愛知の自動車部品メーカー発! 世界最小水粒子を使った スパークリングティー

空気中の水分子を世界最小の水粒子に変換する技術を開発した、自動車部品メーカー

自動車産業が盛んな愛知県にある自動車部品メーカーの〈アイシン〉。
「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」という経営理念を掲げるアイシンは、
自動車部品メーカーでありながらもエネルギー・住生活関連の製品も手掛けています。
そんなアイシンが2018年に開発したのが
空気中の水分子を世界最小(アイシン調べによる国内外論文及び特許の調査結果)
の水粒子「AIR(以下、アイル)」に変換して放出する技術。

静岡県〈長峰製茶〉

「アイル」は、生体と相性がよく、美容、バイオ、医療、食品、農業、工業など、
生活のさまざまな場面で活用できる可能性を秘めています。
バイオ分野においては、微生物に注目し、健康増進・栄養価向上に寄与できる発酵への
応用展開を目指して、さまざまな大学や企業と連携しながら研究開発を進めてきました。

静岡〈長峰製茶〉と、「アイル」を活用したスパークリングティーワインを開発

SPARKLING TEA WINE「bodhi9(nava)

そして今回、アイシンが「アイル」を活用して生み出したのが
SPARKLING TEA WINEの〈bodhi9(nava)〉(ボーディーナヴァ)です。

お茶を乳酸発酵させた「後発酵茶(こうはっこうちゃ)」で独自製法をもつ
静岡県の〈長峰製茶〉と協業しています。

丹後の魅力を集めた ポップアップイベント 〈SHARE THE LOCAL 丹後〉 9月より東京、大阪でスタート!

地元のカルチャーが詰まったユニークなアイテムが勢揃い

京都府の最北部に位置する丹後地域。
日本の原風景が残され、土地に根づいたものづくりが今も続いています。

そんな丹後をフィーチャーしたイベントが、
アーバンリサーチが展開する、日本の地域の魅力発信プロジェクト
〈JAPAN MADE PROJECT〉で始まります。

今回は同プロジェクトのなかでも、
各土地の名産品やつくり手たちの想いを届ける
期間限定ポップアップイベント〈SHARE THE LOCAL〉が
9月に東京、10月に大阪で開催。

「NEW WeAVE NEW TANGO(ニューウィーブ ニュータンゴ)」ビジュアル

「NEW WeAVE NEW TANGO(ニューウィーブ ニュータンゴ)」地図

丹後の26ブランドが集って設立した
NEW WeAVE NEW TANGO(ニューウィーブ ニュータンゴ)〉と連携し、
丹後を拠点に活動するつくり手やメーカーのユニークな作品や名産品が登場します。

〈AIKA CRAFT(アイカクラフト)平皿

〈AIKA CRAFT(アイカクラフト)カップ

大阪から京都府北部ののどかで穏やかな海の城下町・宮津へ移住し、
工房を開いた秋鹿(あいか)さんが手がける〈AIKA CRAFT(アイカクラフト)〉。
宮津のような素朴であたたかな器をコンセプトに、
自然の風景や素材をテーマにシンプルで飽きのこない器を手がけています。
底面には鹿のシンボルマークが。

〈PARANOMAD(パラノマド)クッション

〈PARANOMAD(パラノマド)ストール

丹後の織物文化を用い、趣向を凝らした
オリジナルテキスタイルを展開している〈PARANOMAD(パラノマド)〉。
「世界にひとつの窓へ、世界に1枚のカーテンをつくりたい」
という思いからスタートした同ブランドならではの、
唯一無二のテキスタイルが見つかるはず。

〈たてつなぎ)ポーチ

〈たてつなぎ)バッグ

約1300年続く織物産地である丹後で、「やさしい、を織りなす。」をコンセプトに
丹後ちりめんを使ったアイテムを企画・製造している〈たてつなぎ〉。
地元の食品メーカーとコラボレーションした
キャッチーなプロダクトは、持っていると一目置かれそうです。

ドクダミ、ヨモギ、センブリ…… 飛騨地方で伝わる薬草生活を体験! 岐阜県飛騨市で9月7日(土)に 薬草フェスティバルを開催

岐阜県飛騨市にて、2024年9月7日(土)に
〈全国薬草フェスティバル in ひだ〉が開催されます。
毎年開催している〈飛騨市薬草フェスティバル〉から名称変更し、
今回が第1回の開催となります。

飛騨地方で昔から伝わる“薬草生活”で地域の活性化

飛騨市役所 商工観光部 まちづくり観光課 今村彰伸さん。

飛騨市役所 商工観光部 まちづくり観光課 今村彰伸さん。

イベントを担当する今村彰伸さんは、飛騨市出身で、
高校卒業後に地元を離れたのちに、7年前Uターン。
以前は自然に関わる仕事をしていたこともあり、
自然資源である薬草にも興味をもち、
飛騨市役所 商工観光部 まちづくり観光課として、
薬草活用のプロジェクトに参画しています。

薬草を採取する様子

「飛騨市では、昔から身近にある薬草を生活に取り入れてきました。
地元でくらす高齢者の話の中にもドクダミ、ヨモギ、ゲンノショウコ、
センブリ、ナツメ、エゴマなどの薬草の話がよく出てきます」

薬草の活用法

「家族により活用頻度などは異なりますが、
薬草を使用したお茶や料理などは地域全体で伝わっています。

しかし、西洋医学の普及に伴い、飛騨でも
民間薬的なものは使われなくなっているのが実情です」

集合写真

「今回のイベントは、昔の知恵を残すことも目的のひとつですが、
地域資源を掘り起こし、その価値を見直すことが、
地域住民のシビックプライド醸成につながり、
地域の活性化に寄与するという考えのもと活動しています」と今村さん。
薬草を柱に地域交流やまちおこしなどに注力しています。

フェスティバルの名を変更して新たなる薬草普及を目指す

薬草フェスティバルの様子

これまでの薬草フェスティバルは地域住民への薬草普及を大きな目的としていましたが、
イベント名を〈全国薬草フェスティバル〉に改名したのは、
飛騨市が全国の薬草関係者の受け皿となり、
薬草好きが交流する場を提供したいという思いからです。

薬草を選ぶ

この交流が地域の健康意識向上にもつながることを信じ、
地元の老舗料理旅館、全国と交流を深める薬草絵手紙メンバー、
飛騨市に移住してきた若者たちなど、官民が一体となってイベントを盛り上げていきます。

「本のまち」青森県八戸市に 新たなカルチャーの拠点となる 古本屋〈ジェロニモ〉がオープン

本屋が減少している時代に、果敢な戦士のように

青森県八戸市の中心街に古本屋〈ジェロニモ〉がオープンしました。
八戸市は2014年から「本のまち八戸」をスローガンに、
公共施設として〈八戸ブックセンター〉を運営するなど、
市民が暮らしのなかで本に触れる機会を増やしてきました。
本を扱う〈ジェロニモ〉は、八戸市らしい店といえるでしょう。

古本屋〈ジェロニモ〉店内

お客さんには役場の職員など自治体関係者も多い。

ジェロニモというのは、実在したネイティブアメリカンの戦士の呼び名です。
彼はアメリカ大陸に進出する白人に抵抗し、最後まで勇敢に戦ったことで知られています。

全国の本屋の数は、ここ20年間で20880店舗から10918店舗と
およそ半数に減っています(出版科学研究所調べ)。
そうしたなか、古本とはいえあえて本屋を始めるには、ジェロニモのような勇気が必要。
そう感じた店主の本村春介さんが、自らを鼓舞する意味もこめて店名にしたといいます。

