジェクトは、富良野緑峰高校の生徒が地域資源の価値や魅力について考え、
それを創造することにより、地元地域に対する誇りと愛着を育むことを
目的として企画されました。

「産官学連携によるふるさと納税共創プロジェクト」キックオフミーティング

キックオフミーティングにて、ふるさと納税について理解後、ターゲットの
ペルソナを踏まえ、誰にどんな商品を届けたいか、メンバーひとり最低1アイデアを企画。
生徒の企画を元に、協力事業者が開発商品を選定し、商品化に向けて、開発・試食を行い、
決定した商品を7月~9月の富良野市のハイシーズン(グリーンシーズン)に
学校行事や市内イベント、特産品売り場などで販売し、
並行して、ふるさと納税返礼品として登録するまでを
プロジェクト内容として設定していました。

「産官学連携によるふるさと納税共創プロジェクト」キックオフミーティング

商品開発においては「瓶詰めで保存がきくもの」「甘いもの・塩辛いものが製造可能」
「ソース・ジャム・ドレッシング・味噌であること」「使用可能食材はほうれん草・
チンゲン菜・スナップエンドウ・アスパラ・とうもろこし・トマト・人参のいずれか」
が条件として盛り込まれていました。

秋スイーツの定番! 〈恵那川上屋〉が和栗のモンブラン 「栗一筋」を期間限定で販売

銘菓「栗きんとん」で有名な岐阜県恵那市に本店を構える
〈恵那川上屋〉では、併設の〈栗里宿カフェ〉にて、
和栗を使った期間限定スイーツ「栗一筋」を2025年1月上旬まで販売。

2012年にスタートしたという「栗一筋」は、
これを目当てにカフェを訪れる人が多いというほどの人気商品です。
60周年を迎える今年は、さらに栗の香りが引き立つよう
おいしさをリニューアルしたそうです。
こう語ってくれるのは、〈恵那川上屋〉マーケティング部の井戸奈緒美さん。

「栗一筋」1650円。賞味期限30分というサクサクのメレンゲと、なめらかな栗のペーストは濃厚なおいしさが絶妙。

「栗一筋」1650円。賞味期限30分というサクサクのメレンゲと、なめらかな栗のペーストは濃厚なおいしさが絶妙。

「特製の栗の焙煎粉を使ったサクサクのメレンゲに、カスタードクリーム、
生クリーム、黒糖のキャラメルソースを3層に積み上げ、
その上に、栗きんとん約5個分の栗のペーストをたっぷりのせたボリュームのある
逸品に仕上げました。人気のモンブランパフェなどとあわせて、お楽しみください」

モンブランパフェ1100円 。チョコクランチ、ブリュレ、キャラメルソース、栗ソフト、パイの上に、マロンクリームを贅沢に盛ったパフェ。

モンブランパフェ1100円 。チョコクランチ、ブリュレ、キャラメルソース、栗ソフト、パイの上に、マロンクリームを贅沢に盛ったパフェ。

原点は手づくりの和菓子。ていねいな菓子づくりにこだわる

1964(昭和39)年創業の〈恵那川上屋〉では、創業当初から
素材のおいしさを伝えたいとていねいな菓子づくりにこだわってきました。
栗菓子をはじめ、生み出されたアイテムは、1000種類以上にものぼるといいます。
和と洋を越えた独創的な菓子のアイディアは、
菓子職人たちの日々の努力のたまもの。
現在でも、職人が創意工夫をこらし、とことんおいしさにこだわっています。

店内の工房では職人さんの菓子づくりの様子も見ることができます。

店内の工房では職人さんの菓子づくりの様子も見ることができます。

愛知の自動車部品メーカー発! 世界最小水粒子を使った スパークリングティー

空気中の水分子を世界最小の水粒子に変換する技術を開発した、自動車部品メーカー

自動車産業が盛んな愛知県にある自動車部品メーカーの〈アイシン〉。
「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」という経営理念を掲げるアイシンは、
自動車部品メーカーでありながらもエネルギー・住生活関連の製品も手掛けています。
そんなアイシンが2018年に開発したのが
空気中の水分子を世界最小(アイシン調べによる国内外論文及び特許の調査結果)
の水粒子「AIR(以下、アイル)」に変換して放出する技術。

静岡県〈長峰製茶〉

「アイル」は、生体と相性がよく、美容、バイオ、医療、食品、農業、工業など、
生活のさまざまな場面で活用できる可能性を秘めています。
バイオ分野においては、微生物に注目し、健康増進・栄養価向上に寄与できる発酵への
応用展開を目指して、さまざまな大学や企業と連携しながら研究開発を進めてきました。

静岡〈長峰製茶〉と、「アイル」を活用したスパークリングティーワインを開発

SPARKLING TEA WINE「bodhi9(nava)

そして今回、アイシンが「アイル」を活用して生み出したのが
SPARKLING TEA WINEの〈bodhi9(nava)〉(ボーディーナヴァ)です。

お茶を乳酸発酵させた「後発酵茶(こうはっこうちゃ)」で独自製法をもつ
静岡県の〈長峰製茶〉と協業しています。

丹後の魅力を集めた ポップアップイベント 〈SHARE THE LOCAL 丹後〉 9月より東京、大阪でスタート!

