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writer profile
Maruko Kozakai
小堺丸子
こざかい・まるこ●東京都出身。
読みものサイト「デイリーポータルZ」ライター。江戸っ子ぽいとよく言われますが新潟と茨城のハーフです。好きなものは犬と酸っぱいもの全般。それと、地元の人に頼って穴場を聞きながら周る旅が好きで上記サイトでレポートしたりしています。
今日のおやつは、
福井県鯖江市にある老舗「ヨーロッパン・キムラヤ」の
大福あんぱん。
米どころの北陸で作られたもち米と、
北海道産小豆をたっぷりつかった大福もちを
特製のブリオッシュ生地で包んで焼いたものです。
そのままいただいてもモチモチとした食感で
おいしいそうですが、今回はもうひとつのおすすめの食べ方で。
レンジで30秒ほど加熱してみます。
温まったことで少しシットリとなり、さらに柔らかさを増したパン。
割ってみると…
中からお餅と小豆がとろけ出てきました!
口のなかにトロトロとしたお餅と
ほくほくの小豆の甘さが広がります。
ヨーロッパン・キムラヤは
銀座木村屋ののれん分けのお店。
初代が東京の木村屋で修行中に関東大震災に遭ってしまい
兄の住む鯖江に移り、1927年(昭和2年)に創業。
鯖江の人たちに初めてあんぱんを紹介したり
大正時代にはやった玉子パンをいち早く広めたりと
ハイカラなお店だったそうです。
この大福あんぱんを作ったのは、いたずら好きの二代目。
パリに住む大福好きの友人を驚かすために
パンの中に大福を隠して持っていったのが始まりだとか。
すごい発想ですよね。
袋から出した状態で誰かに食べさせると
面白い反応が見られるかもしれません。ぜひ!
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