古本屋〈ジェロニモ〉ディスプレイ

カウンターの反対側の壁には、印象的な表紙の本がディスプレイされている。

お酒も飲める、居心地のいい店内

「たくさんの人に来てほしいから」と、本のジャンルは幅広く揃えており、
カウンターでドリンクも提供しています。うれしいことにお酒も飲めます。
ドリンク片手に店内をブラブラし、椅子に座って試し読みもできるため、
居心地よくて長居してしまいそう。

椅子と本とドリンク

店内の至るところにあるドリンク置き場

店内の至るところにドリンクを置ける場所がある。

立地は、八戸市の中心街の真ん中にあるビルの3階です。
「いい場所にあるでしょ。1本隣の道は飲み屋街だし、横丁も近い。
だから、0次会にも使ってほしいですね。『飲み会までまだ時間あるな』ってときに、
ここで1杯飲んだり本を読んだりして、時間をつぶすとちょうどいいと思います」
〈ジェロニモ〉の営業時間は13:00から19:00と、店が閉まる頃には
飲み会もスタートするタイミング。待ち合わせ場所にもぴったりです。

古本屋〈ジェロニモ〉看板

店を目がけて訪れる人を優先するため、看板はあえて控えめ。

岡山の気鋭デニムブランド 〈MOMOTARO JEANS〉が 京都に新店舗をオープン!

UNTITLED(THE JEANS IN KYOTO #51–402)2024 ©︎GOTTINGHAM IMAGE COURTESY OF JAPAN BLUE, AS AND STUDIO XXINGHAM

設計は青木淳と品川雅俊による〈AS〉

世界屈指のデニム産地、岡山・児島で
2006年にスタートしたデニムブランド〈MOMOTARO JEANS〉。

デニム織機

〈MOMOTARO JEANS〉

デニム製造の知見と、
染め・織り・縫いの徹底的な探究によって生まれる最高峰のジーンズを、
世界26か所の国と地域に展開しています。

MOMOTARO JEANS KYOTO

“UNTITLED (THE JEANS IN KYOTO #51–402)”, 2024 ©︎ GOTTINGHAM IMAGE COURTESY OF JAPAN BLUE, AS AND STUDIO XXINGHAM

そんな同ブランドが、さらなるグローバル展開をするにあたり、
京都にブランドの世界観を体感できる新店舗を2024年7月13日にオープンさせました。

渾身のZINE 『のへのISSUE3』が完成! 青森と岩手をまたぐ 「戸(のへ)」エリアの文化に触れる

一戸、二戸、三戸……九戸まである「戸(のへ)」の地域

青森県八戸市。コロカルにも何度も登場しているお馴染みのまちですが、
「八戸」という字を初めて見て、「はちのへ」と正しく読める人は、
そう多くないのでは?

この「戸」を「のへ」と呼ぶ地名は、
青森県東部から岩手県北部にかけて一戸、二戸と続き、
四戸を飛ばして九戸まで存在します。

さかのぼること平安時代末期、これらの地域は馬の産地として有名でした。
「戸」には「牧場」という意味もあることから、
地域を9つに分けて馬産を管理していたことが、戸の始まりだといわれています。

鎌倉時代に入ると戸の地域は南部藩の領地となり、
明治時代の廃藩置県によって、一戸と二戸、九戸は岩手県に、
三戸と五戸、六戸、七戸、八戸は青森県に分かれました。
とはいえ、地域に伝わる食や言葉などから、
文化圏としてはいまも同じだということがわかります。

こうした戸に根づく文化を、
現代の視点で編集・デザインをするプロジェクトが〈のへの〉です。
主宰しているのは、青森県八戸市のデザイナー・編集者である髙坂真さん。

髙坂真さん

髙坂真さん。自作のZINE『のへの』と。

「藩政の区分って、いまみたいに自動車もなく移動が困難だった時代のものだから
地形的にも理にかなっているんです。
例えば、同じ青森県内でも八戸から津軽までは山を越えないと行けませんが、
同じ南部藩だった岩手県北部は行きやすくて、心理的にも遠くない。
〈のへの〉の活動によってこのエリアの人たちがつながって、
お互いに助け合えるような関係性ができたらいいな、と思っています。
県は違っても、いろんな輪があるといいですよね」

〈のへの〉が編集するエリア

戸(オレンジ色)と、その周辺地域(黄色)が、〈のへの〉が編集するエリア。

3〜4年ごしの取材を経てつくられた『のへの ISSUE3』

〈のへの〉の活動のひとつに、
戸のものづくりや文化を発信するZINE『のへの』の制作があります。
企画から撮影、執筆、デザインすべてを髙坂さん自身で行っています。

2018年に発行し、現在は〈のへの〉のサイト上で閲覧できる
『のへの ISSUE1』は、八戸市にも残る活版印刷所を取り上げており、
復刻版が2号の付録になっています。
2021年に発行した『のへの ISSUE2』では、
八戸市に伝わる郷土玩具「八幡馬」のつくり手を訪ねています。

そして、完成したばかりの『のへの ISSUE3』では、
戸に唯一残る昔ながらの染物屋に取材。
さらに、エリア内の30の風流山車まつりを紹介しています。

京都最古の禅寺〈建仁寺〉で 夏の涼を感じる。 サウンドアートイベント 「ZEN NIGHT WALK KYOTO」

国内外から年間5000万人を超える観光客が訪れる京都で、
半数以上の観光客が足を運び、四条祇園エリアを代表する、京都最古の禅寺〈建仁寺〉。
こちらで、夜間を特別に開放し、脳をととのえるニューロミュージックを聴きながら、
回廊を巡るサウンドアートナイトイベント「ZEN NIGHT WALK KYOTO」が、
9月22日まで開催中です。

音と光で癒しの夕涼み。脳がととのう、唯一無二の体験を。

京都最古の禅寺〈建仁寺〉。

宋で禅を学んだ栄西が、1202年に中国の百丈山を模して建立した、京都最古の禅寺〈建仁寺〉。ⒸVIE / ZEN NIGHT WALK KYOTO 2024

800年以上仏法を伝承する場として、
伝統を大切にしながらも、新たな取り組みにも挑戦。
同イベントは、建仁寺法堂にある迫力ある天井画「双龍図」でも
有名な日本画家・小泉淳作の生誕100年を記念した回顧展の一環として
ニューロテクノロジーと音楽を融合したプロダクト開発を行う、
スタートアップ企業〈VIE(ヴィー)〉と〈日本経済新聞社〉が主催。

VIE代表取締役・今村泰彦、建仁寺内務部⻑・浅野俊道、DJ・Licaxxx、VIEチーフミュージックオフィサー・藤井進也、アーティスト・脇田玲

8月1日にはトークイベントを開催。(左から)VIE代表取締役・今村泰彦、建仁寺内務部⻑・浅野俊道、DJ・Licaxxx、VIEチーフミュージックオフィサー・藤井進也、アーティスト・脇田玲。ⒸVIE / ZEN NIGHT WALK KYOTO 2024

イベントの見どころについて、建仁寺の浅野俊道さんは、
「現代のサイエンスや音楽などの最先端技術を利用し、
庭園や絵画に込められた思いや意味を思い浮かべながら、
ぜひ見て、聴いて、身体で感じて、自分自身の心と向き合える、
唯一無二の体験になったら」と来場を呼びかけました。