地元のカルチャーが詰まったユニークなアイテムが勢揃い

京都府の最北部に位置する丹後地域。
日本の原風景が残され、土地に根づいたものづくりが今も続いています。

そんな丹後をフィーチャーしたイベントが、
アーバンリサーチが展開する、日本の地域の魅力発信プロジェクト
〈JAPAN MADE PROJECT〉で始まります。

今回は同プロジェクトのなかでも、
各土地の名産品やつくり手たちの想いを届ける
期間限定ポップアップイベント〈SHARE THE LOCAL〉が
9月に東京、10月に大阪で開催。

「NEW WeAVE NEW TANGO(ニューウィーブ ニュータンゴ)」ビジュアル

「NEW WeAVE NEW TANGO(ニューウィーブ ニュータンゴ)」地図

丹後の26ブランドが集って設立した
NEW WeAVE NEW TANGO(ニューウィーブ ニュータンゴ)〉と連携し、
丹後を拠点に活動するつくり手やメーカーのユニークな作品や名産品が登場します。

〈AIKA CRAFT(アイカクラフト)平皿

〈AIKA CRAFT(アイカクラフト)カップ

大阪から京都府北部ののどかで穏やかな海の城下町・宮津へ移住し、
工房を開いた秋鹿(あいか)さんが手がける〈AIKA CRAFT(アイカクラフト)〉。
宮津のような素朴であたたかな器をコンセプトに、
自然の風景や素材をテーマにシンプルで飽きのこない器を手がけています。
底面には鹿のシンボルマークが。

〈PARANOMAD(パラノマド)クッション

〈PARANOMAD(パラノマド)ストール

丹後の織物文化を用い、趣向を凝らした
オリジナルテキスタイルを展開している〈PARANOMAD(パラノマド)〉。
「世界にひとつの窓へ、世界に1枚のカーテンをつくりたい」
という思いからスタートした同ブランドならではの、
唯一無二のテキスタイルが見つかるはず。

〈たてつなぎ)ポーチ

〈たてつなぎ)バッグ

約1300年続く織物産地である丹後で、「やさしい、を織りなす。」をコンセプトに
丹後ちりめんを使ったアイテムを企画・製造している〈たてつなぎ〉。
地元の食品メーカーとコラボレーションした
キャッチーなプロダクトは、持っていると一目置かれそうです。

ドクダミ、ヨモギ、センブリ…… 飛騨地方で伝わる薬草生活を体験! 岐阜県飛騨市で9月7日(土)に 薬草フェスティバルを開催

岐阜県飛騨市にて、2024年9月7日(土)に
〈全国薬草フェスティバル in ひだ〉が開催されます。
毎年開催している〈飛騨市薬草フェスティバル〉から名称変更し、
今回が第1回の開催となります。

飛騨地方で昔から伝わる“薬草生活”で地域の活性化

飛騨市役所 商工観光部 まちづくり観光課 今村彰伸さん。

飛騨市役所 商工観光部 まちづくり観光課 今村彰伸さん。

イベントを担当する今村彰伸さんは、飛騨市出身で、
高校卒業後に地元を離れたのちに、7年前Uターン。
以前は自然に関わる仕事をしていたこともあり、
自然資源である薬草にも興味をもち、
飛騨市役所 商工観光部 まちづくり観光課として、
薬草活用のプロジェクトに参画しています。

薬草を採取する様子

「飛騨市では、昔から身近にある薬草を生活に取り入れてきました。
地元でくらす高齢者の話の中にもドクダミ、ヨモギ、ゲンノショウコ、
センブリ、ナツメ、エゴマなどの薬草の話がよく出てきます」

薬草の活用法

「家族により活用頻度などは異なりますが、
薬草を使用したお茶や料理などは地域全体で伝わっています。

しかし、西洋医学の普及に伴い、飛騨でも
民間薬的なものは使われなくなっているのが実情です」

集合写真

「今回のイベントは、昔の知恵を残すことも目的のひとつですが、
地域資源を掘り起こし、その価値を見直すことが、
地域住民のシビックプライド醸成につながり、
地域の活性化に寄与するという考えのもと活動しています」と今村さん。
薬草を柱に地域交流やまちおこしなどに注力しています。

フェスティバルの名を変更して新たなる薬草普及を目指す

薬草フェスティバルの様子

これまでの薬草フェスティバルは地域住民への薬草普及を大きな目的としていましたが、
イベント名を〈全国薬草フェスティバル〉に改名したのは、
飛騨市が全国の薬草関係者の受け皿となり、
薬草好きが交流する場を提供したいという思いからです。

薬草を選ぶ

この交流が地域の健康意識向上にもつながることを信じ、
地元の老舗料理旅館、全国と交流を深める薬草絵手紙メンバー、
飛騨市に移住してきた若者たちなど、官民が一体となってイベントを盛り上げていきます。

