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posted:2014.10.2 from:山形県山形市 genre:食・グルメ
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
東北の秋の風物詩といえば「芋煮会」。
河原や公園など、野外で鍋を作る行楽行事で、
秋になると東北各地で行なわれます。
特に盛んなのが山形県。
直径6mの大鍋で約3万食もの芋煮をつくる
「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催されるなど、
芋煮にかける情熱は他県の追随を許さないものがあります。
そんな山形県の意気込みを表すように、
地元の「山形新聞」には、
9月中旬ぐらいから紙面に「週末芋煮会天気情報」が掲載されます。
これは、日本気象協会から提供される情報を
お鍋のキャラクターで表現したもの。
芋煮は野外で行なわれる行事なので、
天気、気温、風の強弱のデータを総合し、
芋煮日和に最適・適・可・不可の四段階で表しているんです。
この掲載が始まったのは2011年9月のこと。
鍋のキャラクターがカワイイですよね。
山形県では、内陸地方は醤油味で牛肉を使い、
庄内地方では味噌味で豚肉を使うなど地方によって
違うレシピの芋煮が食べられています。
「週末芋煮会天気情報」は新聞だけでなく、
インターネット版の「やまがたニュースオンライン」でも
芋煮情報をチェックすることができます。
掲載は芋煮シーズンが続く10月末ごろまで。
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