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writer profile
Yuki Hashimoto
橋本ゆうき
はしもと・ゆうき●長崎県出身。これからの社会や暮らしについて考えるフリーペーパーの発行や、地元タウン誌の編集長などを経て、2016年よりフリーで活動。現在は長崎県西海市に移住し、より地域に密着しながら、豊かな暮らしのあり方を模索中。
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写真:太田拓実
東北のものづくりを軸として、
東北に根づいた「暮らし方」を見つめる〈東北STANDARD〉のショップが、
2016年7月1日にオープンした〈仙台PARCO2〉に誕生しました。
取り扱うのは、
東北の暮らしの中で長い間親しまれ、愛されてきた、
工芸品や日用品、デザイングッズ、食品など。
日常づかいにも、プレゼントにも使えるような、
東北6県の工芸品がずらりと並びます。
東北地方の厳しい環境の中で生まれ、伝わり続けたものづくり。
その土地ならではの工夫や知恵、想いを受け継いだ「もの」たちは、
単なる商品でも、消費的なアイテムでもなく、
これからの「豊かな暮らし」を考えるヒントを授けてくれる存在のようです。
ショップでは、
同じく日本各地でつくられている、地域の文化を背景に持つ商品についても、
〈NIPPON STANDARD〉と名づけ、
フェアやイベントを定期的に行っていく予定なのだそう。
さらに今回、
アパレルブランド〈coen〉による新たなレーベル〈ACT LOCALLY〉と、
〈東北STANDARD〉がコラボレーション。
「ものと人と地域のつながり」を通じて新しい発見を伝える、という
〈ACT LOCALLY〉のコンセプトと、
新しい価値観のもと発信される東北の民工芸品が出会い、
東北の伝統や歴史を感じられるすてきな商品が生まれました。
こちらは、同じく〈仙台PARCO2〉内、
〈コーエン ジェネラルストア〉で展開されます。
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〈東北スタンダードマーケット〉のオーナー・金入健雄さんは、
「長い年月の間、変わらず残ってきた東北の暮らしの中から、
これからを生きるための
インスピレーションや楽しみを見つけてもらえればうれしい」と、ひと言。
8月1日からは、東北や東京の硝子工房の商品が一堂に揃う、
「グラスウェア」のフェアも開催。
秋田県秋田市の〈硝子工房窯硝〉、
青森県深浦町の〈白神硝子工房〉、
東京都墨田区のうすはりグラスなどが人気の〈松徳硝子〉、
大正浪漫硝子が人気の〈廣田硝子〉などがラインナップ。
日本の伝統的なものづくりの知恵と工夫を、
暮らしに取りいれてみてはいかがでしょうか。
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東北スタンダードマーケット
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