「本のまち」青森県八戸市に 新たなカルチャーの拠点となる 古本屋〈ジェロニモ〉がオープン

本屋が減少している時代に、果敢な戦士のように

青森県八戸市の中心街に古本屋〈ジェロニモ〉がオープンしました。
八戸市は2014年から「本のまち八戸」をスローガンに、
公共施設として〈八戸ブックセンター〉を運営するなど、
市民が暮らしのなかで本に触れる機会を増やしてきました。
本を扱う〈ジェロニモ〉は、八戸市らしい店といえるでしょう。

古本屋〈ジェロニモ〉店内

お客さんには役場の職員など自治体関係者も多い。

ジェロニモというのは、実在したネイティブアメリカンの戦士の呼び名です。
彼はアメリカ大陸に進出する白人に抵抗し、最後まで勇敢に戦ったことで知られています。

全国の本屋の数は、ここ20年間で20880店舗から10918店舗と
およそ半数に減っています(出版科学研究所調べ)。
そうしたなか、古本とはいえあえて本屋を始めるには、ジェロニモのような勇気が必要。
そう感じた店主の本村春介さんが、自らを鼓舞する意味もこめて店名にしたといいます。

古本屋〈ジェロニモ〉ディスプレイ

カウンターの反対側の壁には、印象的な表紙の本がディスプレイされている。

お酒も飲める、居心地のいい店内

「たくさんの人に来てほしいから」と、本のジャンルは幅広く揃えており、
カウンターでドリンクも提供しています。うれしいことにお酒も飲めます。
ドリンク片手に店内をブラブラし、椅子に座って試し読みもできるため、
居心地よくて長居してしまいそう。

椅子と本とドリンク

店内の至るところにあるドリンク置き場

店内の至るところにドリンクを置ける場所がある。

立地は、八戸市の中心街の真ん中にあるビルの3階です。
「いい場所にあるでしょ。1本隣の道は飲み屋街だし、横丁も近い。
だから、0次会にも使ってほしいですね。『飲み会までまだ時間あるな』ってときに、
ここで1杯飲んだり本を読んだりして、時間をつぶすとちょうどいいと思います」
〈ジェロニモ〉の営業時間は13:00から19:00と、店が閉まる頃には
飲み会もスタートするタイミング。待ち合わせ場所にもぴったりです。

古本屋〈ジェロニモ〉看板

店を目がけて訪れる人を優先するため、看板はあえて控えめ。

岡山の気鋭デニムブランド 〈MOMOTARO JEANS〉が 京都に新店舗をオープン!

UNTITLED(THE JEANS IN KYOTO #51–402)2024 ©︎GOTTINGHAM IMAGE COURTESY OF JAPAN BLUE, AS AND STUDIO XXINGHAM

設計は青木淳と品川雅俊による〈AS〉

世界屈指のデニム産地、岡山・児島で
2006年にスタートしたデニムブランド〈MOMOTARO JEANS〉。

デニム織機

〈MOMOTARO JEANS〉

デニム製造の知見と、
染め・織り・縫いの徹底的な探究によって生まれる最高峰のジーンズを、
世界26か所の国と地域に展開しています。

MOMOTARO JEANS KYOTO

“UNTITLED (THE JEANS IN KYOTO #51–402)”, 2024 ©︎ GOTTINGHAM IMAGE COURTESY OF JAPAN BLUE, AS AND STUDIO XXINGHAM

そんな同ブランドが、さらなるグローバル展開をするにあたり、
京都にブランドの世界観を体感できる新店舗を2024年7月13日にオープンさせました。

渾身のZINE 『のへのISSUE3』が完成! 青森と岩手をまたぐ 「戸(のへ)」エリアの文化に触れる

一戸、二戸、三戸……九戸まである「戸(のへ)」の地域

青森県八戸市。コロカルにも何度も登場しているお馴染みのまちですが、
「八戸」という字を初めて見て、「はちのへ」と正しく読める人は、
そう多くないのでは?

この「戸」を「のへ」と呼ぶ地名は、
青森県東部から岩手県北部にかけて一戸、二戸と続き、
四戸を飛ばして九戸まで存在します。

さかのぼること平安時代末期、これらの地域は馬の産地として有名でした。
「戸」には「牧場」という意味もあることから、
地域を9つに分けて馬産を管理していたことが、戸の始まりだといわれています。

鎌倉時代に入ると戸の地域は南部藩の領地となり、
明治時代の廃藩置県によって、一戸と二戸、九戸は岩手県に、
三戸と五戸、六戸、七戸、八戸は青森県に分かれました。
とはいえ、地域に伝わる食や言葉などから、
文化圏としてはいまも同じだということがわかります。

こうした戸に根づく文化を、
現代の視点で編集・デザインをするプロジェクトが〈のへの〉です。
主宰しているのは、青森県八戸市のデザイナー・編集者である髙坂真さん。

髙坂真さん

髙坂真さん。自作のZINE『のへの』と。

「藩政の区分って、いまみたいに自動車もなく移動が困難だった時代のものだから
地形的にも理にかなっているんです。
例えば、同じ青森県内でも八戸から津軽までは山を越えないと行けませんが、
同じ南部藩だった岩手県北部は行きやすくて、心理的にも遠くない。
〈のへの〉の活動によってこのエリアの人たちがつながって、
お互いに助け合えるような関係性ができたらいいな、と思っています。
県は違っても、いろんな輪があるといいですよね」