夜の建仁寺境内

ⒸVIE / ZEN NIGHT WALK KYOTO 2024

境内に設置されたスピーカーは、
どの場所から音が流れているのかわからないように、
細部まで計算されたこだわりも。
脳波のある帯域を増強・減衰するためにデザインされた音楽として、
「集中」「リラックス」効用があるニューロミュージックの音と静寂、
光と影を感じながら、昼間の表情とは違う、
幻想的でマインドフルネスな体験を楽しめます。

温泉宿の跡地を古民家移築で再生。 自家発電のエネルギーシステムで 新時代のホテルを目指す 〈Onsen & Garden 七菜〉

緑豊かな里山で、地産地消のおいしい食事と温泉が楽しめる
〈Onsen & Garden 七菜〉が、2024年4月にグランドオープン。
金沢市の中心から車で20分、都心の喧騒を離れた場所に、
飛騨から築200年以上の古民家を移築した、心癒されるホテルとなっています。
オーナーである徳山相哲(とくやまそうてつ)さんと菜月(なつき)さん夫妻は、
ともに東京都の出身。前職も中学校の先生と会社員という、
田舎暮らしとも、ホテル業とも、無縁の生活を送っていたふたりでした。
それが都会での生活に息苦しさを感じるようになり、地方移住を考え始めたのだとか。

おふたりの好きな里山の風景を見ながら、テラスではバーベキューが楽しめる。

おふたりの好きな里山の風景を見ながら、テラスではバーベキューが楽しめる。

誰もが「ありのまま【有りの儘】」でいられるリラックスした空間をつくりたかった

「もともとエネルギー問題や自然環境に関心があったのですが、
子どもが生まれたことで、より自分らしく生きられる環境に身を置きたい、
人として無理なく生きられる環境で、職住一体となる場所に移りたい
という思いが強くなりました。

そして、普段都会で生活されている方や近郊で働かれている方たちにも、
同じように自分らしさを取り戻せる場所を提供したいと思うようになり、
ホテルの運営ができる移住先を探すなかで、この温泉地の権利を手放したいという
オーナーの知人と出会えたんです」と菜月さん。
こうして、コンサルティング会社を経営するお父さんの会社の一部門として、
ホテル事業がスタートしました。

あるものをすべて生かすという考えでエネルギーシステムを構築

さらに驚くのは、このホテルのエネルギーが、
夫の相哲さんが構築した自家発電によるものだということ。
ホテルをつくるときに、出来る限り、二酸化炭素を出さない持続可能な
エネルギーシステムにしたいと考え、
太陽光発電と温水施設でほぼ、まかなえる設計となっています。

「この土地のメリットを生かし、熱エネルギーと電気エネルギーをあますところなく
活用するにはどうしたらいいのか、1年ぐらいかけて構築しました。
未経験のなかで、全体が理解できる専門家がいないので、それぞれの分野の
専門家の方に聞きながら、トータルのシステムを考えました」と相哲さん。
現在、ホテルの主な電気は太陽光発電、給湯は温泉廃熱・太陽熱・
地域の間伐材を活用した薪ボイラー、その熱利用での全館床暖房となっているそうです。
また、高温の温泉水や廃熱利用や太陽温熱による給湯、さらに蓄電池、
電気自動車に蓄電した電力を住居、建物にまかなえる仕組みとなっています。
今後は、北陸地域が11月以降、雨と雪の時期が長いこともあり、
山水や融雪システムなどの導入を利用した水力発電も試作していくのだとか。

“靴下三大産地”の 兵庫県靴下組合による地域ブランド 〈Hyogo Quality〉が始動

「紳士用の靴下」で日本一の生産量を誇る兵庫県

靴下の三大産地のひとつとして、明治時代から約130年に渡り、
日本の靴下文化をけん引してきた兵庫県。
紳士用の靴下においては、日本一の生産量を誇ります(※2022年時点)。

しかし近年輸入が拡大し、海外製品が安価に出回るようになり
靴下三大産地のひとつとされる兵庫県の靴下業界、ならびに組合もその影響を受け、
会員企業数も減少し続けています。

〈Hyogo Quality〉くつ下

国内の靴下産業全体も例にもれずそのあおりを受けており、
「日本靴下協会・日本靴下工業組合連合会による靴下統計情報」によると
国産靴下の製造量は年々低下しています。

「兵庫のくつ下」を全国有数の地域ブランドへ

〈Hyogo Quality〉くつ下

そんな兵庫県靴下工業組合が、兵庫県産の靴下の魅力を広めようと立ち上げたのが
地域ブランドの〈Hyogo Quality〉です。
研修を通じて新たに開発した新商品を〈Hyogo Quality〉のブランドをつけて販売し、
兵庫の靴下産業を盛り上げる取り組みになっています。
各事業者の強みを活かした付加価値の創出とブランディング戦略で販売を促進し、
「兵庫の靴下」を全国有数の地域ブランドへと成長させるため、
BAN-BANネットワークス株式会社の協力のもと立ち上がりました。

〈Hyogo Quality〉くつ下

新商品開発に向けたワークショップ型研修とその後の商品化に向けた支援を行ったのが、
マクアケが展開する企業の中の研究開発技術を生かした製品プロデュース事業を行う
〈Makuake Incubation Studio(以下、MIS)〉。

今回実施されたワークショップ型研修では、各社が自社技術の強みを定義したうえで
その強みを生かした商品を企画し、販売時の価値設計までが行われました。
在庫を持たずともテストマーケティングとして活用できる
「Makuake」でのプロジェクト実施を見据えた企画です。
プロジェクト終了後にはその結果を元に市場のニーズの
把握やアイデアの仮説検証、およびブラッシュアップも今後行われるそうです。

夏の涼をさがしに 郡上八幡と岐阜市川原町へ。 清流と緑を満喫する11スポットを巡る

雄大な自然に囲まれた岐阜県は、日本三大清流で知られる
長良川が流れる自然豊かなまちです。
今回は、郡上おどりや水のまちとして知られる郡上市や
町家が軒を連ねる川原町へ夏の涼さがしの旅に出かけます。

長良川鉄道にのんびりゆられて郡上八幡へ

名古屋駅から在来線を乗り継いで美濃太田駅へ。
そこから長良川鉄道に乗りかえ、一両編成のローカル電車に揺られながら、
目的地の郡上八幡駅までのんびり向かいます。

車窓から一望できる長良川は透明度が高く、
鉄橋から眺めても、岩が透けて見えるほどです。

長良川鉄道は、観光列車の「ながら」を金曜、土曜、休日など
年間150日ほど運行しています。
同車両は、数々の列車を手がけた工業デザイナーの
水戸岡鋭治氏がデザインしたユニークな列車。
車内では、岐阜県の食材を知り尽くした地元シェフによる料理が味わえます。

旅情感あふれる鉄道の旅を楽しみながら、1時間20分ほどで郡上八幡駅に到着。
木造のレトロな駅舎に郡上おどりのちょうちんがぶら下がっていました。

information

長良川鉄道

奥美濃の絶景を一望できるスポット〈郡上八幡城〉

〈郡上八幡城〉は、戦国時代末期の永禄2(1559)年、
遠藤盛数によって砦が築かれたのがはじまり。

現在の城郭一帯の石垣すべてが県の史跡に指定され、
天守閣は市の有形文化財に指定されています。

郡上八幡城は、戦災消失前の大垣城を参考に、昭和8(1933)年に建てられており、
現存する木造再建城としては日本最古の城といわれています。

天守閣から爽やかな風を感じながら城下町や奥美濃の山々が一望でき、
春は桜、夏は青モミジ、秋は紅葉、冬は雪化粧と四季折々の美しい景色が楽しめます。

information

郡上八幡城

住所:岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659

TEL:0575-67-1819

営業時間:9:00~17:00(6~8月は8:00~18:00、11~2月は9:00~16:30)

