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posted:2020.6.2 from:新潟県燕市 genre:買い物・お取り寄せ
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
食パンと具材をプレスしてこんがり焼き上げる、ホットサンド。
とってもおいしいのですが、通常のホットサンドメーカーでは
食パンを2枚使うので、やや量が多め。
そこで今、食パン1枚で焼けるホットサンドメーカーが人気です。
名前は〈ホットサンドソロ〉。
製造メーカーは金属加工の一大産地、燕三条にある〈燕三条キッチン研究所〉。
これはたしかに、心惹かれます。
食パンで具材を包み、約5〜6分加熱すれば、
ふちはカリッと、中はふんわり熱々のホットサンドができ上がり。
具がこぼれにくく素早く食べられるから、朝食にもぴったり。
カレーのようなとろりとした具もしっかり包めます。
人気の理由のひとつが、カリカリで、波形の見た目もかわいいふち。
これは、パンの端がはみ出ないように収め、
しっかり圧着させるために生み出された形なのだとか。
こだわりと技術が一体化したデザインは、さすが燕三条製です。
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燕三条キッチン研究所は、2017年に立ち上げられた、
クリエイターとメーカーのコラボチーム。
キッチンツールの開発には、
多様な視点が不可欠だという考えのもと、
燕三条の伝統ある金属加工メーカー、
ブランドプロデューサー、プロダクトデザイナー、
グラフィックデザイナー、コピーライターが集まり結成されました。
ブランドの方向性、製品の企画、開発、販売、コミュニケーションなど、
すべての活動を全メンバーで共有し、
対話と試作を重ねながらものづくりを進めています。
コンセプトは、「そもそも」(Why)「いつ」(When)
「だれが」(Who) 「なにを」(What)という4つの“W”と、
「どのように」(How) というキーワードからなる「4w1h」。
たとえばホットサンドソロは、
When = 朝は小食。
Who = トースト1枚がちょうどいい人。
What = 野菜やタンパク質もプラスしたい。たとえばホットサンドのように。
Why = 食パン2枚は多い?
という4つの条件から「朝食には食パン1枚のホットサンドがちょうどいい」
という結論(How)が導き出されました。
燕三条キッチン研究所は、ホットサンドソロのほかにも
手狭なキッチンでもサッと揚げものができる「コンパクトフライヤー」や
フライパンと鍋がひとつになった「ひし形フライパン」などを発売しています。
ホットサンドソロは公式オンラインストアにて予約販売を行っていますが、
注文が殺到しているため、ただ今品切れ中とのこと。
今後の販売予定はインスタグラムにて発表されます。
また、三条市〈村の鍛冶屋SHOP〉や
東京都世田谷〈二子玉川 蔦屋家電〉などでも取り扱いがあります。
詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
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ホットサンドソロ
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