〈のへの〉が編集するエリア

戸(オレンジ色)と、その周辺地域(黄色)が、〈のへの〉が編集するエリア。

3〜4年ごしの取材を経てつくられた『のへの ISSUE3』

〈のへの〉の活動のひとつに、
戸のものづくりや文化を発信するZINE『のへの』の制作があります。
企画から撮影、執筆、デザインすべてを髙坂さん自身で行っています。

2018年に発行し、現在は〈のへの〉のサイト上で閲覧できる
『のへの ISSUE1』は、八戸市にも残る活版印刷所を取り上げており、
復刻版が2号の付録になっています。
2021年に発行した『のへの ISSUE2』では、
八戸市に伝わる郷土玩具「八幡馬」のつくり手を訪ねています。

そして、完成したばかりの『のへの ISSUE3』では、
戸に唯一残る昔ながらの染物屋に取材。
さらに、エリア内の30の風流山車まつりを紹介しています。

京都最古の禅寺〈建仁寺〉で 夏の涼を感じる。 サウンドアートイベント 「ZEN NIGHT WALK KYOTO」

国内外から年間5000万人を超える観光客が訪れる京都で、
半数以上の観光客が足を運び、四条祇園エリアを代表する、京都最古の禅寺〈建仁寺〉。
こちらで、夜間を特別に開放し、脳をととのえるニューロミュージックを聴きながら、
回廊を巡るサウンドアートナイトイベント「ZEN NIGHT WALK KYOTO」が、
9月22日まで開催中です。

音と光で癒しの夕涼み。脳がととのう、唯一無二の体験を。

京都最古の禅寺〈建仁寺〉。

宋で禅を学んだ栄西が、1202年に中国の百丈山を模して建立した、京都最古の禅寺〈建仁寺〉。ⒸVIE / ZEN NIGHT WALK KYOTO 2024

800年以上仏法を伝承する場として、
伝統を大切にしながらも、新たな取り組みにも挑戦。
同イベントは、建仁寺法堂にある迫力ある天井画「双龍図」でも
有名な日本画家・小泉淳作の生誕100年を記念した回顧展の一環として
ニューロテクノロジーと音楽を融合したプロダクト開発を行う、
スタートアップ企業〈VIE(ヴィー)〉と〈日本経済新聞社〉が主催。

VIE代表取締役・今村泰彦、建仁寺内務部⻑・浅野俊道、DJ・Licaxxx、VIEチーフミュージックオフィサー・藤井進也、アーティスト・脇田玲

8月1日にはトークイベントを開催。(左から)VIE代表取締役・今村泰彦、建仁寺内務部⻑・浅野俊道、DJ・Licaxxx、VIEチーフミュージックオフィサー・藤井進也、アーティスト・脇田玲。ⒸVIE / ZEN NIGHT WALK KYOTO 2024

イベントの見どころについて、建仁寺の浅野俊道さんは、
「現代のサイエンスや音楽などの最先端技術を利用し、
庭園や絵画に込められた思いや意味を思い浮かべながら、
ぜひ見て、聴いて、身体で感じて、自分自身の心と向き合える、
唯一無二の体験になったら」と来場を呼びかけました。

夜の建仁寺境内

ⒸVIE / ZEN NIGHT WALK KYOTO 2024

境内に設置されたスピーカーは、
どの場所から音が流れているのかわからないように、
細部まで計算されたこだわりも。
脳波のある帯域を増強・減衰するためにデザインされた音楽として、
「集中」「リラックス」効用があるニューロミュージックの音と静寂、
光と影を感じながら、昼間の表情とは違う、
幻想的でマインドフルネスな体験を楽しめます。

温泉宿の跡地を古民家移築で再生。 自家発電のエネルギーシステムで 新時代のホテルを目指す 〈Onsen & Garden 七菜〉

緑豊かな里山で、地産地消のおいしい食事と温泉が楽しめる
〈Onsen & Garden 七菜〉が、2024年4月にグランドオープン。
金沢市の中心から車で20分、都心の喧騒を離れた場所に、
飛騨から築200年以上の古民家を移築した、心癒されるホテルとなっています。
オーナーである徳山相哲(とくやまそうてつ)さんと菜月(なつき)さん夫妻は、
ともに東京都の出身。前職も中学校の先生と会社員という、
田舎暮らしとも、ホテル業とも、無縁の生活を送っていたふたりでした。
それが都会での生活に息苦しさを感じるようになり、地方移住を考え始めたのだとか。

おふたりの好きな里山の風景を見ながら、テラスではバーベキューが楽しめる。

おふたりの好きな里山の風景を見ながら、テラスではバーベキューが楽しめる。

誰もが「ありのまま【有りの儘】」でいられるリラックスした空間をつくりたかった

「もともとエネルギー問題や自然環境に関心があったのですが、
子どもが生まれたことで、より自分らしく生きられる環境に身を置きたい、
人として無理なく生きられる環境で、職住一体となる場所に移りたい
という思いが強くなりました。