Web: 郡上八幡城

日が暮れたら出かけよう。 福岡市で〈夜の動植物園〉が 期間限定で開催中

8月も35度超えの猛暑日が続いている福岡。
昼間はまだかなり体に堪える暑さですが、
夕方以降なら「出かけてもいいかな?」と思える気温になってきました。
福岡市動植物園では8月から9月の第2週にかけて、
毎週土曜日に「夜の動植物園」が開催されています。

20年以上愛されている、夏の人気イベント

イベントのビジュアルは、大分県在住の画家・北村直登さんとコピーライター・岡田賢さんによる作品。

イベントのビジュアルは、大分県在住の画家・北村直登さんとコピーライター・岡田賢さんによる作品。

福岡市動植物園の「夜の動植物園」は、1998年に始まった人気イベント。
通常17時までの開園時間を21時まで延長、
動物のエサやりタイムや温室のライトアップのほか、グルメ、ライブ、ワークショップなど、
老若男女が楽しめるさまざまなイベントが用意されています。
今年は9月14日(土)が最終日です。
そんな「夜の動植物園」における、5つの楽しみ方をご紹介します。

1 動物たちのディナータイム見学

動物たちのディナータイム

夜に活動的になる夜行性動物の生態をじっくり観察したり、
“推し”の動物たちを心ゆくまで眺めたり……
それだけで、夏の疲れがじんわり癒されるようです。
飼育担当職員さんによる「ZOOスポットガイド」や夜の給餌(エサやり)などのイベントも大人気。
お気に入りの動物のお食事風景を見逃したくない人は、公式サイトの「イベント情報」に掲載されている
タイムテーブルを事前に確認しておくと便利ですよ。

2 「夜に咲く花」を愛でる

オオマツヨイグサ

福岡市動植物園の広報担当者さんによると、
「日没とともに開花するオオマツヨイグサの観察も大人気」とのこと。
開花予想時間は18時30分ごろ(日の入)から約30分間、場所は針葉樹花壇です。
綿毛のような花が美しいサガリバナや、小さいお子さんを乗せられるほど
大きな葉が特徴のパラグアイオニバスも、夜だけの表情を見せてくれます。

世界遺産で注目の島で、 地元メーカーとトレーラーハウス会社が 開発した宿泊施設 〈佐渡風流 ~nagomi~〉

佐渡金山がユネスコ世界遺産登録に決定し、観光需要が高まる佐渡島

佐渡市は、日本海で最大の面積を誇る離島で、自然、文化、歴史の
多様な魅力、特徴を持つエリアです。
このたび、佐渡金山がユネスコ世界遺産登録に決定したこともあり、
今後、宿泊施設の不足が進行することが見込まれています。

〈佐渡精密〉とトレーラーハウスを手がける〈エリアノ〉が共同開発した宿泊施設

廃校となった旧・沢根小学校

そんななか、廃校となった旧・沢根小学校グラウンドに、トレーラーハウスを活用した
宿泊施設〈佐渡風流~nagomi~〉が2024年8月8日にオープンしました。

手がけるのは〈エリアノ〉と、地元企業の〈佐渡精密〉。
エリアノは、デザイン性と機能性にこだわったトレーラーハウスを企画・設計・販売する
「スタイルキャビン事業」や、地域の自治体や地元企業と連携して滞在施設をつくり、
滞在経験を通じて第2第3のふるさとを見つけてもらう
「Ones Home事業」を行っています。

〈佐渡精密〉は1970(昭和45)年に創業し、NC旋盤加工、マシニング加工を中心とした
金属精密部品加工専門の製造を強みしている会社です。
本プロジェクトのグラウンドの先にある旧校舎を本社・工場として活用しています。

廃校となった旧・沢根小学校 体育館

〈佐渡風流~nagomi~〉ができたのは
佐渡市立旧・沢根小学校(2018年3月31日に閉校)のグラウンド跡地です。
高台の立地にあるため、令和6(2024)年の能登半島地震の際には、
沢根小学校跡地に自主避難した住民もいました。
しかし閉校していたために、受け入れの十分な対応ができず、
災害時の拠点整備の必要性の声も上がっていました。

廃校となった旧・沢根小学校グラウンド跡地

そこで土地の有効活用、災害時対応、将来の土地計画へのフレキシビリティを
確保するために、移設が可能なトレーラーハウスを設置する
〈佐渡風流~nagomi~〉プロジェクトが始動。
佐渡市とエリアノが内閣官房によるデジタル田園都市国家構想交付金の採択を受け、
〈佐渡精密〉が宿泊事業運営に賛同したことで今回、実現しました。

震災に負けず、やさしいまちづくりを! 屋内公園やeスポーツスタジオも完備の サードプレイス〈LAKUNAはくい〉が 石川県羽咋市にオープン

能登半島のつけ根にあり、日本で唯一、砂浜を走行できる
〈千里浜なぎさドライブウェイ〉で有名な石川県羽咋市。
羽咋という名前は、日本神話に由来するほど歴史も古く、
市内には古墳群もあり、弥生時代の土器なども多数発掘されています。
また、美しい棚田が広がる田園風景など、自然豊かで風光明媚なまち。
農業も農薬や化学肥料、除草剤を一切使用しない自然栽培で作られるお米
〈羽咋米〉をはじめ、まち全体で自然環境を大切にしているのが羽咋の魅力です。

「奇跡のリンゴ」を生んだ青森県の木村秋則さん指導のもと、全国でも珍しい自然栽培で作られたお米はふるさと納税でも人気!

「奇跡のリンゴ」を生んだ青森県の木村秋則さん指導のもと、全国でも珍しい自然栽培で作られたお米はふるさと納税でも人気!

遊びも勉強も仕事もできるコミュニティスペースの誕生

そんな羽咋市の駅すぐそばに、新たな市民の憩いの場として
7月1日に〈LAKUNAはくい〉がオープン。
外観は、羽咋市を象徴する棚田と千里浜から見る水平線を組み合わせた
近代的なデザインとなっています。

羽咋市まちづくり課の松岡正樹(まつおかなおき)さんは、
〈LAKUNA はくい〉のコンセプトについてこう話します。
「『羽咋の未来をともす、集い、ふれあう、賑わう拠点づくり』です。
第1が自宅、第2が職場や学校、そして第3となる癒しの場、
サードプレイスとなるような、オープンな雰囲気を大切にしています。
すでに1日1000~2000人もの人が訪れてくれていて、
自発的に親子グループのコミュニティができたり、
中高生が友だちと勉強スペースとして通ってきてくれたりと、賑わいを見せています」

能登初出店となるドトールコーヒー。ビールも扱っている。 

能登初出店となるドトールコーヒー。ビールも扱っている。 

1階はドトールコーヒーが入った図書カフェとなっており、
ワークスペースには、フリーWi-Fiのほか、すべての机に電源を完備しており、
学生やリモートワークの社会人にも人気。
完全個室も3つあり、これが無料で利用できるのは公共施設ならでは。
また、夜は22時まで開館していることから、会社勤めの人も
仕事帰りにふらりと立ち寄ることもできます。

市立の図書カフェとは思えないデザイン性と機能性にあふれたワークスペース。

市立の図書カフェとは思えないデザイン性と機能性にあふれたワークスペース。

雨天の多い北陸だから屋内で体を使って遊ぶ施設は親子に大人気!

