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焼芋家の店主が焼く「やきいも日和」のつぼ焼いも。ほかほかでも、冷たいままでも!

コロカルニュース

posted:2015.2.10   from:神奈川県中郡大磯町  genre:食・グルメ / 買い物・お取り寄せ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

神奈川県の大磯を拠点に展開している「やきいも日和」。
焼芋家のチョウハシトオルさんが
こだわりのやきいもを届ける、やきいも屋さんです。

こちらのやきいもがしっとり・ねっとりとして
おいしいと大人気。
イベントに出店すると、すぐに売り切れてしまいます。

おいしさの秘密は、大正時代から伝わる“つぼ焼き”。

特製のつぼに蓋をして、
練炭の熱と壺からの遠赤外線で
じっくりと蒸し焼きにすると、
外は芳ばしく、
中はしっとりとしたやきいもができるのだそう。

その歴史は石焼き芋より古く、
昭和初期の頃は
八百屋さんの店先で売られていました。

でも一度に焼ける量が少なく、手間がかかるため、
現在もつぼ焼を行っているやきいも屋さんは、
とても少なくなってしまったのだとか。
つぼ焼にこだわったやきいもづくりは、
“古き良き日本の食文化”を受け継いでいきたいという
思いからはじまった活動でもあるんです。

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ふたつめのこだわりは、
厳選した産地のさつまいもを、じっくりと熟成させること。
収穫後に1ヶ月以上貯蔵することで
内部のデンプン質が糖に分解されやすくなり、
甘く、しっとりとした味になるそうです。

さつまいもは、主に茨城・千葉産のものを使用。
同じ品種でも産地によって、味や食感が異なり、
理想的なさつまいもを見つけるまでに
とても苦労をされたそうです。

こちらのやきいもは、
オンラインショップでも購入可能。
とっても甘いので、冷たいまま食べてもおいしいです。
ちなみにかわいらしいパッケージは、
デザイナーでもあるチョウハシさんが手がけたそう!

チョウハシトオルさん。多摩美術大学卒業後に、やきいも日和を設立。やきいもをひとつの作品ととらえ、一本一本ていねいに焼いています。

焼きたてが食べたい方は、
ぜひ大磯本店やイベントの出店時に。
出店情報は、公式サイトに掲載しています。

やきいも日和
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