そして、普段都会で生活されている方や近郊で働かれている方たちにも、
同じように自分らしさを取り戻せる場所を提供したいと思うようになり、
ホテルの運営ができる移住先を探すなかで、この温泉地の権利を手放したいという
オーナーの知人と出会えたんです」と菜月さん。
こうして、コンサルティング会社を経営するお父さんの会社の一部門として、
ホテル事業がスタートしました。

あるものをすべて生かすという考えでエネルギーシステムを構築

さらに驚くのは、このホテルのエネルギーが、
夫の相哲さんが構築した自家発電によるものだということ。
ホテルをつくるときに、出来る限り、二酸化炭素を出さない持続可能な
エネルギーシステムにしたいと考え、
太陽光発電と温水施設でほぼ、まかなえる設計となっています。

「この土地のメリットを生かし、熱エネルギーと電気エネルギーをあますところなく
活用するにはどうしたらいいのか、1年ぐらいかけて構築しました。
未経験のなかで、全体が理解できる専門家がいないので、それぞれの分野の
専門家の方に聞きながら、トータルのシステムを考えました」と相哲さん。
現在、ホテルの主な電気は太陽光発電、給湯は温泉廃熱・太陽熱・
地域の間伐材を活用した薪ボイラー、その熱利用での全館床暖房となっているそうです。
また、高温の温泉水や廃熱利用や太陽温熱による給湯、さらに蓄電池、
電気自動車に蓄電した電力を住居、建物にまかなえる仕組みとなっています。
今後は、北陸地域が11月以降、雨と雪の時期が長いこともあり、
山水や融雪システムなどの導入を利用した水力発電も試作していくのだとか。

“靴下三大産地”の 兵庫県靴下組合による地域ブランド 〈Hyogo Quality〉が始動

「紳士用の靴下」で日本一の生産量を誇る兵庫県

靴下の三大産地のひとつとして、明治時代から約130年に渡り、
日本の靴下文化をけん引してきた兵庫県。
紳士用の靴下においては、日本一の生産量を誇ります(※2022年時点)。

しかし近年輸入が拡大し、海外製品が安価に出回るようになり
靴下三大産地のひとつとされる兵庫県の靴下業界、ならびに組合もその影響を受け、
会員企業数も減少し続けています。

〈Hyogo Quality〉くつ下

国内の靴下産業全体も例にもれずそのあおりを受けており、
「日本靴下協会・日本靴下工業組合連合会による靴下統計情報」によると
国産靴下の製造量は年々低下しています。

「兵庫のくつ下」を全国有数の地域ブランドへ

〈Hyogo Quality〉くつ下

そんな兵庫県靴下工業組合が、兵庫県産の靴下の魅力を広めようと立ち上げたのが
地域ブランドの〈Hyogo Quality〉です。
研修を通じて新たに開発した新商品を〈Hyogo Quality〉のブランドをつけて販売し、
兵庫の靴下産業を盛り上げる取り組みになっています。
各事業者の強みを活かした付加価値の創出とブランディング戦略で販売を促進し、
「兵庫の靴下」を全国有数の地域ブランドへと成長させるため、
BAN-BANネットワークス株式会社の協力のもと立ち上がりました。

〈Hyogo Quality〉くつ下

新商品開発に向けたワークショップ型研修とその後の商品化に向けた支援を行ったのが、
マクアケが展開する企業の中の研究開発技術を生かした製品プロデュース事業を行う
〈Makuake Incubation Studio(以下、MIS)〉。

今回実施されたワークショップ型研修では、各社が自社技術の強みを定義したうえで
その強みを生かした商品を企画し、販売時の価値設計までが行われました。
在庫を持たずともテストマーケティングとして活用できる
「Makuake」でのプロジェクト実施を見据えた企画です。
プロジェクト終了後にはその結果を元に市場のニーズの
把握やアイデアの仮説検証、およびブラッシュアップも今後行われるそうです。

夏の涼をさがしに 郡上八幡と岐阜市川原町へ。 清流と緑を満喫する11スポットを巡る

雄大な自然に囲まれた岐阜県は、日本三大清流で知られる
長良川が流れる自然豊かなまちです。
今回は、郡上おどりや水のまちとして知られる郡上市や
町家が軒を連ねる川原町へ夏の涼さがしの旅に出かけます。

長良川鉄道にのんびりゆられて郡上八幡へ

名古屋駅から在来線を乗り継いで美濃太田駅へ。
そこから長良川鉄道に乗りかえ、一両編成のローカル電車に揺られながら、
目的地の郡上八幡駅までのんびり向かいます。

車窓から一望できる長良川は透明度が高く、
鉄橋から眺めても、岩が透けて見えるほどです。

長良川鉄道は、観光列車の「ながら」を金曜、土曜、休日など
年間150日ほど運行しています。
同車両は、数々の列車を手がけた工業デザイナーの
水戸岡鋭治氏がデザインしたユニークな列車。
車内では、岐阜県の食材を知り尽くした地元シェフによる料理が味わえます。