2階には広々とした屋内公園〈LAKUNA こうえん〉があり、
ネット遊具や木をふんだんに使ったバンク遊具など、
子どもたちがのびのびと遊べるスペースとなっています。
企画段階で子育て世代にアンケート調査を行ったところ、
北陸は1年間の半分ぐらいが、雨や雪となるため、
「子どもたちを安全に遊ばせられる場所がほしい」という意見がダントツだったそうです。

3階、4階は有料の貸しスペースなっていて、キッチンスタジオや
パソコンを12台そろえたeスポーツスタジオ、モノづくりが楽しめるアートスタジオなど、
公共施設とは思えない最新設備を投入した複合施設となっています。

貸し切り1時間1100円、個人利用の場合は、高校生以下なら1時間150円というリーズナブルな価格で利用できる。

貸し切り1時間1100円、個人利用の場合は、高校生以下なら1時間150円というリーズナブルな価格で利用できる。

石川県の漆芸文化を絶やさないために。 産地を超えた作家や職人たちによる 『うるしで紡ぐ未来』展が 加賀市美術館で開催中

石川県では、「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」「木地の山中」といわれる
それぞれの特色を生かした漆芸が受け継がれてきました。
しかし、2024年1月1日に起きた能登半島地震で、輪島の漆芸は甚大な被害を受けます。

石川県加賀市の山中温泉や山代温泉では現在も、二次避難先として
輪島の漆芸にかかわる職人たちが生活されています。
しかし、家屋や工房の倒壊で生活再建に追われるなか、道具を失い、
制作する場もない職人たちは、仕事の再開のめども立っていない状況です。

そんななか〈加賀市美術館〉では、同じ漆芸の産地として漆芸界を応援する
企画展を実施しようと、学芸員の洞口寛(ほらぐちゆたか)さんを中心に、
約4か月という短いスケジュールのなか、開催へとこぎつけました。
そこには、伝統工芸である漆芸の火を絶やしてはいけないという強い思いと、
不思議な縁に引き寄せられた出会いがありました。

「企画展を開催するにあたり、最初は〈石川県輪島漆芸美術館〉に相談しましたが、
『美術館の被害が大きいため、貸し出せる状況ではない』といわれました。
あの被害状況のなかではそうだろうと思いますし、輪島の作家さんも
被災している状況なので、作品を出してとほしいといえず、
企画自体が難航してしまいました」と洞口さん。

〈加賀市美術館〉での展覧会の様子。

〈加賀市美術館〉での展覧会の様子。

そんなとき、京都の古美術店が立ち上げたプロジェクトに、
輪島の〈漆芸アート集団 彦十蒔絵〉の名前を見つけたといいます。

「〈漆芸アート集団 彦十蒔絵〉の代表である若宮隆志(わかみやたかし)さんのことは、
世界的にも有名な鍛金家・山田宗美(やまだそうび)の『鉄打出兎置物』
をモチーフにした作品を乾漆でつくられたのを見て気になっていました。
山田宗美の『鉄打出兎置物』は加賀市美術館が所蔵していることもあり、
これも縁ではないかと、声をかけさせていただいたんです。
すぐに快諾をいただき、そこから、山中漆器の工房や作家さんにも依頼し、
何とか開催にこぎつけることができました」と洞口さん。

『ごあいさつするうさぎ』〈漆芸アート集団 彦十蒔絵〉。

『ごあいさつするうさぎ』〈漆芸アート集団 彦十蒔絵〉。

復旧もままならないなか、手探りで動き始めたことが、漆芸界の応援への
一歩となりました。これは“ウサギがつないだ縁”といえる出会いだったようです。

「今回、この展覧会でふたつのウサギの作品を並べて展示しています。
山田宗美のウサギは鉄でできているのに鉄に見えず、
若宮隆志さんのウサギは漆でつくっているのに鉄に見えるんです。
ふたりの技が時空を超えて、実感できる貴重な展示となっています」と、
洞口さんは熱く語ってくれました。

全国のブランド米を使った 〈生米パン〉が ふるさと納税品として続々登場

全国のブランド米を活用した「生米パン」構想

農林水産省発表の「食料需給表」によると、2022年度の国民ひとり当たりのお米の
年間消費量は50.9キロ。
ピークだった1962年度の118.3キロの半分以下になっています。

そんな米離れが進む状況下において、米農家をサポートする支援へと動き出したのが、
地域創生を基幹事業とする〈レッドホースコーポレーション〉。
米の活用方法についてさまざまな調査・検討を進めるなかで、
自然派でしかも生米からつくるという珍しくも興味深い商品を製造する
〈ハニーマザー〉と出合いました。
両社がタッグを組んで生まれたのが、全国のブランド米を使った「生米パン構想」です。

青森県鰺ヶ沢町のブランド米「まっしぐら」を使った「生米パン」

生米パン

その第1弾として販売が開始されたのが、青森県鰺ヶ沢町産のブランド米
「まっしぐら」と秋田県男鹿市産のブランド米「あきたこまち」を
使った2種類の〈生米パン〉(最低寄付金額13000円、4個入り)です。

本品の開発はレッドホースコーポレーションの鰺ヶ沢町担当による
「まちの豊富な食材を使って新しい特産品を開発してほしい」
という熱い要望から始まりました。
町からは地元事業者の開拓・底上げを希望され、それを受けて既存の地元事業者の
商品との組み合わせで互いを高め合えるような商品の開発を目指しました。
その結果、青森県内で最も作られているブランド米「まっしぐら」を使った
「生米パン」が商品化されました。

青森県鰺ヶ沢町産まっしぐら使用の生米パン

支笏湖のパワースポット 〈苔の回廊〉を散策して ひと夏の思い出をつくろう!

「水の謌」の宿泊とセットになったアクティビティプランが登場

さまざまな活火山と、それに基づく自然環境が魅力の
北海道支笏洞爺国立公園。

北海道支笏洞爺国立公園

この公園の樽前山北西側の麓、支笏湖南西の場所に、
火山活動とともに長い年月をかけて形成された
異世界の自然空間〈苔の回廊〉という回廊があります。

高さは3~10メートルほど。
壁一面に苔が覆われた数百メートルにもわたり、
緑色の濃いものやふわふわしたものまで、
80種類以上のさまざまな苔が自生する神秘的な場所です。

今夏、そんな苔の回廊をめぐる体験ツアーが含まれた宿泊プランが、
千歳市支笏湖温泉の〈しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌〉より登場しました。

ツアーの内容はというと、〈水の謌〉に宿泊した翌日、
朝9時から約2時間苔の回廊を回るというもの。

苔の回廊をめぐる体験ツアーガイド

〈しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌〉のスタッフがツアーガイドを担当。

山道のため、運動靴またはトレッキングシューズ、
動きやすい格好(長袖・裾が細めのパンツなど)での参加が必須。

まるで本屋の商店街! 京都・一乗寺に誕生した “シェア型書店” 〈一乗寺BOOK APARTMENT〉

個々人のおすすめ本が並ぶユニークな書店

書店の数が減り続け、1軒も書店がない市町村もある現代。
そんななか、2024年7月に新たな書店がオープンしました。
場所は古書店やカフェなどが立ち並び、文化の香り漂う京都・一乗寺エリア。
書店名は、〈一乗寺BOOK APARTMENT〉です。

