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posted:2016.3.23 from:兵庫県神戸市 genre:アート・デザイン・建築
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
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Supported by 神戸市
子どもの成長を祈願する日本の伝統文化、こいのぼりと、
絵本『スイミー』の世界がコラボレーション!
今年も〈神戸スイミープロジェクト〉が始まります。
これは、子どもの日に向けて、10メートルの白無地こいのぼりに
子どもたちがお魚の〈スイミー〉を描くプロジェクト。
2016年4月2日(土)から5月5日(祝・木)にかけて、
制作・掲揚イベントが神戸市内各地で開催されます。
開催5年目を迎えたこのイベントは、
小さなスイミーが集まった大きなこいのぼり〈スイミーこいのぼり〉を
子どもたちと一緒につくり、展示するもの。
今年用意されたこいのぼりは24匹。
神戸だけでなく、東日本を含めた全国18地域と
台湾、アメリカ、モンゴル、カンボジア、イタリア、ニューカレドニアの
6か国の子どもたちが参加します。
2016年4月2日(土)、3日(日)には、
〈神戸ハーバーランドumieセンターストリート〉にて、
全国からクリエイターを招き、
こいのぼりに描くスイミーを着色するライブペイントアートイベントや、
子どもたちもアート制作に参加できるイベントを開催します。
ステージでは化学実験教室やクリエイタートークショーも実施されるそうで、
子どもも一緒に楽しめるイベントになりそうです。
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このイベントは、子どもたちが絵本『スイミー』から
“個性” と “協力すること” について学んでほしいという想いから始まりました。
絵本の『スイミー』では、兄弟の中で1匹だけ姿形の異なるスイミーと、
力を合わせて大きな魚に立ち向かった魚たちが描かれます。
子どもたちにこいのぼりの制作を通して
“個性を出してもいいこと”、“友だちと協力すること”、
“多くの人たちとつながることで大きななにかができること” を
学んでもらうきっかけをつくりたいのだそう。
その活動は、いま海外にも広がっています。
『スイミープロジェクト2016』の作品制作は、4月2日(土)から約30日間開催。
完成後は5月3日(祝・火)神戸にて〈スイミーこいのぼり〉24匹を
クレーンと6個のアドバルーンを使って掲揚し、
子どもたちの夢と成長を祈願します。
それまでには小さな持ち帰り用スイミーこいのぼりがつくれるワークショップや、
生田神社での〈目入れ式〉、〈通り抜けイベント〉などなど、
たくさんの催しが行われます。
開催されるイベントの日程や会場など、詳細は公式サイトにて。
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スイミープロジェクト2016
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