旅情感あふれる鉄道の旅を楽しみながら、1時間20分ほどで郡上八幡駅に到着。
木造のレトロな駅舎に郡上おどりのちょうちんがぶら下がっていました。

information

長良川鉄道

奥美濃の絶景を一望できるスポット〈郡上八幡城〉

〈郡上八幡城〉は、戦国時代末期の永禄2(1559)年、
遠藤盛数によって砦が築かれたのがはじまり。

現在の城郭一帯の石垣すべてが県の史跡に指定され、
天守閣は市の有形文化財に指定されています。

郡上八幡城は、戦災消失前の大垣城を参考に、昭和8(1933)年に建てられており、
現存する木造再建城としては日本最古の城といわれています。

天守閣から爽やかな風を感じながら城下町や奥美濃の山々が一望でき、
春は桜、夏は青モミジ、秋は紅葉、冬は雪化粧と四季折々の美しい景色が楽しめます。

information

郡上八幡城

住所:岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659

TEL:0575-67-1819

営業時間:9:00~17:00(6~8月は8:00~18:00、11~2月は9:00~16:30)

Web: 郡上八幡城

日が暮れたら出かけよう。 福岡市で〈夜の動植物園〉が 期間限定で開催中

8月も35度超えの猛暑日が続いている福岡。
昼間はまだかなり体に堪える暑さですが、
夕方以降なら「出かけてもいいかな?」と思える気温になってきました。
福岡市動植物園では8月から9月の第2週にかけて、
毎週土曜日に「夜の動植物園」が開催されています。

20年以上愛されている、夏の人気イベント

イベントのビジュアルは、大分県在住の画家・北村直登さんとコピーライター・岡田賢さんによる作品。

イベントのビジュアルは、大分県在住の画家・北村直登さんとコピーライター・岡田賢さんによる作品。

福岡市動植物園の「夜の動植物園」は、1998年に始まった人気イベント。
通常17時までの開園時間を21時まで延長、
動物のエサやりタイムや温室のライトアップのほか、グルメ、ライブ、ワークショップなど、
老若男女が楽しめるさまざまなイベントが用意されています。
今年は9月14日(土)が最終日です。
そんな「夜の動植物園」における、5つの楽しみ方をご紹介します。

1 動物たちのディナータイム見学

動物たちのディナータイム

夜に活動的になる夜行性動物の生態をじっくり観察したり、
“推し”の動物たちを心ゆくまで眺めたり……
それだけで、夏の疲れがじんわり癒されるようです。
飼育担当職員さんによる「ZOOスポットガイド」や夜の給餌(エサやり)などのイベントも大人気。
お気に入りの動物のお食事風景を見逃したくない人は、公式サイトの「イベント情報」に掲載されている
タイムテーブルを事前に確認しておくと便利ですよ。

2 「夜に咲く花」を愛でる

オオマツヨイグサ

福岡市動植物園の広報担当者さんによると、
「日没とともに開花するオオマツヨイグサの観察も大人気」とのこと。
開花予想時間は18時30分ごろ(日の入)から約30分間、場所は針葉樹花壇です。
綿毛のような花が美しいサガリバナや、小さいお子さんを乗せられるほど
大きな葉が特徴のパラグアイオニバスも、夜だけの表情を見せてくれます。

世界遺産で注目の島で、 地元メーカーとトレーラーハウス会社が 開発した宿泊施設 〈佐渡風流 ~nagomi~〉

佐渡金山がユネスコ世界遺産登録に決定し、観光需要が高まる佐渡島

佐渡市は、日本海で最大の面積を誇る離島で、自然、文化、歴史の
多様な魅力、特徴を持つエリアです。
このたび、佐渡金山がユネスコ世界遺産登録に決定したこともあり、
今後、宿泊施設の不足が進行することが見込まれています。

〈佐渡精密〉とトレーラーハウスを手がける〈エリアノ〉が共同開発した宿泊施設

廃校となった旧・沢根小学校

そんななか、廃校となった旧・沢根小学校グラウンドに、トレーラーハウスを活用した
宿泊施設〈佐渡風流~nagomi~〉が2024年8月8日にオープンしました。

手がけるのは〈エリアノ〉と、地元企業の〈佐渡精密〉。
エリアノは、デザイン性と機能性にこだわったトレーラーハウスを企画・設計・販売する
「スタイルキャビン事業」や、地域の自治体や地元企業と連携して滞在施設をつくり、
滞在経験を通じて第2第3のふるさとを見つけてもらう
「Ones Home事業」を行っています。

〈佐渡精密〉は1970(昭和45)年に創業し、NC旋盤加工、マシニング加工を中心とした
金属精密部品加工専門の製造を強みしている会社です。
本プロジェクトのグラウンドの先にある旧校舎を本社・工場として活用しています。

廃校となった旧・沢根小学校 体育館

〈佐渡風流~nagomi~〉ができたのは
佐渡市立旧・沢根小学校(2018年3月31日に閉校)のグラウンド跡地です。
高台の立地にあるため、令和6(2024)年の能登半島地震の際には、
沢根小学校跡地に自主避難した住民もいました。
しかし閉校していたために、受け入れの十分な対応ができず、
災害時の拠点整備の必要性の声も上がっていました。