「一乗寺駅」で下車し、歩くこと5分ほど。
原稿用紙を思わせる格子柄が目を引く、「本」の看板が目印です。

大きな本棚は、東京にある〈西日暮里BOOK APARTMENT〉のスタッフに協力してもらいながらDIYでつくったもの。

大きな本棚は、東京にある〈西日暮里BOOK APARTMENT〉のスタッフに協力してもらいながらDIYでつくったもの。

店の扉を開けると目に入ってくるのは、大人の背丈よりも大きな本棚。
実はこの本棚は、“棚貸し”がされています。

棚貸しとは、四角く区切られた本棚の一画一画を
希望者(棚主)に貸し出し、
好きな本を並べて販売してもらうシステム。

そして、こういったシステムを取り入れている書店を
「シェア型書店」と言います。

並べる本の種類や棚の中のレイアウト、
入れ替えのタイミングなどは基本的に棚主の自由。

「棚主のお気に入りの本を並べる」という人もいれば、
「歌人が自身の関連書を置く」「メンタルヘルスに関する本がメイン」
という人もおり、どの棚も個性豊かです。

多くの人に読んでほしい本を自費で購入し、オリジナルの帯をつけて並べる棚主も。

多くの人に読んでほしい本を自費で購入し、オリジナルの帯をつけて並べる棚主も。

現在は付近の大学に通う学生や元書店員、海外在住の日本人に、
脳科学者・茂木健一郎さんなど、さまざまな人が棚主となっています。

主にジャーナリズムや社会問題、生き方・働き方に関する本が並ぶ。

主にジャーナリズムや社会問題、生き方・働き方に関する本が並ぶ。

店内にはこのほかふたつの本棚があり、いずれも新刊図書コーナーとなっています。
新刊図書コーナーには、店主が「今の時代に読みたい」と思っている
書籍をはじめ、約250冊を用意。
ラインナップは不定期で変わるため、訪れる度に新しい発見がありそうです。

アイスコーヒー500円。豆は、同じく左京区・北白川の〈ワールドコーヒー〉のもの。

アイスコーヒー500円。豆は、同じく左京区・北白川の〈ワールドコーヒー〉のもの。

店内には喫茶スペースも併設。
店から徒歩10分ほどの場所にある
〈焙煎処 桃栗〉の豆を使ったホットコーヒー(500円)や、
ジュース、ビールなどのドリンクを取りそろえています。

本を買うついでにお茶をするのはもちろん、
ブックカフェ感覚での利用も可能です。

淡路島最南端のまちに 絶景が自慢の一軒家レストラン 〈トラットリア アマランチャ〉が オープン

輝く海を眺めながらこだわりのイタリアンに舌鼓

淡路島最南端に位置する南あわじ市に、リゾートトラットリア
〈TRATTORIA amarancia(トラットリア アマランチャ)〉が
7月24日にオープンしました。

〈TRATTORIA amarancia(トラットリア アマランチャ)〉

目の前に広がる海を一望できる断崖の上に建つ一軒家で営む同店には、
広々としたテラス席も完備。

特に今の時期には、青く澄んだ海と白い砂浜が織り成す絶景を目の前に
料理を楽しむことができます。

〈TRATTORIA amarancia(トラットリア アマランチャ)〉店内

店内60席、テラス70席の全130席を用意。

建物や内装は、山や海という自然に抱かれたロケーションに溶け込むよう
トラディショナルなデザインとアースカラーで仕上げ、家具もナチュラルな
オークやラタンなどをメイン素材とし、心からくつろげる空間に仕上げています。

一方、海に張り出すように設計された2段テラスは屋内とは印象が異なり、
南イタリアのフルーツや太陽を思わせるようなカラーリングが特徴です。

メイン料理をはじめ、前菜、パスタ、デザートなど豊富なメニュー

メイン料理をはじめ、前菜、パスタ、デザートなど豊富なメニューから選べます。

そんなこの店でいただけるのは、南イタリア・地中海にインスパイアされた
洗練かつ大胆な料理の数々。

使用する素材は地元の肉や魚、野菜など、シェフ自らが生産者と対話を重ね、
厳選したものばかりです。

なかでもメイン料理には、特製の薪グリラーを使い、燻香をまとわせた
自慢の一皿が揃います。

〈豊島屋〉創業130年記念! オリジナルデザイン鳩サブレー缶を 8月10日(はとの日)から限定販売

5年ぶりの発売がSNSで話題になっている「鳩サブレー缶」

鎌倉のお土産店の定番「鳩サブレー」で知られる〈豊島屋〉が
「鳩の日」にちなんで、2024年8月10日(土)に、
創業130年を記念したオリジナルデザインの
「鳩サブレー 1枚入缶セット」を限定で販売。

見慣れた白い鳩のデザイン。

見慣れた白い鳩のデザイン。

1894年8月10日に鎌倉の地で創業した〈豊島屋〉では
毎年8月10日を鳩(810)の日として定めています。
昨年の鳩の日には鳩の絵が描かれた
「鳩もこトート」を発売し、大好評だったそう。

そして、今年は創業130周年を記念して「1枚入缶」のセット販売が決定。
同商品は2019年の鳩の日にも販売したことがあり、
今回は5年ぶりの販売ということで、SNSで早くも話題になっています。

缶の種類は、鳩サブレーカラーと、ブルー、ホワイト、レッドの4色。
鳩サブレーのためにだけつくられた缶は、まさにシンデレラフィット。

鳩サブレーを割らずに持ち運ぶことができる、
まさに鳩サブレーのファン必見の商品です。

鳩を全部見つけられるかな?

鳩を全部見つけられるかな?

缶の蓋を開けてみると、内側には春夏秋冬それぞれのイラストが描かれています。
イラストのなかに隠れている鳩を探して楽しめます。

トリコロールカラーの鳩サブレー缶は、オリンピックの記念としても良さそう。

トリコロールカラーの鳩サブレー缶は、オリンピックの記念としても良さそう。

オンラインストアは、鳩サブレー専用缶4つに
鳩サブレー8枚箱入りのセットを受注販売。
販売期間は8月10日の8時10分〜11日8時10分まで。

そのほかに、鎌倉駅周辺の関連店舗でも8月10日限定で、
かき氷やウインナーワッフル、シュークリームなどの商品を感謝価格で販売。

8月10日(土)の8時10分より、「鳩の日特設サイト」がオープン。
ぜひチェックしてみてくださいね。

鳩サブレー1枚入缶セットの店舗販売価格は2500円で、ひとり5セットまで。
鳩サブレー型の缶4つ(缶の中に各1枚鳩サブレー入り)。

オンラインストアでの販売価格は3100円で、
鳩サブレー型の缶4つ(缶の中に鳩サブレーなし)と
鳩サブレー8枚箱入りです。

販売場所は、鳩の日特設サイトで確認を!

information

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豊島屋本店

住所:神奈川県鎌倉市小町2-11-19

TEL:0467-25-0810

営業時間:9:00~19:00

定休日:水曜不定休(祝日は営業)

Web:豊島屋本店

福岡観光の新発想。 〈よかバス〉に乗って ちょっとだけ遠くへ

いくつかの観光名所をめぐりたいとき、気になるのは交通手段。
電車やバスを時間通りに乗り継ぐのが難しかったり、
レンタカーだと「誰が運転する?」問題が勃発したり、
都心部を離れるとなかなかタクシーがつかまらなかったり……
「自由に観光する」って、結構たいへんですよね。

そんなとき、便利なのが「バスツアー」です。
観光バスなんて、乗ったことない!という人も、
決まったルートをめぐるだけなんて……という人も、
ぜひ一度、〈よかバス〉公式サイトをチェックしてみて。
こんな所に行ってみたかった! という観光スポットに出合えますよ。

「よかバス」って何?