廃校となった旧・沢根小学校グラウンド跡地

そこで土地の有効活用、災害時対応、将来の土地計画へのフレキシビリティを
確保するために、移設が可能なトレーラーハウスを設置する
〈佐渡風流~nagomi~〉プロジェクトが始動。
佐渡市とエリアノが内閣官房によるデジタル田園都市国家構想交付金の採択を受け、
〈佐渡精密〉が宿泊事業運営に賛同したことで今回、実現しました。

震災に負けず、やさしいまちづくりを! 屋内公園やeスポーツスタジオも完備の サードプレイス〈LAKUNAはくい〉が 石川県羽咋市にオープン

能登半島のつけ根にあり、日本で唯一、砂浜を走行できる
〈千里浜なぎさドライブウェイ〉で有名な石川県羽咋市。
羽咋という名前は、日本神話に由来するほど歴史も古く、
市内には古墳群もあり、弥生時代の土器なども多数発掘されています。
また、美しい棚田が広がる田園風景など、自然豊かで風光明媚なまち。
農業も農薬や化学肥料、除草剤を一切使用しない自然栽培で作られるお米
〈羽咋米〉をはじめ、まち全体で自然環境を大切にしているのが羽咋の魅力です。

「奇跡のリンゴ」を生んだ青森県の木村秋則さん指導のもと、全国でも珍しい自然栽培で作られたお米はふるさと納税でも人気!

「奇跡のリンゴ」を生んだ青森県の木村秋則さん指導のもと、全国でも珍しい自然栽培で作られたお米はふるさと納税でも人気!

遊びも勉強も仕事もできるコミュニティスペースの誕生

そんな羽咋市の駅すぐそばに、新たな市民の憩いの場として
7月1日に〈LAKUNAはくい〉がオープン。
外観は、羽咋市を象徴する棚田と千里浜から見る水平線を組み合わせた
近代的なデザインとなっています。

羽咋市まちづくり課の松岡正樹(まつおかなおき)さんは、
〈LAKUNA はくい〉のコンセプトについてこう話します。
「『羽咋の未来をともす、集い、ふれあう、賑わう拠点づくり』です。
第1が自宅、第2が職場や学校、そして第3となる癒しの場、
サードプレイスとなるような、オープンな雰囲気を大切にしています。
すでに1日1000~2000人もの人が訪れてくれていて、
自発的に親子グループのコミュニティができたり、
中高生が友だちと勉強スペースとして通ってきてくれたりと、賑わいを見せています」

能登初出店となるドトールコーヒー。ビールも扱っている。 

能登初出店となるドトールコーヒー。ビールも扱っている。 

1階はドトールコーヒーが入った図書カフェとなっており、
ワークスペースには、フリーWi-Fiのほか、すべての机に電源を完備しており、
学生やリモートワークの社会人にも人気。
完全個室も3つあり、これが無料で利用できるのは公共施設ならでは。
また、夜は22時まで開館していることから、会社勤めの人も
仕事帰りにふらりと立ち寄ることもできます。

市立の図書カフェとは思えないデザイン性と機能性にあふれたワークスペース。

市立の図書カフェとは思えないデザイン性と機能性にあふれたワークスペース。

雨天の多い北陸だから屋内で体を使って遊ぶ施設は親子に大人気!

2階には広々とした屋内公園〈LAKUNA こうえん〉があり、
ネット遊具や木をふんだんに使ったバンク遊具など、
子どもたちがのびのびと遊べるスペースとなっています。
企画段階で子育て世代にアンケート調査を行ったところ、
北陸は1年間の半分ぐらいが、雨や雪となるため、
「子どもたちを安全に遊ばせられる場所がほしい」という意見がダントツだったそうです。

3階、4階は有料の貸しスペースなっていて、キッチンスタジオや
パソコンを12台そろえたeスポーツスタジオ、モノづくりが楽しめるアートスタジオなど、
公共施設とは思えない最新設備を投入した複合施設となっています。

貸し切り1時間1100円、個人利用の場合は、高校生以下なら1時間150円というリーズナブルな価格で利用できる。

貸し切り1時間1100円、個人利用の場合は、高校生以下なら1時間150円というリーズナブルな価格で利用できる。

石川県の漆芸文化を絶やさないために。 産地を超えた作家や職人たちによる 『うるしで紡ぐ未来』展が 加賀市美術館で開催中

石川県では、「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」「木地の山中」といわれる
それぞれの特色を生かした漆芸が受け継がれてきました。
しかし、2024年1月1日に起きた能登半島地震で、輪島の漆芸は甚大な被害を受けます。

石川県加賀市の山中温泉や山代温泉では現在も、二次避難先として
輪島の漆芸にかかわる職人たちが生活されています。
しかし、家屋や工房の倒壊で生活再建に追われるなか、道具を失い、
制作する場もない職人たちは、仕事の再開のめども立っていない状況です。