宮地嶽神社からの眺め

光の道と呼ばれる、宮地嶽神社からの眺め。写真提供:福岡県観光連盟

公式サイトによると、よかバスとは、
福岡県内を手軽に周遊できるバスツアーのこと。
グルメツアーだけでなく、絶景・歴史・文化・体験など
さまざまなコンセプトのツアーがあり、
福岡県の多様な魅力を楽しむことができます。

訪れる皆さんに、“よか場所”、“よか食べ物”、
そして何より“よか人”に出会っていただき、
「福岡はよかね」と思っていただきたい、という想いが
込められたネーミングなのだそう!

今、なぜバスツアーなのか? という疑問について、
福岡県デスティネーションキャンペーン実行委員会事務局の
よかバス担当者さんにうかがいました。

「福岡を訪れる観光客は、空港や主要駅がある
福岡市や北九州市(政令市)に集中しています。
この両政令市に集中する観光客を県内各地に周遊していただくため、
乗り換えなどなく、効率よく観光地を周遊できるよかバスを企画しました」

もともとは、2024年4月にスタートした「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」の
一環として始まったよかバス。
複数の旅行会社が企画するさまざまなツアーを
「よかバス」という統一名称で、一元化して紹介することで
お目当てのツアーを検索しやすくなっています。

「すでに、『短時間に多様な観光スポットを巡ることができた』
『車を運転しないので、ひとりで行けなかった場所に行けてうれしい』など、
ツアー参加者からのうれしい反響も届いています」

この夏おすすめの「よかバス」ツアーは?

今年の夏休み、福岡に帰省や観光の予定がある人や、
もともと福岡に住んでいる人にオススメのツアーについて伺いました!

フルーツ狩りが楽しめる観光農園

朝倉市やうきは市には、フルーツ狩りが楽しめる観光農園も多い。

「ひとつ目は、朝倉でフルーツ狩りとBBQを楽しむツアーです。
いまの季節だと梨狩りが楽しめて、1キロの梨のお土産付きというもの。
BBQは手ぶらでOK、地元の名産品・直売品のお買い物もできます」

朝9時に博多駅集合、夕方16時半ごろに博多駅着予定なので、
家族や友人と一日たっぷり遊びたい人にぴったりですね。

天然氷と地元の特産でつくる 「昇龍氷(のぼりりゅうごおり)」。 〈おかざきかき氷街道〉のかき氷8選

徳川家康の出身地としても名高い愛知県岡崎市。
歴史深い市の東部にある額田(ぬかた)地域には、「仙水」と呼ばれる
平成の名水百選にも選ばれた湧水群があります。
この地域の宝といえるおいしい軟水でつくった氷と、
地元特産物やフルーツなどを使ったかき氷でまちおこしをしていこうと、
岡崎市ぬかた町商工会が中心となり、2018年に
〈おかざきかき氷街道〉が誕生しました。

〈おかざきかき氷街道〉に出店するのは、地元農家や飲食店が運営する8店舗

かき氷屋として出店しているのは、
額田地域で茶問屋やユズ農家、飲食店を経営する人たちです。
額田の特産を知ってもらおうと、本業の強みを生かしたかき氷を
期間限定で販売しています。

「かき氷をきっかけに自然あふれるこの地域を知ってもらいたい、
異業種の方が手を取り合い『街道』と名をつけて、みんなで地域を
盛り上げていきたいとの想いで始まりました。
〈おかざきかき氷街道〉では、毎年テーマをもうけ、
工夫を凝らしたかき氷をつくっていただいています。
2024年のテーマは、干支である「辰年」にちなみ、
また岡崎城が別名「龍城」と呼ばれていたことから、
龍が昇っていくイメージで、運気が上がることを願い
『昇龍氷(のぼりりゅうごおり)』としました」
と、おかざきかき氷街道事務局。

〈おかざきかき氷街道〉では、この8店舗をめぐるスタンプラリーも開催。
全店舗を制覇した方には、特製の御朱印帳がもらえるなど、うれしい特典もあります。
かき氷を食べて、暑さをしのぎ、さらには運気をあげる
一石二鳥のイベントといえそう。

information

おかざきかき氷街道「昇龍氷」

期間:4月27日(土)~9月29日(日)

参加店舗:岡崎市額田地域の8店舗

地産地消にこだわり、手づくりの練乳でフワフワ食感を楽しめる。〈CAFE KURAGARI〉の「銀白龍~fromage~」

銀白龍~fromage~ 1650円。

銀白龍~fromage~ 1650円。

地産地消の食材を中心に、旬のおいしさを味わってもらおうと、
食事やスイーツを提供している〈CAFE KURAGARI〉。

手づくりの練乳エスプーマでつくったフロマージュソースのかき氷は、
夏空に浮かぶ白い雲を連想させてくれて、夏気分がさらに盛り上がります。
氷の中には、自家製アイスとユズのジュレ、銀箔をトッピングし、
美しく輝く龍をイメージしています。
昇竜氷以外にも、地元産のブルーベリーソースや
オリジナルブレンドコーヒーでつくる
自家製シロップのかき氷を用意しています。

information

CAFE KURAGARI 

住所:愛知県岡崎市石原町牧原日影3 

TEL:0564-83-2232

営業時間:10:00~17:00(16:00 L.O.)※商品がなくなり次第終了

定休日:金、土曜

Web:CAFE KURAGARI

Instagram:@cafe_kuragari

京都の開運スイーツカフェ 〈TOYOUKE STAND〉に “ご利益”がありそうな かき氷が登場

日本の伝統的な味わいを現代風にアレンジした今までにない新感覚のかき氷

香港と京都に展開する開運スイーツカフェ〈TOYOUKE STAND〉でユニークなかき氷、
その名も〈お神氷(おみひょう)〉が販売中です。

真っ赤な鳥居を模した雲平(うんぺい)という干菓子の飾り(別料金150円)が
なんともご利益のありそうなかき氷は、白桃やいちご、お茶を使った5種類が揃います。

〈玄米茶と白桃ぶぶあられ〉

〈玄米茶と白桃ぶぶあられ〉1150円。伊勢産の特上玄米茶のかき氷に、白桃の果肉をトッピング。

〈和紅茶ロイヤルミルクティーとシナモンアップル〉

〈和紅茶ロイヤルミルクティーとシナモンアップル〉1500円。伊勢産の極上和紅茶のロイヤルミルクティー氷に、シナモンとりんごの果肉をのせて。

〈ほうじ茶ロイヤルミルクティーと黒ごまバナナ〉

〈ほうじ茶ロイヤルミルクティーと黒ごまバナナ〉1500円。掛川産の特選ほうじ茶のロイヤルミルクティー氷に、黒ごまとバナナの果肉を加えた一杯。

氷は、最新のマシンを使い、濃厚なロイヤルミルクティーや香り高いお茶、
牛乳を瞬時にかき氷化。

お茶を煮出す際に使う水は茶葉に最適な硬度の、富士山を源泉とする
上質なシリカ入りバナジウム天然水を採用するほか、茶葉は全国から
それぞれのメニューに合った最高品質の日本茶葉を厳選しています。