そんななか〈加賀市美術館〉では、同じ漆芸の産地として漆芸界を応援する
企画展を実施しようと、学芸員の洞口寛(ほらぐちゆたか)さんを中心に、
約4か月という短いスケジュールのなか、開催へとこぎつけました。
そこには、伝統工芸である漆芸の火を絶やしてはいけないという強い思いと、
不思議な縁に引き寄せられた出会いがありました。

「企画展を開催するにあたり、最初は〈石川県輪島漆芸美術館〉に相談しましたが、
『美術館の被害が大きいため、貸し出せる状況ではない』といわれました。
あの被害状況のなかではそうだろうと思いますし、輪島の作家さんも
被災している状況なので、作品を出してとほしいといえず、
企画自体が難航してしまいました」と洞口さん。

〈加賀市美術館〉での展覧会の様子。

〈加賀市美術館〉での展覧会の様子。

そんなとき、京都の古美術店が立ち上げたプロジェクトに、
輪島の〈漆芸アート集団 彦十蒔絵〉の名前を見つけたといいます。

「〈漆芸アート集団 彦十蒔絵〉の代表である若宮隆志(わかみやたかし)さんのことは、
世界的にも有名な鍛金家・山田宗美(やまだそうび)の『鉄打出兎置物』
をモチーフにした作品を乾漆でつくられたのを見て気になっていました。
山田宗美の『鉄打出兎置物』は加賀市美術館が所蔵していることもあり、
これも縁ではないかと、声をかけさせていただいたんです。
すぐに快諾をいただき、そこから、山中漆器の工房や作家さんにも依頼し、
何とか開催にこぎつけることができました」と洞口さん。

『ごあいさつするうさぎ』〈漆芸アート集団 彦十蒔絵〉。

『ごあいさつするうさぎ』〈漆芸アート集団 彦十蒔絵〉。

復旧もままならないなか、手探りで動き始めたことが、漆芸界の応援への
一歩となりました。これは“ウサギがつないだ縁”といえる出会いだったようです。

「今回、この展覧会でふたつのウサギの作品を並べて展示しています。
山田宗美のウサギは鉄でできているのに鉄に見えず、
若宮隆志さんのウサギは漆でつくっているのに鉄に見えるんです。
ふたりの技が時空を超えて、実感できる貴重な展示となっています」と、
洞口さんは熱く語ってくれました。

全国のブランド米を使った 〈生米パン〉が ふるさと納税品として続々登場

全国のブランド米を活用した「生米パン」構想

農林水産省発表の「食料需給表」によると、2022年度の国民ひとり当たりのお米の
年間消費量は50.9キロ。
ピークだった1962年度の118.3キロの半分以下になっています。

そんな米離れが進む状況下において、米農家をサポートする支援へと動き出したのが、
地域創生を基幹事業とする〈レッドホースコーポレーション〉。
米の活用方法についてさまざまな調査・検討を進めるなかで、
自然派でしかも生米からつくるという珍しくも興味深い商品を製造する
〈ハニーマザー〉と出合いました。
両社がタッグを組んで生まれたのが、全国のブランド米を使った「生米パン構想」です。

青森県鰺ヶ沢町のブランド米「まっしぐら」を使った「生米パン」

生米パン

その第1弾として販売が開始されたのが、青森県鰺ヶ沢町産のブランド米
「まっしぐら」と秋田県男鹿市産のブランド米「あきたこまち」を
使った2種類の〈生米パン〉(最低寄付金額13000円、4個入り)です。

本品の開発はレッドホースコーポレーションの鰺ヶ沢町担当による
「まちの豊富な食材を使って新しい特産品を開発してほしい」
という熱い要望から始まりました。
町からは地元事業者の開拓・底上げを希望され、それを受けて既存の地元事業者の
商品との組み合わせで互いを高め合えるような商品の開発を目指しました。
その結果、青森県内で最も作られているブランド米「まっしぐら」を使った
「生米パン」が商品化されました。

青森県鰺ヶ沢町産まっしぐら使用の生米パン

支笏湖のパワースポット 〈苔の回廊〉を散策して ひと夏の思い出をつくろう!

「水の謌」の宿泊とセットになったアクティビティプランが登場

さまざまな活火山と、それに基づく自然環境が魅力の
北海道支笏洞爺国立公園。

北海道支笏洞爺国立公園

この公園の樽前山北西側の麓、支笏湖南西の場所に、
火山活動とともに長い年月をかけて形成された
異世界の自然空間〈苔の回廊〉という回廊があります。

高さは3~10メートルほど。
壁一面に苔が覆われた数百メートルにもわたり、
緑色の濃いものやふわふわしたものまで、
80種類以上のさまざまな苔が自生する神秘的な場所です。

今夏、そんな苔の回廊をめぐる体験ツアーが含まれた宿泊プランが、
千歳市支笏湖温泉の〈しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌〉より登場しました。

ツアーの内容はというと、〈水の謌〉に宿泊した翌日、
朝9時から約2時間苔の回廊を回るというもの。

苔の回廊をめぐる体験ツアーガイド

〈しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌〉のスタッフがツアーガイドを担当。

山道のため、運動靴またはトレッキングシューズ、
動きやすい格好(長袖・裾が細めのパンツなど)での参加が必須。