静岡県掛川市の茶畑

緑茶は、深蒸し煎茶の発祥地である静岡県掛川市で栽培された最高品質の「一番茶のみ」を贅沢に使用。

被災地・珠洲市にできた 小さなホテル〈notonowa〉 海と田んぼが見渡せる場所で 移住者が運営

古いモーテルのリノベーションをきっかけに
ノマド生活から珠洲に土着する暮らしへ

能登半島地震から半年が経った2024年7月1日。
被害が大きく、復旧作業が遅れる能登半島の先端、珠洲市に、
客室は7部屋だけという小さなホテル〈notonowa〉がオープンしました。
運営の中心となっているのは、能登に住みはじめてちょうど1年になる移住者です。

〈notonowa〉があるのは珠洲市の海沿い。
内浦である飯田湾を臨む、少しだけ高い場所に建っています。
道路を挟んで、若い稲が風に揺れる田んぼ、
そして穏やかな海が広がる見晴らしのいい場所です。
冬の空気が澄んだ日には東側に立山連峰も見えます。

ホテル〈notonowa〉

ホテル〈notonowa〉の裏

裏に回るといっそう建物の歴史が感じられます。

〈notonowa〉の建物はかつてモーテルとして使われていました。
L地形の建物の裏に回ると、1階部分が駐車スペース、2階部分が客室だとわかり、
独特のスタイルに少しドキッとします。

入り口も駐車スペース側にひっそりとあり、フロントはなくタブレット端末でチェックイン。
非対面式の採用は省人化だけでなく、建物の歴史を匂わせる目的もあるのだとか。

角部屋の「珠」。

角部屋の「珠」。窓からの景色は最高!

7部屋ある客室は、それぞれ能登や珠洲にまつわる名前がついています。
部屋のリノベーション案には金沢美術工芸大学の学生たちが参加。
「このホテルが地域に馴染むためには?」と問いかけてアイデアを出してもらいました。

「珠」という名前の部屋は、
珠洲が持つ洗練されたシンプルさとナチュラルな姿を見せることがテーマ。
一見白い壁紙も、右と左では模様が異なり、一方は波の模様が採用されています。
カーテンを開けると穏やかな海が見渡せる部屋にぴったりです。
また、一部の家具はこの場所で以前から使われていたものも活用しています。

カフェ〈惚惚(ほれぼれ)〉

建物1階ではカフェ〈惚惚(ほれぼれ)〉も営業を開始しました。
カレーや季節に応じたスープ、チャイなどスパイスを利用したメニューに加えて
地域の人たちが、集まる場所にしたいとお酒も用意。
車での移動が当たり前の地域なので
飲酒後は空いている客室に宿泊可能です。

珠洲の人たちが共有する恩送りの文化に触れて

改装工事前の様子。

改装工事前の様子。(notonowa提供)

建物は、モーテルの営業を終えてからずいぶん経っていて廃墟同然でした。
リノベーション計画が持ち上がったのは、2023年の春のことです。
そのとき建物のオーナーから声がかかったのが
現在ホテル運営を担当し、カフェの〈惚惚〉を経営する畠山陸さんです。

現在27歳の畠山さん。
20歳前後から出身地の札幌でゲストハウス立ち上げに関わったり
イベントでのカフェ出店をしたりしてきました。

その一方で、webのプログラミングやデザインの技術を身につけて
複数の地方拠点と東京を行き来。いわゆるノマド暮らしを実践していました。

ストレスで体調を崩した経験から、人間らしい生き方って?と考えていた頃
移住で珠洲に住む知人から
「君が探しているものはここにあるかもしれない」と
誘われ、初めて珠洲を訪れたのが2022年の夏です。

「最初は1週間ほどの滞在でしたが、
珠洲の人たちはとてもよくしてくれました。
いろいろ手配をしてくれたり、人を紹介してくれたり、野菜をたくさんくれたり。
お世話になったお返しがしたいというと、
『自分ではなくて子や孫の世代や、次に珠洲に来る人にしてくれたらいい』。
ほとんどの人にそう言われました」

畠山陸さん

畠山陸さん。ホテルとカフェ運営の傍で珠洲の発信にも意欲的。

土地の人たちが持つ、代々に渡って助け合い続ける文化は、
本州に比べると歴史が浅い札幌で育った畠山さんにとって
それまで触れたことがなかったもの。

金銭的な利益追求一辺倒とは異なる暮らしぶりに惹かれ
繰り返し訪れるうちに伝統ある祭りや工芸品の魅力にも気づきました。
知り合いも増えてリノベーションホテルの計画に参加しないかという声もかかったのです。

受け継がれた伝統の美濃焼を 現代のスタイルに合わせて楽しめる。 本町オリベストリートの おすすめスポット4選

古くは1300年以上の歴史を持つ美濃焼。
この文化を受け継ぎ、町ぐるみで美濃焼の魅力を知ってもらおうと誕生したのが、
岐阜県多治見市にあるオリベストリートです。

ここ多治見市には、窯元やギャラリーが点在する
〈市之倉オリベストリート〉、高田焼で知られる〈たかた・おなだオリベストリート〉、
そして今回ご紹介する〈本町オリベストリート〉の3つのスポットがあります。

このオリベストリートの名称は、美濃焼のひとつである「織部」で有名な
美濃出身の戦国武将で、茶人でもあった古田織部に由来。
織部が茶の湯に新風を巻き起こした、その斬新で自由な精神を生かした
まちづくりを進めています。

古民家が続く静かなまち並み。

古民家が続く静かなまち並み。

なかでも、ここ〈本町オリベストリート〉は、古民家を再生した個性的な店舗が建ち並び、
古くから続く焼き物の歴史に触れながら、私たちの生活に根づいた
新たな焼き物との出合いをさまざまなかたちで楽しむことができます。
このエリアを中心に、4月、2日間にわたって開催される〈たじみ陶器まつり〉は、
毎年、約30万人もの人が訪れるほどの人気イベントとなっています。

今回は、〈本町オリベストリート〉のおすすめスポットをご紹介します。

趣のある店内で、「挽きたて」「打ちたて」「ゆでたて」の「三たて」を味わう

古い梁やアンティークの調度品が飾られ、
懐かしい雰囲気を醸し出している〈そば処 井ざわ〉。

打ちたてそばのほか、地酒や地元で採れた食材でつくる逸品がおいしい。

打ちたてそばのほか、地酒や地元で採れた食材でつくる逸品がおいしい。

1901(明治34)年に創業した懐石料理と鰻料理の澤千の系列として、
2000年にオープンしました。
石臼で挽いた自家製粉のそば粉で打ち、汲み上げた井戸水でしめた新鮮で
おいしいそばをゆったりとした空間で、味わうことができます。
地元の名物料理や地酒を地元作家の器で楽しめるのも、陶磁器のまちならでは。
手づくりのぬくもりが伝わり、懐かしさに心癒やされます。

information

そば処 井ざわ

住所:岐阜県多治見市本町5-22

TEL:0572-25-6688

営業時間:11:00~14:30(L.O.) 17:00~22:00(20:30L.O.)※なくなり次第終了

定休日:火曜(祝日の場合は振替)

Web:そば処 井ざわ